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余命
人生を画用紙に例えよう。
好きな色をかいて無限大のワクワクがあったはずが、第三者によって絵の具をぶちまけられた真っ黒にそめあげられた。
そんな感覚
誰にも共有できない孤独
してしまうと迷惑がかかるから。
それでも一緒にいてくれたのが若者くんだった。
人生を歩んでいきたいそうおもえる人間だった。
かれはかのじょでかのじょでありかれである。
余命が一年もないのだ。
いっしょにゲームしたり動画見たりしたが、これもぜんぶおもいでになってしまうのか。
寂しかった悲しかったどうしていいかわからない
だれかこたえをおしえて




