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お兄は天才

 

 新たに現れた魔物たちに、驚いた僕とカール、そしてカールのお付き達。


「——くっ、この!」


 その中でも、カールはさすがで唯一持っていた盾を瞬時に構えた。


 SYUAAA!!

 KSYAAA!!


 雄叫びを上げ、威嚇する二匹の魔物。先ほどのヘビの魔物と戦って消耗している二人には絶望的な展開だ。


「逃げろ!」

「カールさんは!?」

「何とかする! 良いから逃げ——」


 KISYHAA!!


「くぅう!!」

「カールさん!?」


 盾を構えて魔物と対峙したカールは取り巻きを逃がそうとするが、アリの魔物が振るった足を盾で受け止めきれずに後退る。それを見て、悲鳴を上げる取り巻き。


「馬鹿野郎! お前がとっとと逃げないと、俺も逃げられないんだっ!! 良いから早く行けっ!!」

「カールさんっ!! 済みませんっ!!」


 取り巻きの男が逃げ出そうとするが、そこに、


 SYAAAA!!


 クモの魔物が待ち受ける! そのあまりの迫力にへたり込む取り巻き。


「馬鹿、早く逃げろっ!!」

「〈世界に命じる!火を生み出し飛ばせ!ファイアボール!!〉」


 カールの叫び声。同時に詠唱を終えていた僕は杖に魔力を通すと、杖の先に火の玉を生み出す。


「はあぁ!」


 気合いと共に杖を振るい、火の玉をアリの魔物に飛ばす。魔物は本能的に火を恐れるはずだ!

 だが。


 バシュウッ!


「えっ?」


 呆気に取られた。信じられない事に、アリの魔物は火の玉を怖がるどころかその固い甲殻で、あろう事か僕の放った火の玉を弾き消したのだ。威力は悪く無かったはずだ。その速さも大きさも。ただ単純に、あのアリのレベルが高かった、それだけだ。


「ちっ、使えないやつだ……」


 カールが文句を言うが、普段よりも威勢が無い。それもそうだ、今にも殺されそうなのだから。カールは剣が無い。取り巻きは蹲り震え、僕に至っては唯一の攻撃魔法である〈ファイアーボール〉が効かないのだから。


 KISYAANN!

 SHYAAAA!


 カールに向けて、ゆっくりと牙を近付けるアリの魔物。

 取り巻きに向けて、8本ある足の内の一本を高々と掲げるクモの魔物。


「くそ、くそ、くそぉ!!」

「ひぃぃぃ!? 母ちゃぁぁんっ!!」


(くそ、考えろ! 何か無いか考えるんだっ!!)


 しかし、焦っている為か何も思い浮かばない。今にもカールと取り巻きが殺されそうなのに!


 KSHYAAA!!

 SHYAAAA!!


 2匹の魔物がほぼ同時に動き、2匹の獲物に止めを刺しに行く!


 が、


「〈世界に命ずる!風を生み出し飛ばせ!ウィンドカッター!!〉」


 何処からか詠唱が聞こえたかと思うと、2匹の魔物に向かって、三日月型の大きな風の刃が飛んでいく!


 ザシュウウウッ!


 KISHYA……!?

 SUHYAA……!?


 体を真っ二つにされた2匹の魔物は大量のどす黒い血を撒き散らしながら息絶える。


「ふふん、こんなもんかな♪」


 風の刃が飛んできた方を見ると、腰に手を当てて胸を張る髪の女の子、サラが居た。


「ありがとう、サラ。助かったよ」


 嬉しそうにこっちに向かってくるサラに、お礼を言う。


「ううん、お兄の事を守るって約束したんだもん。これくらい当然だよ♪」


 と、そのまま僕に抱きついてきたサラは、僕の服に顔を埋める。そして、お兄の匂い~♪と言いながら、顔をグリグリと押し付けた後、パッと顔を上げ、僕を見上げながら、


「それに~? お兄を馬鹿にする声も聞こえたから、懲らしめてやろうかと思って~?」


 と、見上げた顔をぐるりと横に向ける。その視線の先にはボロボロの盾を杖代わりにして、何とか立っているカールと、蹲り頭を抱えて震えている取り巻きの姿があった。良く見ると、取り巻きの黄土色のズボンの一部には大きな染みが拡がっている。


