わたしがアタシでアタイのワイになるはなし1
昔話をしよう。
小学校の頃でなにが得意だったかというと鉄棒だった。
身長小さめ体重軽め腕相撲は腕のデブ以外には負けないくらいだったから、逆上がりも腕力で回転まで持って行けたし、懸垂も三十回はできた。
足掛け大回転も運動できる奴と同じタイミングくらいでできるようになった。
「他のやつはなんで気合いでできんのやろ?」
「腕に根性乗っけてできるまであがったらもう逆上がりやん?」
みたいなことを考えてたと思う。
あとものすごい優越感に浸っていた。
「ふふん。気合いと根性があればできないことないな!アタイはすごい!」的な。
兄弟は弟以外全員スイミングスクールに入っていたのでワイも入らされた。
泳ぐのは好きだったから楽しかった。
ただそのスイミングスクールが大会に強制参加だったから、負けず嫌いのワイは順位が低いとすごいつらたんだった。
特に背泳は得意じゃないのに4年生から強制出撃で、50mプールの圧倒的距離感に絶望した。
レーンを区切っているコーンを引っ張って無理矢理加速したら『コーンは掴まないでください』とアナウンスされてさらに絶望した。
最下位でゴールしてハイパーつらたんたんだった。
二度と大会に出たくない。というか50mプールなんて自由遊泳以外で入りたくなくなった。
その後ドラゴンボールGTが見たかったので「水泳やるくらいならドラゴンボール見たい」と親に頼んで水泳は辞めさせてもらった。
辞めた後もスイミングスクールのスキー合宿には参加させてもらって毎年ガチャガチャに楽しんだ。
これはいい思い出。
バレンタインは女の子に「チョコちょうだい!」と言うと必ずもらえるハッピーイベントだった。
毎年8個以上は貰えて姉からも母親からも「めっちゃもらってきたね」「毎年すげえな」と言われるたびに優越感はんぱなかった。
周りの男子は「ちょうだい!」って数日前から言えばくれるのになんで言わないんだろう、もったいないやつらやな。と思いつつ『言える自分すごい!』と優越感アルティメイタム。
もちろんお返しはかならずしてて。
母上と暇なら姉上も巻き込んでクッキーを焼いた。
レシピの本を通りに作るんだけど、今考えるとものすごい分量だったと思う。
家族分+チョコくれた女子+仲良い友達にあげてたからそれなりの量。昔のレシピはパワーがつよい。
ただチョコはたくさんもらえたが小学校時代は彼女はできなかった。
好きな女の子がいて、周りにはその子のことが好きといいつつ、直接は言えないジャリボーイだった。
あとは可愛い子がたくさんいたのでこの子なら告白したら付き合ってくれたりするんじゃなかろうか。と妄想するハイパー自惚れ屋さんだった。
懐かしい思い出。
1000字をこえたので今回はこれくらい。
続きはまたいつか。