彼になら笑われても構わない
ー振り返ると笑顔ありー
「眺めいいでしょ?」
「はい!めちゃくちゃ夜景綺麗です!」
あなたの部屋で!隣で!観られるって言いたかったけど、それは隠しといて...
彼の手にはスーパーの袋。
あ、と彼は袋を見る。
「ごめん、もう遅かったからかあんまりいいのなくてさ。」
「そんなそんな、何でもいいんです!賞味期限切れたものでも構いませんっ!!」
思わず吹き出して笑う彼。
「もー!これでも我慢してたんだけど、今のはやばいでしょ?面白すぎるわ。」
うええぇ、またやらかしている...。
「ま、とりあえず食べよっか。」
今買ってきたお弁当を袋から出し、椅子に手を差し伸べ
「どうぞ。」
「あ、ありがとうございます(涙)」
2人でいただきますをして、美味しく頂きました。
あー、今気づいたけど、朝ごはんから何も食べてないや。
美味しいなぁ〜と思わず微笑んでしまう。
こんなことあるんだな〜
人生悪いことばっかじゃないなぁ〜♫
.....。は!お金!
「あのー...」
「ん?なぁに?」
「お弁当のお金返します...!!」
「ん?いーのいーの。気にしないで。これ、割引のやつだし。」
「いやいや、ここまでお世話になっておきながらそんな!」
私も引き下がれない。会えただけでも私のテンションチョモランマだ。
「んー...じゃあさ、明日部屋の掃除してくれる?それでチャラね。」
「お、お安い御用です!!他にもやりますので、おっしゃってください!」
「まぁまぁ、落ち着いて。今日は疲れただろうから、お風呂入って早く休みな。これからのことはまた明日考えよ?」
あー、神対応すぎる...
「あ、ありがとうございます...」
「ん?あれ?また泣いてる?泣き虫だなぁ〜」
と彼は笑いながら私の頭をぽんぽんしてくれた。




