朝
ちゅんちゅんちゅん...
鳥の鳴き声が聞こえる。
まだ眠たいけどそろそろ起きなくちゃ。
今日も頑張らないとー....?
あれ?昨日そんなことを考えながら、どうしたんだっけ?
てかここどこだ!
ベットの上である。
いや、そんなこと分かってる!
問題はどうやってここにいるか!
だんだん目が覚めてきたため、がばっと起き上がるとやはり知らない部屋。
布団から甘い香りがする。
ドキっとしてしまう。
でも彼の姿はなかった。
ドアから出てみる。
...誰もいない。
机の上にメモと鍵が置いてあった。
なになに...
朝早くの集合だったから会えなくてごめんね?
自由に部屋使ってもらって大丈夫だけど、出かけたくなったら鍵使って。
メモと鍵を見比べる。
メモにはここの部屋の住所が書かれていた。
これで出かけても迷子にはならない。
いやいや、だからそういう問題ではないのだ!
こんな得体も知れない私に鍵を!住所を!教えるなんて祐也くん大丈夫だろうか?!
私が彼のファンであることも気づいてないはず!
私が犯罪者だったらどうするのだ!
しかも鍵!
鍵ってやっぱ憧れのアイテムである。
私なんかに提供すべき品ではない。
でも信用してもらってるのかなと嬉しくてニヤニヤが止まらない。(この部屋に私以外に誰もいなくてよかった)
今後のこともあるし鍵はありがたいが、これは絶対になくしてはいけない!!
出かけるときは鞄の内側のチャックのあるポッケにいれよう...
謎の誓いを立てる私であった。