「あなた達! 前もお兄の事を馬鹿にしてたでしょ! 言っておくけど、お兄が居なかったら、あなた達なんてとっくに魔物のお腹の中なんだからね!」

「なんだと?」

「おい、サラ。止めろって」

「お兄は黙ってて! さっき、ヘビの魔物にそっちの人が襲われた時、お兄が〈ライティング〉の魔法をぶつけてたでしょ?」

「ああ、それがなんだ?!」

「あれはね、簡単そうに見えて、かなり難しいのよ? あなた達戦士職の人間には分からないかもしれないけれど、ちゃんと狙った所に当てるっていうのは凄い事なんだから!」


 サラが大声で訴える。たしかにサラの言う様に、〈ファイアーボール〉などの玉状の魔法を、狙った場所に当てるのは結構難しい。それは、玉状の魔法は風などの影響を受けやすく、またある程度魔力のある魔法使いなら、魔法が多少外れても一定程度の威力がある為、弱点箇所などに狙いを定めなくても当てるだけで相手を殺傷する事が出来るので、普段から狙いを定めるという事をあまりしないらしい。なので、玉状の魔法を狙い通り当てるのは難しいとされているのだ。だが、僕の場合はもともと魔法の威力が低い為、相手の弱点に狙って当てないと倒せなかったので、それが当たり前になっていた。


「良い!? お兄はあなた達の言う様な無能な人間じゃ無いの!? 天才なんだから!」


 サラはどう、解った!?と、カール達に指をビシッと指しながら一喝した。


 だが、そう言われて、はいそうですかとはならないのがカールである。

 サラの言った事が不服だったのか、


「ちっ、スペルマスターだか何だか知らないが、偉そうに言いやがって……。おい!いつまで震えているんだ! さっさと行くぞ! いつまでもこんな所に居ると、あの馬鹿兄妹が煩くて堪らないからな!」


 と、蹲る取り巻きの男を半ば引きずる様にして、僕達から離れていく。


(ふー、やれやれ。カールも相変わらずだな)


 サラに助けられたというのに、お礼の一つも無い。前までなら、サラにそんな態度を取るカールに向かっていったと思うのだが、今は何故か呆れ果てるだけだ。憐れな奴だと思うだけだ。


「何よ、あれ! あっかんべーだっ!! ———それにしてもお兄、知らない間に魔力が上がってない? さっきの〈ファイアーボール〉の威力も前に見た時よりも威力が高かったし」


 しかし、サラは違った様で、カールの態度に腹を立てる。だけど、怒りというのはそう長く続かないと言う通り、まぁ、良いわ、とサラはすぐさま機嫌を直すと、こちらを向き、疑問を口にする。


「あぁ、やっぱりサラもそう思う? 実はね、ジョブレベルが上がったみたいなんだ」

「———えっ?」


 僕の答えに、サラはポカーンと口を開け、黙ってしまった。一見間抜けに見えるそんな表情も、サラがやると可愛く見えるから不思議だ。これがアーネだったら、……ん、意外と可愛いかもしれない。


 そんなアホみたいな事を考えている間に、サラはショックから立ち直ったらしく、


「え、え、え?? ちょっと待って? レベルが上がった? お兄の?」

「あぁ」

「レベルか上がったって、もしかして【レベルアップ】の事?」

「そうだよ」

「……うそ……」

「ほんとだって」

「だって、レベルアップは教会にある、【昇華の珠】に触れないと、レベルアップしないんだよっ!?」

「知っているよ。でも、それしか説明付かないだから、仕方無いだろ?」


 ジョブレベルはカテゴリーと違って、サラの言う様に、教会や冒険者ギルドに置かれている昇華の珠に触れて、初めてレベルアップ出来る。僕自身、物心ついてからレベルアップしていないので解らないけれど、レベルアップした事のあるサラが言うには、触れた瞬間、自分の体がフワッと浮き上がる様な、くすぐったい様な、気持ちいい様な、そんな感じがするらしい。結局、聞いても良く解らなかったけれど……。


 サラが驚く様に、昇華の珠に触れずにレベルアップする事はあり得ない、はずだ。だけど、実際に魔力が増したり、魔法の威力が上がったり、魔力が練りやすくなったりしているのだ。これはもう、レベルアップしていると確信している。あとはカテゴリーが上がっているか。



「お兄は昇華の珠に触っていないんだよね?」

「ああ。ここ最近はそれどころじゃなかったし、レベルアップする為の経験も積んで無かったしね。心当たりは……スライムを倒した位だけど……」


 レベルアップする為には、ある程度の知識や経験を積まないとレベルアップしない。その経験も個人やジョブによって様々で、例えば戦士職なら、魔物を倒したとか、剣の扱いに慣れたとか。魔法使いなら魔力を何回練ったとか、魔法を覚えた等。変わった所だと、アーネのジョブである料理人だと、お客さんが増えたとかでレベルアップした事が過去にあったと、補助職用の教科書に載っていたのを、アーネに見せてもらった。


