薬のODと学習意欲の増加について
薬のodにより、俺はいろんな意味で社会を学んだ。
アッパーとダウナーのマリアージュによって起こる多幸感とエフェドリンによるやる気のリボルバーの充填感がたまらなくよかった。
陰鬱な幻聴による嫌みや悪口の情報はおれの精神を徐々に確かに蝕んでいった。
薬のおかげで幻聴はあまりきにならずにすむようになった。
心ががんじがらめの毛糸をほどききったときのように健やかで爽快な時間がおとずれた。
しかし、心臓に負担をかけて寿命を削っていく感覚にハンターハンターオタクの俺はクラピカのエンペラーTIMEからフレーズをいただき万能感と集中力、物事への持続力の増加をするかわりに身体に悪影響をもたらす行為を皇帝時間【エンペラーTIME】となづけていた。
この薬を頭文字からとってEと呼ぶこととする、また違う薬で宇宙へと意識がたびだち完全にダウナーオンリーの薬をCとかくことにする。
Eは学習意欲を高めてくれた。
大量生産をはじめたフォード社の話やイノベーターのジレンマという企業がかかえる問題や垂直統合することによる企業のコスト削減方法など、あげればまだあるが確実に知識をふやしてくれていた。
Cは虚無感と悟りを与えてくれた、俺は怒らない人間へと成長した。不思議な薬だ。ポケモンかな?
かなり身体に負担をかけていたと思う。
Eは大学卒業と共にやめたがCはいまだにodしている。幻聴がうるさいのだ、心臓のことなどかんがえてられない、精神科に通院するようになるまで後10年はかかるが未だに幻聴はきえないのが問題だ。
しねだのきもいだの、ネガティブな言葉が他人と虚空から木霊する。頭がおかしくなりそうで薬のodはやめられなかった。飲んでいるときはあまりきにならないのだ。思考が鈍くなるからだ。
糖質制限ダイエットとであい俺は、一年半かけて45kgの減量に成功した。
砂肝をゆでて豆腐とぽんずでくったり、糖質ゼロ麺でカレーをかけてくっていた。
1日なにもくわず豪華に次の日ローストビーフ500gなどつくって忍んでいた。
筋トレもついでにやった。
一年半で劇的に痩せた俺は、マンションから引っ越しするときに男前になったなぁ!と管理人のおばさんから言われて嬉しかったのをおぼえている。
部屋は心の現れというがそのとおりで、ゴミ屋敷に近かった部屋の片付けに2日三人がかりでかかった。
心にすこしそよ風が吹いた気がした。
贅肉とゴミの処分がすんですっきりしたからだ。
話は社会人編へとすすむ。よんでくれて有り難う!




