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*完結* COYOTE   作者: terra.
Afterword
182/184

あとがき




おかえりなさいませ。

2025年最初の連載作は、様々なテーマをバンドサウンドに乗せてお届けする、新しい物語になりました。そして、初めての完結スタイルになりました。エピローグは、別物語のシーンです。

「なにこれ?」と感じられた点については、申し訳ございません。これまでも合間を縫ってのお知らせ、当サイトのプロフィールでもお知らせをいたしておりますが、順次公開中の長編は、どれも関連性のあるものになっています。そのため、本作「COYOTE」は不思議な終わり方を持つ1作です。



本作にも沢山の登場人物がおりましたが、1人ひとりにドラマがあります。しかし、その全てをこの1作に反映してしまうと、コンセプトから外れ、ただ長いだけの作品になりますので、省いています。



「COYOTEシリーズ」は、あと2作公開します。

「ステファンが失踪する前後」「アクセルが失踪する前後」の2舞台です。それぞれの作品にも複数のテーマを設けています。前者は「夫婦愛」、後者は「3つの性」です。この2つに触れながら、以下の内容に触れていきます。



【2作目「Dearest」】

 夫婦愛を中心とした、COYOTEと大海の冒険者のアンサー作

・ステファンとホリーの人生

・キャシーが受けたホリーの講義

・夫婦の息子の未来



【3作目:仮題「Lasting Trace」】

 3つの性(性教育:性とは、自然科学)をテーマにした恋愛ドラマ

・NEO CLASSICと噂された4人バンドの結成話

・アクセル失踪後の、メンバーとレイラの生き方

・新バンドLasting Traceの結成話




以降、「COYOTE」の執筆中に思っていた事、裏話っぽいアレコレ、オマージュ作品を綴ります。紹介する楽曲は是非、動画サイトなどで原曲を聴いてみて頂けますと幸いです。




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【アニマルウェルフェア】


現在、少しずつ広がりをみせているものです。動物を「感受性のある存在」として捉え、家畜にとってストレスや苦痛の少ない飼育環境を目指そう、という考え方の事を言います。


作中では主に、キャシーが中心になって家族に展開していたテーマです。

上記を考慮した飼育環境と、それとはちがう工場式畜産。果たしてどちらがベターなのでしょうか。そんな話題を、彼女は食卓で弟アクセルと議論していました。

彼女が言うように、実際、味が全く違うのだそうです。

人にもよく使われる「ストレス」。その影響はかなり大きく、幅広いものだなと改めて感じます。


この「感受性のある存在」というところを意識しながら、本作に登場する動物達を描いております。

アクセルが失踪する前、クランチに最終的に伝えていた「仲間意識」がうかがえる発言。

全く違う生き物だけど、同じ自然の1種であり、似た様な感覚を持っているんだ。という事を主張しております。




【食文化】


本作では、敢えて食事を詳しく書く=飯テロを意識しておりました。

舞台が海外なので、馴染みのない食卓だろうという考えから、描いているのもあります。でも、大きなテーマが「生物」なので、人や動物がもつ感覚を刺激する作品にするのが目的でした。


登場するメニューは全て実在します。

海外在住の人のブログや動画を見ながら、空腹を耐えながら取材してました笑

寿司ピザ、どう思いますか? 私は普通に食べたいと思います!



・シリアルやコーンフレーク、最近食べました?


私は子ども時代によく食べており、今でもたまに食べてます。大人になると、栄養が細かく考慮された大人向けっぽいのがありますね。なので、子どもが食べそうなものからは遠ざかりましたが、ごくたまに購入して、懐かしさを堪能しています。

ソニアが訊ねていたコーンフレーク/シリアルの食感の好みについては、どうでしょうか。私は、牛乳に入れてソッコー食べるカリカリ派でございます。ですが、牛乳を入れずヨーグルトとハチミツで食べるのが好きです。




・ビーガンさん向けのヌードル


アクセル達が昼休みに外食をしていたシーンで、その他メニューとして詳細を紹介しています。日本の食材が、あたかもカロリーをたくさん含んでいるかの様な、食欲をそそる逸品になる。内容は精進料理にも聞こえますが、大豆たんぱくが豊富に取り入れられており、十分満たされ、おいしいと思います。日本の食文化のアピールにもなっていそうです。