 サラにはそう言うが実際、心当たりが有るかと言えば、日乃出で色々経験したからだと思う。魔法に戦闘にと、あれだけやればレベルアップしていてもおかしくは無いからだ。

 だが、それを知らないサラは、ウーンと唸ったかと思うと、パアっと顔を明るくさせ、


「うーん、スライムじゃ上がらないと思うし……。うん、お兄は天才、そういう事にしておこう。うん!」

「良いのか、それで?」

「いいのいいの。実際に昇華の珠に触れてみない事には、はっきりとした事は分からないんだし、今はそれで良いんじゃない? この戦いが終わってから測ってみればさ。前に測ったのって実技の試験の時?」

「……そうだな。その時から測っていないよ。レベルアップする様な事をしていないしね」


 僕のジョブである召喚士はあまり有名では無いため、どんな経験を積めばレベルアップするのか、教科書には記されていなかった。だけど、基本的に魔法を使っていれば上がる様な気がする。なので、日乃出で経験した事でレベルアップしたっておかしくは無いと思うし、実際それでレベルアップしたと考えるのが正しいと思う。


「お兄、裏の森で剣を振るったり、動物を狩ったり、魔法の練習もしてたから、知らない間にレベルアップしていたんじゃないのかなー?」

「うーん、どうだろ? 戦士職や狩人とかなら上がっていただろうけど、召喚士だからなぁ。ま、サラの言うように昇華の珠で調べてみれば判るさ。それより今は魔物だ!」


 話は終わりと持っていた杖に練った魔力の残りを通していくが、サラは身構えもせずに僕の顔を見ているだけ。


「おい、サラ。まだまだ他にも魔物が居るだろ? こうしている間にも、村の人達が襲われているかもしれない。僕たちが援護しないと」

「ん? それなら大丈夫よ♪  ——そろそろかな?」


 何かを待っているサラ。一体何が?

 ———とその時、


「〈世界に命じる! 古在の頂である水と風の真理を現せ!! ファクトシュトゥルム!!!〉」


 何処からかエマさんの詠唱が聞こえたかと思うと、そこかしこに水の滴と風の刃が生まれ、それらが一斉に魔物達に向かっていく!


 GYUEEEE!?

 SYAAAAA!?

 KYUUUNN!?


 生まれた水の滴と風の刃は魔物を撃ち抜き、あるいは潰し、あるいは切り刻む。

 辺りに魔物の絶叫とむせかえる様な魔物独特の血の匂いが充満する。


「さすが、おばあちゃん。凄い威力だねー」


 エマさんが魔法を使う事に気付いていたサラは感心しているが、僕はその光景を見て、目を見開いていた。

 辺りにはまだ十数体の魔物が居たはずだ。それを一発の魔法で全て撃破するなんて……。


(これが、トライデント……)


 目の当たりにしたその実力に、僕はただ驚くばかりだ。


「サラ、さっきのはエマさんの魔法だよね?」

「うん、そうだね」

「サラはエマさんが魔法を使うことを知っていたのかい?」

「ううん、知らないよ」

「じゃあ、何であの魔法を、エマさんが魔法を使うことに気付けたんだ?」

「あー、それはね、魔力探知を使ったからだよ。お兄を守るのに魔物がどこに居るか知っていなきゃ危ないでしょ? だから、魔力探知を使っていたんだけど、そしたら向こう側に凄い魔力が練られているのを感じて。そんなのおばあちゃんしか居ないでしょ?」

「……なるほど」


 確かに魔力探知なら解る。でも、魔力の大きさ等は解るけれど、魔法をいつ放つとかは僕には判らない。それはきっと、同じ様な強力な魔法を使えるサラだからこそ判る事が出来たのだろう。それにサラの言い方だと、常時魔力探知を発動している事になる。生活魔法である〈サーチ〉は、使用する魔力の量はそんなに多くは無いが、負担が無いわけではない。それをいとも簡単に話すサラも、流石はスペルマスターというところか。


 それに、さっきの魔法———、


「サラ、さっきの魔法、何だか判るかい?」

「んー、多分おばあちゃんの【合成魔法(オリジナル)】だと思う。水と風のね」

「やっぱり」


【合成魔法】はその名の通り、火と水、風や土の魔法の内、二属性以上を組み合わせる事で出来る、教科書にはその存在しか載っていないオリジナル魔法だ。存在しか教科書に載っていないのには理由があって、オリジナル魔法を使える人が僅かにしか居ないこと、教えたからといって使えるとは限らないこと、そして———、


