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天然で鈍感な男と私の話  作者: 九條リ音
君を知っていく。
177/238

お墓参り

「おはよ、京平」

「おはよ、亜美。疲れてないか?」

「毎回気にしすぎだよ。大丈夫!」


 月日は流れて、今日は2月20日。京平のご両親の命日だ。

 お墓があるのは愛知県の為、朝早くから準備。

 簡単におにぎりを作って食べて、歯を磨いて顔を洗って、喪服に着替えて。

 思えば、喪服を着る機会なんて無かったな。

 それだけ私は幸せってことだね。

 出来れば皆、私が死んでから死んで欲しいと願ってしまうのは、私が弱いからだ。

 私は家族や京平に、凄く依存してるから。

 って、悪いこと考えるんじゃないの、バカ。

 

「亜美、そろそろ行くぞ」

「うん、今行くね」


 愛知県……京平の地元までは新幹線に乗っていく。

 私達は始発に乗るため、早めに行動していたけど、最近早起き多かったから、苦ではなかったな。

 新幹線に乗るのは東京駅だから、東京まで電車に揺られていくんだけど、京平の顔が次第に強張っていくのが解った。

 することはただのお墓参りなのに、何を緊張しているんだろう?


「京平、どうしたの?」

「ど、どうもしねえけど、なんだ?」

「だって、顔が強張ってるよ」

「そりゃするさ。亜美を初めて紹介するんだから」


 そっか。私を紹介する緊張だったんだね。

 お墓越しではあるけど、京平と出会わせてくれて有難うって伝えたいな。

 京平のご両親が居なかったら、私達会えてないんだもん。


「ついでに俺が育った養護施設にも挨拶していくか。東京出てから、一度も帰ってないし」

「え、一度も帰らなかったの?」

「手紙やライムですら、過剰に心配されるからさ。でも、今日は亜美も居るし」

「ありゃまー」


 京平にとってはお節介だったみたいだけど、それだけ心配してるんだろうな。

 京平は15歳の時から、東京で一人暮らしを始めてるし、小さい時は感情的だったらしいから、余計にね。

 私も信次が一人暮らしするって言われたら、やっぱり心配になるもん。

 生活能力は心配ないけど、昼寝したら全く起きないしさ。絶対寝坊するもん。


「そういう亜美も、朝起きるの苦手じゃん。最近は、煩い曲で起きてるけどさ」

「また読み取ってくる。家族が家を出るってなったら、心配するよなあ、って」

「確かに。俺も人のこと言えねえな」


 大切だからこそ、心配するんだしね。


「後、今更なんだけど、俺出てけって言われないよな? お父さんが帰って来た今、俺の存在って普通に考えたら要らないよな?」

「何言ってんの? 京平は家族だもん。追い出す訳ないじゃん」


 京平はもう家族だもん。皆それを解っているから、何も言わないんだよ。

 逆に出てく、って言われたら、必死に止めるもん。

 と言うか言われるまで、京平が追い出される可能性があるなんて、考えもしなかった。


「そっか。それなら良かった」

「地味に心配してたの?」

「地味にじゃないさ。いつ言われるかって、かなり心配してたよ」

「これからも宜しくね、京平」


 まあ、仮に京平が追い出されても、私は京平に着いていくもんね。えっへん。


「また読み取って悪いけど、俺も追い出されても、亜美は着いて来てくれるよなって思ってた」

「なんだ、よく解ってるじゃん」


 私達は笑い合った。ずっと一緒だからね、京平。


 そんな話をしながら、電車を何度も乗り換えて、私達は東京駅まで向かう。

 私達の住むかわべ町は、都心から離れているしね。

 信次も大学生活が始まったら、早起きになるよなあ。

 東都大にしても、京王にしても、かなり離れてるもん。体調崩さないといいけど。


「やっと山手線に乗れたな」

「ね、やっと東京駅に行けるね」


 やっと乗り換えが終わった。後は東京駅まで、そのまま一本だね。

 東京駅までは20分。無事座れたし、それまではのんびりしよう。


「今5時20分だから、ちょいギリだな。駅着いたら走るぞ」

「新幹線のホームまで、距離あるしね」


 新幹線の始発は6時だから、着いたら走らなきゃみたい。ひー。


「目的は墓参りなんだけど、亜美と2人で遠出するの初めてだよな」

「そうだね。中々機会も無かったしね」

「良い旅になるといいな」

「京平と一緒なら大丈夫だよ」


 そうなんだよなあ、家族旅行も行ってなかったから、2人での遠出はこれが初めて。

 天候も晴天だし、楽しめたらいいな。

 おっと、京平のご両親のお墓参りと、養護施設の方への挨拶もあるから、お祭りモードじゃダメだぞ。


「今は亜美のが緊張してるじゃん」

「よく考えたら色々あるなあ、って」

「俺が居るから、心配するなよ」

「ありがとね」


 そうだよね。折角2人で遠出するんだもんね。

 ああ、そうは解っていても緊張するんだよなあ。


「でも、そんな亜美も可愛いな」

「それはありがと」


 ◇


 東京駅に着いた私達は、手を繋いで、一目散に新幹線のホームを目指す。

 おかげではぐれずには済んだけど、京平の方が体力も足の速さもあるもんだから、疲れちゃった。


「何とか間に合ったな」

「はあはあ、京平速いよ……」

「ごめん、本気は出してないけど、ちょいペース速かったな」


 これで本気出してないんかい!

