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スキルホルダーになったので、ダンジョンで無双します!  作者: よだれどり星人
1章 『スキルのことがよく分かるスキル』
44/92

「第44話 - 新たなスキルと成長への道」

アキトは火魔法ゴブリンから奪取したスキルオーブを手に、ステータスを確認する。


-------------------

プレイヤーランク ★

プレイヤーレベル 7→10

 次のレベルまで 176→71

 累積経験値 772→1522

ステータス

 HP 106→109

 MP 15→18

スキル

『スキルのことがよく分かるスキル』 -

『矢をたくさん打てるスキル』 ★

『魔法がチョットだけ大きくなるスキル』 ★

-------------------


「おうおう、相当経験値稼いだよね。2層のゴブリンが1匹5経験値って計算で、150匹くらい倒したことになるのか?」


アキトは驚きを隠せない。しかし、すぐに彼は気づいてしまう。


「1000匹の集落を狙って150というのはもったいないな。850匹分の経験値を取り逃している」


彼は頭を抱える。もっと効率的に狩りを進めなければ、強敵に立ち向かえるようにはならないだろう。


「もう少し何か工夫しないと、というか強くもならないと怖いよなぁ」


アキトは溜息をつきながら、手に入れたスキルオーブを見つめる。


「スキルオーブ、売ろうかな。でも、これって多分、もしかしたら矢の魔法とシナジーがあるよね」


彼は悩んだ末に、決断する。


「使っちゃおう」


アキトはスキルオーブを握りしめると、力を込めた。オーブが光り輝き、彼の体に吸収されていく。


-------------------

プレイヤーランク ★

プレイヤーレベル 10

 次のレベルまで 71

 累積経験値 1522

ステータス

 HP 109

 MP 18

スキル

『スキルのことがよく分かるスキル』 -

『矢をたくさん打てるスキル』 ★

『魔法がチョットだけ大きくなるスキル』 ★

(New)『火魔法スキル』 ★

-------------------


「よし、『火魔法スキル』を手に入れた!」


アキトは喜びを隠せない。新たなスキルを得たことで、彼の可能性はさらに広がったのだ。


「さて、早速何かしてみようか」


しかし、彼はすぐに行き詰まってしまう。


「って、何もできねぇ。『スキルのことがよく分かるスキル』と相談案件か?」


アキトは自分のスキルに話しかけてみる。すると、スキルから困っている気配を感じ取った。


「わかるも何も、何も知らないのに使えねぇだろうよと...」


彼は苦笑する。確かに、スキルを使いこなすには知識が必要だ。


「基本的に無知というか、世間からおいていかれている俺でも知ってる。なんか魔法スキルを授かった人は、魔法学校に通うらしい」


アキトは思い出す。魔法スキルを手に入れた者は、使い方を学ぶために魔法学校へ通うのが一般的らしい。スキルというものが授かれるようになってから、高校の教育課程に選択科目として魔法科目ができたとか。


「30にもなって学生に混じって学校に行くの、結構......やばい感じがする。犯罪的な感じがしないか?」


彼は頭を抱える。年齢的に、学生と一緒に学ぶのは憚られる。


「金森さんに相談案件だな。とはいえ、交渉材料が何もない。何か良さげなオーブを持っていってお願いしてみるか」


アキトは思案する。金森なら、彼の成長を手助けしてくれるかもしれない。ただ、そのためには何かお返しが必要だろう。


「よし、良さげなオーブを探しに行くか!」


彼は意を決して、ゴブリン討伐に向かうのだった。


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