【番外編⑤】こっそりー祐也sideー
今日は泊まりのロケだと彼女にはその日の朝メッセージで伝えていた。
その時は“頑張ってね”と返事があって、それだけで頑張れる気がした。
単純だなぁ...。
まぁ初めから仕事は一生懸命やらせてもらってるから、彼女のおかげでパワーアップというとこだろうか。
そんな彼女から夜にメッセージが届く。
俺がいないのに家に来たい...。
それがどういうことかは....わからなかった。
そんな俺の家気に入ってくれたかな?
それはそれで嬉しいけど。
チョコも家を空けるため、母親に預けてある。
....これはあれだな。
俺に会いたいって遠回しに言ってるのか?
んー...都内だから帰れないことはないけど、朝早いって言ってたから泊まりにしたはずなんだよな。
マネージャーへ朝の時間を尋ねる。
ふんふん、5時か。
「はぇーな!」
俺のツッコミに呆れ顔のマネージャー。
「だから前から時間言ってあったでしょ?
車に乗って移動なのよ。」
「じゃあ、寝れる...?」
「ざっと2時間くらいね。」
「りょーかい!ならなら、俺帰るわ。」
「はっ?!私の言うこと聞いてた?」
「だって俺の家まで1時間もかかんねぇよ?」
「いつ休むのよ。」
「移動時間!」
はぁ...と大きなため息をつくマネージャー。
たぶん俺が帰りたい理由もわかってるんだろう。
「時間厳守よ。」と捨てゼリフを言い、送り出してくれた。




