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生徒会!? の日々  作者: 夜神
1学期
2/46

第2話 ~自己紹介~

 記憶封印騒動と呼べるような騒動は生徒会長の空気を読まない冷静な発言で終了した。

 そのあと俺はイスに座り、騒動のときに部屋にいた4人は向かい側に座っている。この他に先ほどまでいなかった人間が俺の隣に座っている。


「本当にごめんなさいね」


 謝ってきたのは先ほどの騒動の後にやってきた女子で現在俺の隣に座っている人だ。他の連中と違って落ち着いた物腰の人だ。何が起きたか説明したところ謝ってこられた。

 先輩(おそらくだけど)は腰あたりまで伸びた綺麗な黒髪と生徒会長よりも発育の進んだ身体が特徴的な美人だ。

 俺のような平凡な男子ではあまり直に顔を見れないような人だよ。でも視線を落とすと大きく育ってらっしゃる胸があるので落とすに落とせない。


「いや気にしないでください」


 男って悲しい生き物なんだって今日初めて実感したよ。美人に申し訳なさそうに謝られると、怒ってますとか言えないんだもの。

 言えるとしたらよほどのイケメンか社会に出ている大人だけだろうな。


「だけど……」

「勝手に入ってた自分も悪いですし――」


 俺が部屋の外にいれば先ほどのようなことにならなかったかも知れない。……生徒会長とはぶつかっていた可能性はあるけど。でも遠くから俺の姿は見えたはずだから押し倒すほどの勢いはなかっただろう。


「――それに別に殴られたわけじゃないですから」


 さすがに男女に殴られたり蹴られたりしてたなら怒る。というか何もないまま終わらせるわけがない。最低でも本人の謝罪はもらう。


「そう……ありがとう桐谷くん」

「いえ……」


 ……あれ? 俺、この人に名前言ったっけ? …………いや言ってないよな。記憶が正しければこの人と会うのは今日が初めてなわけだし。


「チナツ、お前ってこいつと知り合いだったのか?」


 俺が聞きたかったことを代わりにナナ先輩と呼ばれていた人物が聞いてくれた。感じが分からないので『ナナ』ということにしている。

 話し方からして親しい間柄なのかな。


「今日初めて会ったわ」


 そうですよね。いや良かったぁ、出会ってるけど忘れてたって失礼なことだし。先輩(おそらく)相手だとなおさら。


「……じゃあなんでこいつの名前知ってんだよ。まさかストーカーみたいな真似したのか?」


 そうだ、何でこの人は俺の名前を……ってナナ先輩、なんで物騒な方向の質問するんですか!?

 先ほども思ったけど真顔で言うのやめてください。マジで言ってるのか、冗談なのか分からないから。いやその前にこの人(美人)が俺(平凡男子)のストーカーするわけないでしょ。

 この手の人は生徒の顔と名前を全員分覚えているって凄い人パターンですよきっと……。


「ふふ、詳しく聞きたい?」


 その笑顔は何なんですか!? 何か急に危ない方向のことやったんじゃないかって気がしてきたんですけど! ただ記憶したって感じからハッキングして個人情報を閲覧して記憶したんじゃないかってくらいに!

 当事者なので詳しく聞きたいけど、世の中には聞かないほうがいいこともあるので聞きたくない気持ちもある。向かい側に座っている4人も似たようなことを思っている顔をして……


「うん、私聞きたい~」


 ……1人だけ緊張感の全くない笑顔100%の勇者がいたよ。

 そうだね、あなたなら聞きますよねー。空気を読まないというか、自分の欲望に素直な人ですしね。でもね会長さん、今回は俺に聞いていいか確かめましょうよ。俺の中には聞きたくないって感情もあるんですから。


「じゃあ教えてあげるわね」


 えぇ!? 俺に聞くか確認しないで言っちゃうの!?

 おそらく先輩のあなたは他の4人と違って常識人だって思ってたのに……ええい、こうなったら覚悟を決めて聞こう。もしやばかったら即刻職員室に行って生徒会をやめれるように講義しよう。


「なんでこの子、桐谷きりたに真央まおくんのことを知ってたかというと――」

『…………』

「ドキドキ」

『(口で言ったよこの人……)』


 会長の一言で高まっていた緊張感が一気に霧散した。それに大抵の人間の思考が一致した気もした。

 擬音語を口にする人がいたら緊張感なんて保てねぇよ。生徒会長、あんた間違いなく空気読まない破壊者だよ。読まないじゃなくて読めないかもしれないけどさ。


「――教室に張り出された生徒会メンバーが書いてある紙に名前があったからよ。執行委員のところにひとりだけだったから印象に残ったの」


 あっ、なんだそういうことか。よかった物騒な手段とかで調べられたわけじゃなくて。それにしても会長さん、なるほどって頷きすぎじゃないかな。そこまで感心することでもないと思うんだけど。


「そういえば自己紹介はしたの? 今のみんなの反応からして名前とかも知らないみたいだけど」

「もちろんしてないよ!」

「胸を張って言うことじゃねぇよ」


 ナナ先輩、ツッコミの速度がハンパなく速いですね。まるで会長が言う事を予測していたかのように。


「というわけで私からしま~す!」


 生徒会長さん、何がというわけなんですか?