 まだまだ、私の足は遅いんだなあ、しょんぼり。

 ともあれ始発には間に合った。

 私達は、購入した指定席の番号を見つけると、ようやく安堵する。


「のぞみだから、名古屋まで一直線だな」

「京平のご両親のお墓は、名古屋にあるの?」

「うん。ちょい地下鉄乗るけどな」


 いよいよ愛知県に行くのか。京平の生まれ育った町に。

 京平のことをもっと知れるかな。

 京平は、小さい頃も泣いてたよって言ってたけど、どう生まれ育ったとかは、やっぱり解らないままだし。

 それに、話したいことがあるって言ってた。

 私に言えてないことって何なんだろう?

 いや、正確には誰にも話してないこと。そんな気がする。

 でも、どんな京平も受け止めるからね。


「連れて来たのが亜美で良かった」

「ん、足遅いけど良かったの?」

「そうじゃなくて。やっぱり俺、安心出来るんだよな。亜美といると」


 京平は優しく笑った。


「亜美に話すって言った内容も、本当は話すの怖いんだけど、亜美なら大丈夫って、そんな気持ちになるんだ。だからこそ、話すんだけど」

「そっか。怖いのに話そうとしてくれてありがとね」

「それでもちょっと力が欲しいから、お墓に着いたら話すよ。ふわあ、じゃあ俺名古屋まで寝てるから、着いたら起こして。おやすみ」


 京平は大きく欠伸をすると、靴を脱いで、私にもたれかかって、すやすや眠り始めた。

 そう言えば昨日京平、眠れてなかったな。

 大丈夫? って、声は掛けたんだけど、亜美は寝てな、ってさ。

 京平、優しいのは嬉しいんだけど、本当は昨日頼って欲しかったよ。今じゃなくてさあ!

 よおし、今のうちにたっぷり寝てもらうか。私は京平をポンポンする。

 大丈夫、何があってもずっと傍に居るからね。

 何があっても、京平は京平だもんね。


 ◇


 新幹線はそれからも走り続け、あっという間に豊橋を通過していく。

 次の次が名古屋だね。京平を起こさなきゃ。


「京平、もうすぐ名古屋だよ」

「ん、起こしてくれてありがとな」

「のぞみって速いね」

「ほとんど止まんないからな」


 まもなく名古屋、の電光掲示板を確認して、私達は降りる準備をして、出口に向かう。

 金曜日ということもあって、旅行に向かう人が多そうだ。名古屋には何があるんだろう?

 こんな日に喪服にコートを羽織っているのは、私達くらいだね。


 新幹線は無事名古屋に辿り着き、出口が開いた。

 私は新幹線から出るなり伸びをして、名古屋の空気を吸ってみる。


「へへ。良い所だね」

「まだ駅のホームだぞ」

「京平の生まれ育った場所なんだなあ。って考えると、テンション上がっちゃって」

「確かに初めて連れて来たもんな」


 京平にとって、良い思い出は少ないかもだけど、京平を形成した所って考えるだけで、わくわくするんだ。


「さ、地下鉄に乗り換えるぞ」


 私達は東山線に向かって歩き始めた。あけび駅という駅で降りるみたい。

 京平曰く、別名墓地というくらい、お墓の多い駅らしい。

 私達は詰め詰めな中、何とか2人とも地下鉄に乗れた。今、通勤ラッシュの時間帯だしね。


「亜美、大丈夫か?」

「京平が守ってくれてるから、大丈夫」


 奥まで押し込められた私を、京平が背中で守ってくれている。

 まだ眠たくて疲れてるだろうに、ありがとね。

 でも、なんか壁ドンみたいで、少し照れるな。


「もう少し遅く出るべきだったかな」

「お互い明日も仕事だし、この時間で良かったよ」

「通勤ラッシュのこと、失念しててごめんな」

「京平こそ、無理しないでね」

「亜美の為なら、何も無理じゃないさ」


 絶対キツいのに、京平は笑ってくれた。

 いつだって優しい。その優しさに、いつも救われてるよ。


「栄駅で大半が降りるから、それまでの辛抱な」

「そっか。東京で言う新宿みたいなもんだね」

「どちらかと言えば、渋谷のが近いかな?」

「つまり、栄えてるんだね」

「ま、そういうことだ」


 あけび駅はその栄駅から、更に3駅離れた駅らしい。

 そこから15分くらい歩くと、京平の両親が眠るあけび霊園に着くようだ。

 ようやく地下鉄は栄駅に着き、人混みもかなり減った。

 身体の余裕が生まれたのは良かったね。

 これで、京平も少しは楽出来るかな?

