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【番外編⑦】引っ越しー祐也sideー
「はぁ..ばか!あれほど注意しなさいって言ってたのに!!何やってんのよ!!」
慣れない白いシーツが敷かれたベットの上に上半身だけ起こし、絶賛マネージャーに叱られ中。
いつもよりため息でかい...。
何やったんだ。
俺のために来てくれるファンの子に申し訳なかった。
今日イチのかっこいい姿見せるつもりだったのに。
あの後近くの病院に運ばれ、剥離骨折してることがわかった。
右足にはギプスが巻かれている。
しばらく安静が必要と、ツアー参加もドクターストップがかかってしまった。
はぁ....。浮かれすぎた。
今まで仕事は仕事としてちゃんとその時のベストを尽くしてやってきた。
注意事項も聞いてたはずなのに....。
「ちゃんと治してから復帰よ?
無理して出てきたら...わかってるわよね?」
「はい....。」
「それと!3日は大事をとって入院だから。彼女にも連絡しといたわよ?」
「.....は?」
彼女?優ちゃんに...?は?なんで番号知ってんの?なんで彼女に電話したの?!
「いるもの持ってきてくれるって。
よかったわね、優しい彼女さんで!!」
有無を言わさぬ様子で捨てゼリフを吐き、今日は帰ると部屋を出て行った。
思わず頭を抱えた。
まじかよ...!
こんな姿見せられねぇよ...。