「私は2年の天川てんかわさくらです! 生徒会長で~す!」


 入学したばかりの小学1年生並みに元気な挨拶ですね。高校生でそんな挨拶が出来る人はなかなかいませんよ。先生には褒められるでしょうねー。だけどそこまで大きな声で言わなくてよかったですよ、みんなうるさいって思ったはずですから。

 あとあまり腕とか上げないでもらえるとありがたいです。胸とか強調されますから。

 赤みがかったセミロングに大人な発育の進んだ身体、身体とは真逆に成長していないような子供のような精神が特徴な天然生徒会長。天川 桜先輩ですね。印象強くて一発で覚えられましたよ。名前で呼ばないで会長って呼ぶと思いますけど。


「次は奈々ちゃんね!」

「わたしかよ……まあいいけどよ」


 嫌そうな顔をした割にはいいんですね。

 天川会長から隣に進むってことでいいんだろうな。


「わたしは氷室ひむろ奈々ななだ。名前は数字の七じゃねぇからな。奈良の奈と繰り返すあれで奈々だかんな。役職は生徒会副会長だ。サクラと同じ2年だ」


 そこまで言わなくても別に数字の七とは思いませんよ。ド天然の会長じゃないですし。2年ってことは1つ上ですか……嘘じゃないですよね先輩。いや学年を嘘言うわけないか。先輩かぁ……先輩って思えないな。でも先輩なんだよな。

 それにしても先輩って立っても座っても視線の高さ変わらないんだ。やっぱり小学生っぽいな。声も何というか幼いし。髪は三つ編みでひとつにまとめている。そこも子供っぽい……って何か先輩が睨んでる!? 俺何かしたっけ、いやしてないよね!?


「おい、キリタニとか言ったな。お前、今わたしのことチビって思っただろ」


 チビなんて思ってませんよ! 小学生くらいに見えるなぁとは思いましたけど!

 というかチビって言ったわけでもないのに絡んでくるんですか!?

 もしかして意外と身長がコンプレックスになってる? 強気な性格だから気にしてないように思えるけど……。


「大丈夫ですよ先輩、世の中には先輩みたいな人が良いっていう人はいますから」

「なんでそんな返事が返ってくるんだよ!? チビって思ったか思ってないかを言うところだろ!」

「それでよかったんですか? てっきり身長のことで色々と悩んでいるのかと」

「いらない深読みすんなよな! というかよく初対面のやつに人が悩んでいるかもしれないこと言えたなお前!」


 確かによく言ったな俺。しかも今日が初対面の先輩相手に。おそらく氷室先輩が先輩に見えないからだろうな。それに怒っている姿もどこか可愛らしく見えてしまう。怖いって感情が湧いてこない。


「奈々ちゃん、もう打ち解けたんだね~」

「どこをどう見ても打ち解けてねぇよ!」

「もう照れちゃって」

「照れてねぇ! お前の感性おかしすぎるぞ!」

「じゃあ次誠くんね」


 ……生徒会長のこと舐めてたよ。凄いですねその傍若無人っぷり。生徒会長に向かないって思ってたけど、ここだけは上に立つ人としては向いてるかもしれない。

 そのあまり傍若無人ッぷりに氷室先輩も毒気抜かれて大人しくイスに座った。まさか狙ってやったのだろう……いやそれはないよな。


「なんで僕が変態に挨拶なんか……」

「誠、あなたが勘違いしてそうなったんでしょ」

「は……はい」


 隣にいるチナツって呼ばれた人って凄いな。笑顔で黙らせたよ。男女もこの人には敵わないんだな。


「僕は1年の大空おおぞらまこと。役職は書記」


 さっきの一件の所為か凄く無愛想な挨拶だな。チナツという人には気にしていないと言ったが、睨みながら挨拶されるとさすがにイラッとする。

 こっちにも多少の原因はあるが、そもそも大きな原因は天然会長の発言とお前の勘違いだろうが。女装しているイケメン、または男より男らしい女子の大空 誠くん。


「誠、もうちょっと仲良くやんなよ」

「できるわけないだろ。こいつは僕の……を見た変態なんだ――」


 お前だけに変態って言われたくねぇよ。性別が男だったら間違いなくてめぇの方が変態のくせに。

 女でもスカート履いてるのに蹴りしてくるやつだから男に下着見せたい性癖でもあるくせによ。下着見られても平気って人間でもないのに。


「――そんなことより自己紹介しろよ」

「へいへい」


 性別不明であり、場合によっては変態である大空に返事を返しながら向かい側にいる最後の人物が立ち上がった。

 今更ながらに思ったのだが、立ち上がる意味はあるのだろうか?