 あ、席も空いた。私は京平を引っ張って、京平と座る。


「お疲れ様。少し寝てていいよ」

「じゃあ、肩を借りるよ。おやすみ」


 たった3駅だけど、されど3駅。

 少しでも京平には休んで欲しいからね。

 私に話す内容のことで、精神的にもいっぱいいっぱいだろうから。

 そんなに無理しなくていいのにな。

 自分の中でまだ話すのに勇気がいるなら、話せるようになるまで、話さなくてもいいのに。

 でも、私に話したいんだよね。だったら、私は受け止めるからね。

 愛してるよ、京平。

 私は京平の頭を、またポンポンした。


 ◇


「京平、あけび駅に着いたよ」

「ふわあ、ありがとな」


 京平は眠そうな目をこすりながら、むっくり立ち上がる。

 私達は2人で手を繋いで、あけび駅に降りた。


「3番出口を出て、真っ直ぐ15分で着くよ」

「うわあ、階段長いねえ」

「一緒に行けば、短い短い」


 長い階段を登って3番出口を出て、私達は目的地のあけび霊園まで歩き始めた。


「他にも霊園、沢山あるんだね」

「そ。最初は俺も迷ったなあ」

「お盆や命日に、お墓参りしてたの?」

「いや、それ以外も。頼りたくてさ。時には学校サボって会いに行ってたよ」


 そっか。京平の拠り所だったんだね。

 

「医者になりたかったし、しっかりと学びたかったから東京に行くって決めたけど、命日のこの日だけは愛知に帰れるように、バイトも沢山してたな。両親の遺産もあったんだけどな」

「じゃあ、奨学金無しで大学は通えたの?」

「いや、大切なお金だから使いたくなくて、奨学金は借りたよ。今はもう完済したけどな」


 そうか、未だに遺産には手を付けてないんだ。

 だとしたら、生活するためのお金とかも、苦労したんだろうな。

 東京って家賃や敷金礼金も、かなり高額だし。


「付き合う前にも、バイト頑張ってたって言ってたもんね」

「そういや話してたな。自由な時間がほぼ無かったな、あの時期は」


 京平はげんなりしながら言う。思い出すだけでしんどい時期だったんだね。


「でも、そろそろここぞって時に、遺産使いたいな。生きたいって思えているし」

「うーん、時任家の改築?」

「家族が増えたらありだな」


 家族が増えたら? それって、京平と私の子供がって意味かな。

 やだ京平ってば、大胆だな。


「ごめん、言葉間違えた。そりゃ、考えてはいるけどさ」

「考えてはくれてるんだね?」

「結婚するなら亜美しかいないから。ただ、もうちょい待ってて。絶対プロポーズするから」

「そっか。待ってるね」


 もはやその言葉がプロポーズなのでは? とも思ったけど、私は優しいから気付いてないフリをしてあげるよ。


 途中、私達は花屋さんに寄って、花を購入した。

 花は可愛らしいガーベラ。お母さんが好きだったんだって。


「これくらいしか覚えてないから、本当にバカ息子だよな、俺」

「気持ちが大事だよ、京平」

 

 小さい頃にガーベラの花を活けてるお母さんの笑顔を、今でも覚えてるみたい。

 京平は、ガーベラの花を100輪お買い上げする。

 毎年命日には、ガーベラの花をお墓に飾るんだって。


 こんな寄り道もしながら、私達はあけび霊園に辿り着いた。


「亜美、こっち」


 京平がご両親のお墓の位置を案内してくれた。

 前に連れて来てもらった見晴らしの丘みたいに、少し入り組んだ位置にお墓はあった。

 そう言えば見晴らしの丘は東京にあるけど、京平の実家は愛知県だよね? どんな繋がりがあるんだろう?


