【番外編④】怪我ー祐也sideー
またある日彼女とレストランで食事しているとき、俺は思わず気がついた。
彼女の右手の人差し指に絆創膏が貼られていた。
「指、どしたの?」
「ん?」
自分の右手の人差し指を指差して示す。
「あぁ!これ?ピーラー使ってたら思わず切っちゃった。」
ピーラーで切ったことないんだけどなぁ、と絆創膏が貼られた指を触りながら彼女は言う。
ピーラー?刃物だよな。
「痛くない...?大丈夫?」
「大丈夫だよ、気にしてくれてありがとう。」
彼女はほんとになんでもなさそうに微笑んでいる。
その時はそれで終わったんだけど...。
レストランから出て、裏通りを歩き始める。
人もいないし、手繋いでもいいかな?
そっと彼女の手に触れると、彼女もそれに応えてくれた。
そっと握りしめると違和感が。
あ!怪我!!
握ったまま、持ち上げ絆創膏を見る。
そっと撫でると彼女はくすぐったそうに「大丈夫だって」と言う。
「でも...ピーラーって痛いでしょ?」
「切った時は痛かったけど....。
若いから治るの早いから!大丈夫!!」
「若いからって(笑)」
彼女は俺のことを励まそうとしてる姿がかわいい。
「じゃあ、若さにプラスしてお祈りしようかな?
早く治りますように♡」
そっと絆創膏の上からキスをする。
彼女の手がさっきよりも熱くなった気がする。
「あ、ありがとう〜///」
照れたこの顔見たかったのもあるけど♫