 天然会長は小学生みたいに元気な人だから立ち上がるのも分かる。氷室先輩も背が小さいので立ったのだろう。全然視線の高さとか変わらなかったけど。

 あとの2人は先輩が立ったからって理由だろうか?


「あたしは秋本あきもと恵那えな。誠と同じで1年ね。役職は会計、以後よろしくー」


 こいつは大空と違ってフレンドリーな挨拶だな。

 明るい茶髪を右側でサイドポニーにしている。胸は会長よりも少し小さいくらいなので充分育っていると言えるだろう。手足が引き締まっているのと、活発な印象から何らかのスポーツをやっていたか、身体を動かすのが好きという感じがする。


「あと聞きたいことがあんだけどさ」


 秋本は挨拶を終えてイスに座ると再度口を開いた。

 聞きたいこと? ……何か嫌な笑い方してるなあんた。これからとんでもないことを聞かれる気がしてならねぇよ。


「桐谷って誠のパンツ見たわけ?」


 予想通りぶっこんできたよこの女。よく堂々とパンツって言えるなお前。心当たりにそれがあったから驚きはしないけどさ。

 もうひとりの当事者である大空は顔真っ赤にしてんな。それに全員の視線が俺に集中してるよ。


「見てない」

「嘘だ!」


 なんで間髪いれずにテーブルを叩きながら否定するの大空くん。マジで見てないから。というか見る余裕ないほどギリギリの状況だったからな。痛いのを覚悟して下着を見ようとするような変態じゃ俺はないからさ。


「本当に?」

「一発で気絶しそうな蹴りが頭に向かってきてるのに見る余裕なんかないだろ」

「そりゃ無理だね。というか桐谷、よく誠の蹴り避けれたね」


 もう反射で避けてたからな。当たったら痛い、で済みそうにない蹴りだったし。でもよくよく考えてみると確かによく避けたよな。運動能力は大空の方が高いみたいだし。火事場の馬鹿力ってやつだろうか。

 非日常な場面に出くわしたわけでもないのに火事場の馬鹿力って出て良いものなのだろうか?


「下手したら死の危険もあったから全力で避けてたからな」

「あんたも災難だったねー」

「おい、僕を無視して平和そうに会話するなよ!」


 いやいや平和そうに会話してないが悪い。俺としては今後の学校生活を左右する変態疑惑を晴らせたわけだよ。それなのに平和そうに話せないなら間違いなく俺は精神を病んでるよ。


「こいつは絶対僕の……」

「僕の……?」

「その……を見たんだ」

「え? 肝心な部分が聞こえなかったんだけど」


 秋本、お前って大空弄るの好きなんだな。でもさ、男のいるところで言わせようとするのは大空が女だった場合ダメージ大きいんじゃないのか。それに俺も恥ずかしいんだけど。


「パパパ……」

「パ……?」

「アキモト、そのへんにしてやれ。ていうかよ、キリタニは見てないって言ってんだから見てねぇってことでいいじゃねぇか。見てるなら慌てるだろうしよ」

「先輩、なんでこいつの味方するんですか!?」


 逆に何でお前はそこまで俺に下着を見られたってことにしたいの?

 って普通に考えて恐怖で記憶を封印させようと考えているのか。このデンジャラス男女め……


「誠、そもそもの話だけど、今回の件で仮に桐谷くんが誠の下着を見たとしても誠の自業自得だと思うのだけれど」

「だよなぁ。だって話を聞いた限り、スカート履いてるのに足使ったんだろ。自分から見ろって言ってるようなもんじゃねぇか」

「それに真央くん、誠くんに注意してたと思うんだけど。スカート履いてるんだから蹴るなって」

「これで桐谷を悪者にするのは冤罪って感じになるんじゃないの誠」


 何か大空以外の人達がこちらに味方してくれた。

 それにしても何か大空に対して容赦ないなこの人達。大空、しゅんって聞こえるような気がするほど気落ちしてるよ。

 この生徒会での大空の立ち位置が分かった気がした。それに今の姿を見ていると同情するな。それと会長さん、今日会ったばかりの俺をもう名前で呼んだなぁ。高校生でそんなことできるなんてあなたは凄いですねぇ、マジで小学1年生並みに凄いです。普通は俺が名前でいいですよ、みたいなことを言ってたら呼ぶでしょうけど。