「前連れて来てくれた見晴らしの丘は、どんな機会に連れて来て貰ったの?」

「結果的に最期の家族旅行になっちゃったけど、4歳の頃に連れてこられてさ。両親は東京出身だったから、詳しかったみたい。ほら、お参りするぞ」


 京平はガーベラを飾ると、線香に蝋燭の火を灯して、線香立てに立てる。

 私達は目を瞑って、お参りを始めた。

 5分ほどお参りした後で、京平は優しく語り始める。


「父さん、母さん、亜美を連れて来たよ。俺の1番大切な人。ずっと片想いしてるって話してたけど、12月7日から、お付き合いすることができて。前よりも、生きようって思えるようになったよ。思い出の場所にも連れて行けたよ」


 と、ここまで語ったところで京平は。


「ごめん。なんの説明もなしに語り始めて。いつも、こうしてるからさ」

「じゃあ、私もそうするよ。より伝わりそうだもんね」


 私は大きく呼吸して、ご両親に話しかける。


「と、時任亜美です。京平には、いつも助けて貰ってます。京平と出会わせてくれて有難うございます。そして、京平を愛してます」


 私が堂々と愛を語ると、京平は。


「流石亜美。敵わないな」

「大事なことだもんね」


 京平は私に笑いかけてくれた。


「今日亜美に、俺の話をするんだ。でも、少し怖いから見守っててね。本当のことをいうと、今にも倒れそうなくらいで」


 そんなにいっぱいいっぱいなの?

 私の心配をよそに、京平は墓石に右手を当てて、私を見つめる。


「亜美、俺の両親は交通事故で亡くなったって、話したよな」

「うん、覚えてるよ」

「当時、両親は車に乗ってたんだけど、実は俺も乗ってたんだ」


 嘘。京平も、乗っていたの?


「車は相手の脇見運転とスピード過多で、俺達の車にぶつかって、俺達の乗った車は、勢い良く横転したんだ。俺達の車の運転手は父さんだったけど、あまりに突然の出来事に対処出来なかったみたい」


 そりゃいきなりぶつけられたら、避けようがないよね。


「当然大きな事故になって、車はひしゃげて、ガソリンにも引火して、すぐにでも車から逃げ出さなきゃ行けなかったのに」


 ここまで話した京平の身体が、小刻みに震え始めた。

 私は思わず、京平の左手を握った。

 汗でぐっしょりしてる。それだけ、真剣に向き合って話しているんだ。


「ありがとな、亜美。逃げ出さなきゃいけなかったのに、俺の足が車に挟まって、逃げ出せなかったんだ」


 私は一気に青ざめる。京平の抱えているものの、大きさを察したから。


「父さんもさ、母さんもさ、俺なんて放っておいて、逃げるべきだったんだよ。なのにさ、俺の足を2人で協力して、挟まったところから抜いてくれてさ、俺を割れて開いてた窓から放り投げてくれたんだ」


 私は京平の左手を、強く握った。


「俺が車から放り出された直後に、車が爆発した。つまり、俺のせいで、父さんも母さんも、死んじゃったんだ」


 こんなに辛い出来事を抱えていたんだね。京平。

 私は京平を抱きしめた。でも、京平は私を振り払って。


「な、俺って最低だろ。そんな命懸けで救われてるのにさ、何度も死にたいって思って来たし、何度も後を追いたくなったし、終いには病気になってるし」

「最低じゃないよ、頑張ってるじゃん!」


 私はもう一度京平を抱きしめる。


「そんな思いをしたからこそ、それでも生きて来たんでしょ。自分が許せなくて、何度も泣いたんでしょ? 本当は助けて欲しくて仕方なかったのに、頑張って来たんでしょ? これからは、一緒に背負っていこうね。半分こなら、少しは楽かもよ」


 すると、京平は高々と笑い始めた。

 え? 私、何かおかしいこと言ったかな?


「本当亜美って、俺のちっぽけな考えを、簡単に飛び越えてくれるよな。肯定してくれたら充分だったのに」

「あと、私は京平が生きてて良かったな、って思うよ」

「そういう人だから、亜美が愛しいのかもな、俺」


 京平も、私を抱きしめてくれた。


「感情的になってごめん。本題はここからなんだけど、俺の病気って経緯が経緯だし、父さんと母さんは忘れられないし、記憶を過去に出来ないから、寛解は無理だって解ってるんだ。でも、病気を抱えたままでも、亜美を守れるくらい強くなるから、これからもずっと一緒に居て欲しい」


 そうだよね。京平にとって、ご両親は大切な存在だもんね。

 でもね、京平。強くなろうとしなくていいよ。


「京平は京平だもん。これからもずっと一緒だよ。それと、無理に強くなろうとしないで。そのままの京平でいて。京平はもう、充分頑張ってるもん」

「そのままの俺で、いいのか?」

「そのままの京平がいいの」


 京平は私を抱きしめたまま、悲鳴をあげて泣き始めた。

 まさに慟哭。今まで溜めていたものが、全て溢れ返ったんだ。

 京平、強くならなきゃって無理してたんだね。

 そうだよね、頑張りすぎてるくらい、頑張ってたもんね。

 大丈夫、私は全てを受け止めるよ。


「私が京平を守るからね」

作者「色々な伏線が回収できたかな?」

亜美「京平は私が守るからね」

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