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私の彼は  作者: Chiruha
番外編
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【番外編⑥】音楽ー祐也sideー

「ね、せっかく会えたし、うち寄ってかない?」

外だと抱きしめたいのにできないのが焦れったくて思わず彼女を誘う。

「え?でもお仕事じゃ...」

今日の夜歌番組の収録が入っていた。

でもまだ少しなら余裕がある。

「仕事までの間、ちょっとだけだけど。だめ?」

彼女はふるふると首を横に振る。

「だ、めじゃない...!!」

「よかった。じゃ、いこっか。」

彼女の手を握り直し、家へ向かう。

「優ちゃん、今日は?」

「仕事終わりに寄ったの。」

「そっかそっか、お疲れ。

あの公園、よく来るの?」

彼女は目線を外し、言葉を迷っている。

どゆこと?

...よく、来るのか?

少し待っていると彼女はこちらを向いて、また目線を外す。

「あの....会えないって分かってても会いたくなった時、行く...かな。」

「へ?」

「ご、ごめんね!お仕事で忙しいの分かってるの。

でも、この公園にいたらあの日のこと思い出すんだ。

祐也くんと会えたのは奇跡かなって考えちゃう。」

「...今でも奇跡だと思ってる?」

「テレビに出てる祐也くんはキラキラしてて....思う時あるよ。」

「優ちゃん....。」

「祐也くんアイドルなんだもん。

キラキラしてないと、だよね!」

私もアイドルな祐也くん好きで追いかけてたし!と彼女は上を向く。

「俺といないとき、不安?」

「へっ?あ、いや...その....不安っていうか....もっと....」

「もっと?」

「いや、なんでもない!」

「嘘だ。優ちゃん、こっち見て?」

彼女の頰を両手で挟む。

「優ちゃんが思ってること、聞かせて?」

彼女の目がようやくあう。

「だって、甘え過ぎてる。」

「彼氏が彼女のこと甘やかしたらだめなの?」

「そんなことはないけど...。

私は...祐也くんに何か返せることないかなって考えてたの。」

返す?

再会できて、恋人になれて、幸せでこれ以上ないくらいなのに。

「十分すぎるくらい貰ってるよ...?」

彼女の目が不安げに揺れる。

「私、負担になってない?」

「....?もしかして、こないだのこと?」

こくりと彼女は頷く。

「優ちゃんの顔見たら、元気になれるんだけどなぁ〜?」

「でも、私のせいで寝る時間減っちゃったよね?」

「まぁ、睡眠も大事よ?

でも、会えない方が辛いから。

ほんとは毎日でも会いたい。」

彼女の頰は熱をもつ。

「照れてるとこもかわいい♫」

というと、彼女は両手で顔を隠してしまった。

そっと頰から手を離そうとすると手を握られる。

なんだ?

「わ、私もいつも会いたいと思ってるよ。

祐也くんに会えない日は淋しいし、会える日は朝から仕事頑張れる。」

「じゃあ、俺たち同じ気持ちだね♡」

話をしてる間に部屋についていたため、彼女をぎゅーっと抱きしめた。

そっと背中に回る腕の感触が嬉しかった。

5000pvありがとうございます!!

1日で200pv超えることもありめちゃ喜んでいます...!!

ブックマークしていただいている方々も毎回読んでいただき感謝です♡

過去のお話も考えたりしていますので、もうしばらくお付き合いくださいませ。

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