「おばあちゃんの魔力ならそれ位出来るしね」


 サラは事も無げに言うが、それが一番の理由だ。そう、合成魔法を使う際の一番のネックは、消費する膨大な魔力量である。教科書には載っていなかったが、サラが教会の神父さんから聞いた話では、魔力量が【赤】以上でないと使用出来ないらしい。この国に魔力量が赤以上の人が何人居るのか判らないけれど、かなり少ないと思う。現にこの村で魔力量が赤以上は、白のサラしか居なかったのだから。それですら王都まで連絡する大騒ぎになったのだから、赤以上の人間なんて、ほんとに極少数しか居ないんじゃないかと思う。それほどまでにエマさんの放った合成魔法は貴重で滅多に見られないもの。

 しかし、その威力は驚異的だ。その前の後衛職たちが放った個々の魔法よりも多くの魔物を打ち滅ぼしていて、周囲に舞った風塵が散った後には、立っている魔物の姿は無い。


「す、すごい……。全滅だ」

「おばあちゃんの合成魔法(オリジナル)良いなぁ。私ももう少しで、合成魔法(オリジナル)が創れそうなんだけどなー」


 エマさんの魔法の結果に僕は驚き、サラは羨ましがる。魔力量が白判定のサラなら合成魔法も創れるのだろう。一体どんなオリジナル魔法を創り出すのか、妹の事ながら今から楽しみである。


 GAYWWWOOOOO!!!


 そんな時、底冷えのする重低音な咆哮が耳に入る。そう、周りに居た魔物達は倒せたが、一番の脅威であるアースドラゴン、その咆哮だ。その咆哮はまだまだ力に満ちている感じである。


「エマさんの魔法が効いていない!?」

「うぅん、違う。多分おばあちゃんの魔法はアイツには向かっていない」

「……どういう事だ?」

「多分だけど、おばあちゃんはアイツはおじいちゃんに任せたんだと思うの。だから、その邪魔になる他の魔物を自分の魔法でやっつけた」

「……なるほど」


 たしかに、アースドラゴンはイーサンさんに任せて、自分は援護に回ると言っていたからな。

 だけど、他の魔物達が居ない今なら、エマさんの援護は全てアースドラゴンに向けられる。イーサンさんとエマさん。二人のトライデントが力を合わせれば、ドラゴンとて勝てない相手では無い!


「なら、今からはエマさんの魔法は、アースドラゴンに集中するわけだな! それならアースドラゴンも———」

「——それは無理よ、お兄」


 僕の楽観視を否定するサラ。


「どうしてさ? 二人でやれば絶対に勝てる。被害も最小限に抑えられる。それならやらない理由なんて、———まさか?」


 そこで気付いた僕は、


「〈世界に命じる。魔力を示せ。サーチ〉!」


 練っていた魔力を使い、周囲の魔力を探知する。


「やっぱり……」


 僕の気付いた通りの結果だった。その魔力探知には、とてつもなく大きな魔力の反応は二つしかなかった。一つはすぐ近くに居るサラの。そしてもう一つは少し離れた所に。恐らくアースドラゴンのそれだろう。


「さっきの合成魔法(オリジナル)で魔力を使い切った?」

「うん。今のおばあちゃんじゃ、さっきのは使えないと思う。せいぜい第三位格魔法が数回ってところかな」

「そうか」


 それほどの魔力を使う合成魔法に驚くべきか、それとも合成魔法を使ってほとんど魔力を使ったというのに、まだ第三位格の魔法を使える事に驚くべきか……。

 とにかく、これからアースドラゴンとの戦いにおいては、エマさんの援護は期待出来ないという事だ。結構厳しい戦いになると覚悟を決めた時、背中にフワッとサラが抱き着いてくる。


「サ、サラ?」

「大丈夫だよ、お兄! 私が居るもん!」

「……そうだな。サラが居る、それだけでも充分だ!」

「うん! スペルマスターの実力を見せちゃうよ~!!」


 僕の期待に、嬉しそうに答えるサラと一緒に、アースドラゴンの元へと向かう。エマさん以上の魔力量を誇るサラならば、エマさんに負けず劣らずの活躍が出来る。

 だけど、


(誰も死なず、無事にアースドラゴンを倒しても、その後にはアイツが……悪魔が来る!)


 まだアースドラゴンと直接戦ってはいないが、これだけは言える。アイツはあのドラゴンよりも確実に強い、と。そんな敵がこの後に控えている。その戦いの前にトライデントであったエマさんの魔力が無くなってしまった事は痛い。


(それでも、エマさんの判断は正しかったと思う。あとは、生き残った皆で、アイツに立ち向かうしかない!)


 拭えない不安を胸に、イーサンさん達が戦っているであろう戦場へと赴くのであった。


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