【番外編⑦】引っ越しー圭太sideー
ライブが終わって、メンバーと祐也のマネージャーとともにお見舞いに来ていた。
すでに消灯時間を迎えており、無理を言っていれてもらう。
トントン...
405号室をノックするが.返事はなかった。
メンバーと見合わせ、そっとドアを開ける。
と、すぐに閉める。
「は、なんだよ?圭太。開けろよ。」
メンバーの槙太陽がドアを開けるよう催促する。
「俺は無理。目に悪い。」
中で起きていることを伝える気にもならない。
マネージャーをみると、あっちの方を見ている。
うわ〜!これわかっててやったやつじゃん。
「なんだよ、もったいぶって。」
「そんなに開けたいならどうぞ?
見た後傷ついても知らねーからな!」
「おい、そんな祐也落ち込んでんのかよ。」
太陽がドアをそっと開けて.....、すぐに閉めた。
盛大なため息とともに。
「俺ら来なくても大丈夫だったな?」
「だな。」
「はいはい、じゃあ明日もあることだし帰るわよ〜」
呑気なマネージャー。
じーっと見つめてみる。
俺の目線に気づいた彼女は、やれやれと言わんばかりに答える。
「そこまで頼んだわけじゃないわよ?でも彼女なら残りたいって言うかな〜と思ったから根回しはしといた。」
だそうだ。
部屋の中ではベットサイドの椅子に優さんが座りながらベットに寄りかかり、2人で手を繋いで寝ていた。
訪問者があったことも知らずに。
夜空の星は綺麗に輝いていた。