「さて話を続けましょう」


 チナツさんでしたっけ。あなたも会長みたいなところありますね。やっぱりあなたが会長やったほうが良い生徒会になった気がしますよ俺は。


「私は2年の月森つきもり千夏ちなつ。役職は副会長よ」


 月森先輩ね……やっぱり先輩だったか。同級生だったら驚愕してただろうからよかったぁ。

 ……え、2年? 3年じゃなくて? つまり天然会長や氷室先輩と同い年ってこと。……悪いけど全然2人と同い年には見えない。会長は精神面、氷室先輩は肉体面の所為で月森先輩が余計に大人っぽく見えるのを差し引いても。だけど決して月森先輩が老けてるとかではないぞ。

 制服じゃなかったら大人で通用すると思うのは俺だけじゃないはず。


「簡単な自己紹介だったけど、何か聞いておきたいことはある? あっでもスリーサイズとか突っ込みすぎた内容はダメよ。仲良くなってからなら教えてくれるかもしれないけど」


 …………。

 ……この人は何言ってんの!? なんで例えがスリーサイズなわけ!? そんな質問するやつはもう性欲が異常なエロ魔神と呼べるような変態しかいないよ!

 そりゃ教えてくれるかもしれないですけど、最低でも恋人って段階にならないと無理ですからね! ここにいる人達と恋人になれるほど仲良くなる! って意気込みは俺にはないですよ!


「じゃあ聞いておきたいんですけど……」

「ふふ、何かしら? 私のスリーサイズ?」

「いや違います。というかなんで笑顔なんですか? 聞いたら教えてくれるんですか?」

「う~ん……2人っきりでならいいわよ。今言うとひがまれそうだから」


 …………。

 ………………。

 ……………………えぇ!?

 何なのこの先輩!? 今はダメだけど、あとでならいいみたいなこと言ったよね!? この人、大人すぎるんだけど!? というか1番常識人って思った人がまさかの1番非常識だったよ!

 今ダメな理由が他のメンツから僻まれるからっておかしいでしょ! 確かに小さな先輩と性別不明のやつは嫌味か! みたいな感じで先輩のこと睨んでますけど!


「聞きたい?」

「遠慮します。聞きたいとか言ったら嫌なレッテル張られるんで。それより聞きたいことがあるんですけど」

「そう、それで私のスリーサイズよりも聞きたいことって何かしら?」


 何でスリーサイズを強調するんですか先輩。それは聞けっていうフリなんですか? それとも聞いてほしいんですか? 俺はあなたがこの短時間でよく分からなくなりましたよ。元々今日あったばかりで分かってませんでしたけど。


「大空って女装した男なんですか? それともただボーイッシュな女子ですか?」

『…………』


 何か全員の動きが止まったぞ。大空だけは顔を俯かせて身体を震えさせているが。


「お……お前なぁッ!」


 性別不明(俺の中で)の大空はテーブルを両手で叩いて立ち上がった。間違いなく彼、または彼女は怒っていらっしゃる。周囲の人は……必死に笑いを我慢してるな。


「僕はどう見ても『女』だろ!」

「え……?」

「何だよ、その『お前……女だったのか!?』みたいな反応は!」


 なかなか良いツッコミというか、反応するなこいつ。秋本が弄る気持ちが分かった気がする。

 あっ、言っておくがマジで『お前……女だったのか?』とは思った。『!』がつくほど驚いてはないぞ。だって一応女とも考えてたわけだし。


「あはは……!」


 我慢の限界を迎えたようで、秋本がテーブルをバンバン叩きながら笑い始めた。氷室先輩は顔を俯かせて笑っているご様子。月森先輩は必死に耐えようとしてらっしゃる。会長は……よく分かってない顔してキョロキョロしている。内心で何でみんな笑ってるの? って思ってるんだろうな。


「月森先輩のスリーサイズよりも聞きたいことが誠の性別って……あ、あかん……呼吸が……」

「恵那、笑い過ぎだろ!」

「そんなこと言っても……」


 秋本、笑い過ぎだろ……とも言えんか。氷室先輩も月森先輩も声は殺してるけど身体が震えているし。このままじゃ全員呼吸困難でやばいんじゃないのだろうか?

 でもここで何か言うと余計に笑いそう気がするんだよな。真顔で質問したのは失敗だったな。とはいえもう過去のことだからどうにもできない。

 とりあえず笑いが収まるまで黙っておこう。



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