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唐突なプロローグにご注意を!

 見切り発進です。

突然だが、異世界に転生して勇者になる妄想をしたことはあるだろうか?


 もしくは教室にテロリストが襲撃してきてそれを倒す妄想でもいい。


 こういった自分がヒーローになる妄想というのはシチュエーションや程度に違いはあれど多くの人たちがしたことだろう。


 でも、やがて時が過ぎて大人になっていけばそういった事は決して現実では起こらないと悟っていく。


 いつか掲げた正義も、生きずらいからとまるでガラクタのように捨てていく。


 誰もが、そんな都合よく思い描いたヒーローにはなれないと諦めていく。


 俺だって分ってた、そんなことは分ってた。


 それでも俺はなりたかった。


 絵本や小説の中のヒーローのようになりたかった。


 人々がピンチのとき、颯爽と疾風のごとく現れて、華麗な必殺技なんかを使って無傷で敵を倒すのだ。


 俺はそんな誰からも尊敬されて大切なものをすべて守れる力を持った、かっこいいヒーローになりたかった。

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