74/84
【番外編⑦】引っ越し
祐也くんのおうちへ引っ越すことが決まり、私は浮かれていた。
暇を見つけて荷造りを始めてる。
全部持ってくと邪魔だよなぁなんて、幸せを感じながら考えていた。
持っていけない分は実家に送ろうかな。
お母さんに連絡すると、初めはびっくりしていたが、芸能人の彼と幼馴染の彼が同一人物なのは知ってたらしい。
『だって、あの頃のあんた、相当凹んでたから。
芸能活動のためのお引っ越しも知ってたし。
蒸し返すようなことできないじゃない?
いつのまにかテレビとか追っかけてたから気づいてるんだと思ってたわ。
まさか再会するとはねぇ〜』
と。
いやいや、知ってたなら教えてよ!
私のツッコミはあっけなく散る。




