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スキルホルダーになったので、ダンジョンで無双します!  作者: よだれどり星人
1章 『スキルのことがよく分かるスキル』
34/92

「第34話 - 金森の野望」

 高級マンションの一室で、金森は窓の外の夜景を眺めていた。彼女の脳裏には、先ほどまでアキトとの会話が蘇っている。


 「アキト...あの男は、とんでもない存在だわ」


 金森は呟くと、自分の身を抱くようにして打ち震えた。


 彼女は『お金を稼ぐ力が見えるスキル』を持っている。スカウトとして最も重宝されるスキルは『相手の強さがわかるスキル』だと言われているが、金森のスキルはあまり重宝されてこなかった。


 「私は、一人でなんとかやってきた.....」


 金森は自嘲気味に呟く。他のスカウトの反応を利用して、自分のスキルと組み合わせることで、将来伸びる冒険者を見出し、取引を続けてきたのだ。


 (今では国の限られた鑑定枠を分けてもらえるまでになった......)


 彼女は努力を重ねてきた。そして、その努力が実を結んだのだ。


 そんな金森が、アキトの顔を思い浮かべて身を震わせている。


 「あれは...あれは間違いない。奴はスキルオーブを狙って手に入れられる人間だ」


 彼女の直感が、スキルが、そう告げていた。


 「私が、いち早く彼に気づいたのよ」


 初めて試験会場で彼に会ったとき、彼のオーラに圧倒された。彼が纏うオーラは彼女が今まで見てきたどんな金持ちよりも圧倒的で、底が見えなかった。


 弓を持っていたからという理由だけで、まわりのスカウトは全員興味を失っていた。


 「馬鹿な奴らだ、本当に......」


 金森は勝ち誇ったように笑う。


 「アキトは他人からの干渉を嫌う。私は言われたことをして、聞かれたことに答えるだけの人間でなければならない」


 彼女の野望は、アキトを独占することだった。


 「誰にも渡さない...アキトは、私だけのものよ」


 彼女の瞳には、狂気にも近い光が宿っていた。

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[一言] 自制心が働いてるなら問題はないが……
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