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1話 男の友情

目が覚めたら森の中にいる そんな体験はきっと誰でも一度や二度あるだろう

…ない?

俺みたいな平々凡々な奴がしたことあるならきっと誰でもあるはずさ

そう、俺は今知らない森の中にいた


「さて、どこだここ」

まだ整理がつかないがとりあえず現状の確認をしよう


周りに見えるのは木と木と川とそれから木

人はいないし人が作ったようなものもない

キャンプとかでこんなところにしたことはあるがそんな感じでもない

「夢遊病ってやつか?」

着ているものは寝間着のジャージ 足元は履き慣れたスニーカー身体も特別変わったところもない


「とりあえず人探すか」

ひたすらまっすぐ歩けば街とか人にあるだろう

とりあえずレッツゴー!

しばらく歩くとようやく生き物に出会った

もち!もち!

こっちを見て鳴いてるけどどう見ても動物じゃない

白くて丸い小さな、そう大福みたいな生き物がそこにはいた


「なるほどな、夢か」

ちょっとリアルだがこんな生き物地球にはいない

イコール?

これは夢の中に決まりだろ?

「もちっ!」

「うぼっ!」

大福が腹めがけてタックルしてきやがった

しかもかなり痛い…痛い?

「夢じゃないのかよ…」

流行りの異世界転生ってやつか?

多分死んでないから異世界転移か?

「もちっ!」

「あぶな!」

二回目のタックルはどうにか避けた

こいつ完全に俺のこと狙ってるな、やられる前にやるこれ戦場の基本

「死ねぇー!」

もちに向かって全力キック もちは木に向かって一直線に飛んでいった


「もちー!」

木にぶつかってそのままバウンドした勢いでタックルしてきやがった

いいぜ、とことんやってやる





「はぁはぁ…お前なかなかやるな」

「もちち」(お前もやるじゃねぇか)

…いやたぶんそういってる


「俺たち仲良くやれるんじゃないか?」

「もちもち」(ああ、そうだな)


男同士の友情に言葉が通じるとか種族なんて関係ないよな?

「俺は焔 伊織、お前は?」

「もち!もち!」

「そうか、もちか よろしくな」

「もち!」


こうして異世界?でのはじめての友人ができた

てか、こいつもんすたーだよな?


これからしばらく不定期に上げていこうと思います

よろしくお願いします

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