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将軍王のココロザシ  作者: TAK
第一部第二章~AUへの第一歩
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初仕事

さる朝のAU会館で、ケントとジジョッタが伝言板に向かうと、伝言板には、

『メイド連れのAUへ、至急依頼窓口へ来られたし。』

と書かれていた。二人は指定された場所へ向かった。


依頼の窓口の受付のヴァルキリーと二人は対面した。

「ケント様、ジジョッタ様、お待ちしておりました。あなた方への依頼です。」

ヴァルキリーはケントに依頼の書類を渡した。依頼の書類には、依頼主は例の宿屋で、依頼内容は要人拘束、対象はニュートラル男性、理由は不法侵入並びに器物損壊罪、報酬は5KG(うち1KGは施設に納入)と書かれていた。

「いよいよあの犯人を捕まえるんだな。よーし!」

「お待ちください。まだ何か書かれています。」

ジジョッタが備考を調べてみると、『まずはクローバーナイツ本部に来られたし。』と書かれていた。

「まずは本部に行ってみましょう。全てはそれからです。」

二人はクローバーナイツ本部に向かった。


クローバーナイツ本部で二人を出迎えたのはエルフェミスとエルフッドにGR一同だった。

「よく来たわね。では、例の依頼について話します。まず、あなた達には要人を誘き出す囮になって貰います。要人は間違いなく金髪の女性の居場所を聞き出すでしょう。その質問には絶対に答えない事。要人とあなた達との会話の内容次第では要人が犯人である決め手となります。ジジョッタ、あなたは要人が出てきたらその要人の挙動や会話等を絶対に記録しておいて。」

「はい。」

「それからエルフッド、あなたはGRを率いて茂みの中に隠れてて。わたしの合図で一斉に拘束にかかりなさい。」

「承知しました、姉上。」

「それでは、他に何かないかしら?」

「エルフェミス様、僕は宿屋の鍵を借りたまま返してませんし、剣を宿屋に預けっぱなしです。鍵を返すために宿屋に行くという事でよろしいでしょうか。」

「ちょうど良いわね。では、AU会館で色々準備なさい。それから、相手は賊の可能性が高いからKクラスの金は持たないのが吉ね。」

「はい。」

ケントはAU会館の自室に置いた宿屋の鍵を取りに行ったついでに、AU銀行に14KGを預けて本部に戻った。


いよいよ作戦開始の刻を迎えた。

「では、あなた達は先に行ってて。わたし、とっておきの準備をしてくるから。」

一行は本部を出て宿屋に向かった。ケントとジジョッタは道を進み、エルフッドの率いるGRは道の両脇の茂みを伝って進んでいた。エルフェミスは本部で何か準備をしているのだが一体何だろうか…。


そして本部を出て1h後に異変が起こった。

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ジジョッタの悲鳴が聞こえた瞬間、ケントが何があったのか見まわすと…、

「へっへっへっ…、兄ちゃんよォ…、ちょっと(つら)貸してくれよ!」

『賊』の一言に尽きる程極めて野蛮な出で立ちの男性がジジョッタを捕らえて彼女の首に斧を押し当てた。ケントは極めて威圧的な光景に恐慌した。果たしてケント達はこの窮地を脱する事が出来るのか?

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