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【番外編⑦】引っ越しー祐也sideー
彼女がまたこの家に戻ってきてくれるのが嬉しくて。
でもあの頃の気持ちとは違う。
だから戻ってきてくれるというか、新しい気持ちなわけだけど。
圭太にも俺が浮かれてるのはバレていた。
もちろん他のメンバーにも。
嬉しいことは嬉しいし!
隠すことでもないし!
早く引っ越してきてほしいけど、なかなか引っ越しの準備が進まなかったりで、停滞してる。
むず痒さはあるけど、約束があることでテンションは上がりっぱなしだった。
ミーティングで今日のステージ会場の注意点を言われてるときだった。
「おい、高杉!ここ、いつもより狭いから行きすぎるなよ?」
「はいはーい!わかってますよ♫」
だからみんなの心配そうな視線が集まってることには気づかなかった。




