表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の彼は  作者: Chiruha
本編
2/84

仕事なし、つまりニート。

前回とんでもないことに憧れのお店に採用されたけど、間違えて同姓同名の人を雇ったため、私の採用はなしになった。

もうショックすぎて最後の方はなに話ししてたか覚えていない。


はぁ...つまり、私ニート。

前まで働いてた貯金はあるけど、一人暮らしをするなら、なるべく早く次の仕事を見つけないと。

バイトでもいいし!

ポジティブ、ポジティブ!

こんなことで負けちゃいられない。


夕方に引っ越し屋さんのトラックが来る予定になっていたため、アパートへ向かう。

お店からはそんなに離れておらず(働くつもりだったから、近くに借りたのに....あぁ、だめだめポジティブ、ポジティブ!)、迷わずに着いた。

ちょうど引っ越し屋さんのトラックもアパート前に止まっている。

アパートの前にいるのは大家さんであろうか?

60過ぎの女の人が引っ越し屋さんの人と話ししている。

私はかけよって

「遅くなってすみません!桜井優といいます。今日からよろしくお願いします!」

と簡単であるが、挨拶する。

がしかし、おば様見覚えのある困り顔....

「んー...今、ちょうどその話ししてたんだけどね。桜井優さんって人が入居していて、もう空き部屋がないのよ。まさか2人も同じ名前の人がくるなんて思わなかったし、仲介業者が間違えたと今まで思ってたのよね。

どうしようかしらねぇ〜」

開いた口が塞がらないとはこのことである。

なぜ私と同姓同名の彼女は同じところで働きたくて、同じところに住みたかったのか....

「あ、あのー、その桜井優さんって今ご在宅でしょうか...?」

ダメ元で聞いてみる。

会ってみて何するの?って聞かれても困るんだけど。するとおば様

「ごめんなさいね、あの人忙しいみたいで夜遅くにしか帰ってこないみたいなのよ〜」

て、簡単には会えないですよねー....

「すみません、そうですよね....。とりあえずホテル探そうかな....あ、引っ越しの荷物どうしよう...」

引っ越し屋さんの人も困り顔。ホテルに運んでもらうにしては量があるしな....

「少しの期間預かってもらうことってできませんでしょうか....?」

「んー....今回のは異例すぎるからなぁ....無理っていっても、この荷物どうしようもないだろ?1週間預かってあげるよ。それまでにこれからどうするか決めな。」

なんと優しい!都会に出てきて初めての優しさ!

人情溢れる方に出会えてよかった!

私は思いつく限りのお礼を伝え、好意に甘えさせていただくことにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