表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の彼は  作者: Chiruha
番外編
54/84

【番外編②】やきもち

ドラマも終盤に近づき、釘付けになってたころ。

仕事が終わって帰ってきた彼に気づかなくて。

玄関がガチャリと音を立てても気づかなくて。

たぶん「ただいまー」って言ったと思うけど、それも気づかないくらい集中してしまっていた!!


「あぁ、泣ける...。」

そっと涙を拭ってテレビを見てると、ふわっと甘い香りがしたーと思ったら後ろから彼にハグされていた。

「えええ!あ、あの!祐也くん!お、おかえりなさい!!」

びっくりしすぎて挙動不審である。

いつもなら笑う祐也くんなのに、今はご機嫌ななめそう。

「ご、ごめんね?ドラマ見てて気づかなくて...。」

「LINEしたのに。」

「ふぇ?!ごめんなさい〜!!」

ケータイをみると確かに“今から帰るね。飛んで帰るよ♡」とメッセージが来ていた。

「ごめんね...?」

もう一度謝ってみるけど、彼はむくれている。

「ただいまって言ったのに。」

「む、夢中でして....。」

抱きしめる腕に力が入る。

「この俳優さん、好きなの?」

「え..?」

さっきまでの表情と違くて。

犬だとすると耳もしっぽ完全に垂れ下がってる。

もしかして...やきもち...?

うあああ、ムズムズする!

嬉しい...んだけど、ここは笑っちゃダメだよな...!!

「わ、笑ってるってことは...」

おと!笑ってた?!私!演技下手!

彼の腕はそっと離れていこうとするため、それを掴んで逃げられないようにする。

「優ちゃん...?」

彼の顔をみる。

私の気持ち伝わりますように。

「このお話の原作読んだことがあって。

展開わかってるんだけど、やっぱドラマは変えてあるとこあるし、面白くて見てたの。

だからこの人が好きっていうよりは、お話が好きだよ。」

私の話を聞きながら、彼の目は見開かれていった。

「...てことは?」

「?」

「この俳優さんより俺のことが」

あぁ、そういうことか。

にっこり笑って「大好き」と答えると彼は「俺も大好きだよ」と言って抱きしめ直してくれた。

前から実は書きたかったお話。

俺とアイツどっちが好きなの?!みたいな。

想像するだけでかわいいなぁってなりますw


3000pvありがとうございます(*゜▽゜*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