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  作者: F
1/1

卵2

日が昇るころ、僕は檻の中にいた。

ここは広くて過ごしやすい。前いたケージとは大違いだ。

今日も一個、卵を産んでいた。その時だった。

背後を包む手袋の感触が僕をどこかへ連れていく。


いきなり衝撃が走って驚いた。かごに入れられたみたいだ。

何処へ行くのだろう?


目を覚ますと、僕は知りもしない施設に送られていた。

鉄の匂いが鼻を衝いた。

仲間たちが放血しているのが目に入る。



それから走馬灯をみていたのだろうか。


僕の産んだ卵はどこへ?

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