誰しもが美味しく、楽しく。互いの「好き」を尊重して食事を楽しむ事。それは、平和な事だと思います。




・食後のデザート


私、約2週間程はカナダで、1年程ニュージーランドで生活していた事があるんです。そこでも結構な食文化を経験しましたが、必ずといっていいほど食後のデザートがありました。なければ買うか、もしくは作るのが当たり前でした。


余談ですが、ライスプディングというのを聞いた事はありますか。ごはんとアイスクリームと、その他いろいろフルーツとかを混ぜちゃう、衝撃的なデザートです。でも長く住んでみると、口も現地の味覚に変わり、美味しく食べれるようになりました。

因みにこれは、当時お世話になっていた家族が言っていたのですが、日本米はチョコレート級に甘いらしく、この様なデザートにピッタリなんだそうです。チャーハンなど料理に使うお米と使い分けておられました。(こちらの家の場合です)


アクセルの好物のアップルコブラーは、私が好で、今でも作ったりします。


この様に、毎食高カロリーなので、体重プラス10キロは一瞬でした。元々私は痩せタイプで、帰国後は別人になっており、笑われたものです。でも、日本食の圧倒的な力で、1ヶ月も立たない内に元に戻りました。

このことから、ブルースが、体型も気にするソニアに「うちにおいで!」というのは当然なのです。




・家事の分担


アクセル家の家事分担は私の理想であり、全ての家庭に取り入れられたらなと願っているものです。

もちろんできている家庭もあるのですが、データとして見た時に、まだまだ奥さんの役割であるという数字が高いです。(世界的に見ても)

「1人が食事の準備をしたならば、その他の人達は食卓を準備し、洗い物をするんだよ」というスタイルでした。「なぜなら、食事は皆がする事であり、必要不可欠な事だから」。つまり、1人だけに責任があるのではないという考え方です。

アクセル家の動きは、私が海外にいた時に経験したものであり、かなり前なので、現在ではどんな家庭スタイルが一般的なのかは分かりません。


「お手伝いをする」という表現は否定しませんが、もし新たな言い方に置き換えられるならば「協力」「一緒にやる」などがよいかもしれません。




【キャラクター】

※ステファンとホリーの紹介については、続編「Dearest」のあとがきに纏めています。ご興味がございましたら、両作のヒントを添えて記しておりますので、該当作へアクセス下さい。




・アクセル=グレイ


ONE OK ROCKのボーカルTakaを参考にしています。その他、Chapter13という若々しいバンドのボーカル、Tomも参考にしました。

(※このバンドは今はおらず、Tomがソロ活動している様です)

他の人物に比べ、飛びぬけた特徴はありませんでした。コヨーテになり、それによる勇ましい判断をさせるために、元の設定は極めて普通の少年としています。

頑なに自分の事情を話さないものですから、イラっとされる傾向にあったかもしれません。ところがそんな性格の持ち主、私の身内におりまして、特段珍しくはないのです。

警官とレイデンだけが、彼を「ヒーロー」と表現しています。実は、彼が選択したものそのものを表しています。

ヒーローも様々いますね。そんな中、私にとってのそれというのは――自分を「ヒーローだ」とは口にせず、胸の内でいつも何かと戦っている存在。そして、人が知らないところで、何かを犠牲にしている様な気がします。

さて、アクセルはどうにか保護されましたが、その未来とは……

実は作中の早い段階で、意外な人が口にしているのです。




・クランチ


コーンフレークにゾッコンなシルバーコヨーテであり、食感のサウンドであるクランチー(Crunchy)をもじって、クランチと名付けられました。ここでは、実際のコヨーテの生態を挙げながら、本作に隠れているヒントを綴ります。


日本名で草原狼といいます。この表現は「大海の冒険者~不死の伝説~」のプロローグで、既に登場しています。このことから、その存在がどこから放たれたものかが見えてくるでしょう。


コヨーテの生態は、9ヶ月ほどの子育て期間中、一夫一妻制が当たり前です。家族の絆が強く、秋から冬にかけて効果的に狩りをするべく、群で行動します。今では全米の森林にいるとされており、人間社会との距離も近いです。

賢明な生き物であり、学習能力や適応力が高いとされています。そのことから、トリックスター(いたずら者)や、知恵といった象徴になっています。


子どもが自力で狩りをし、独立できるように育て上げる9ヶ月。そのことから、アクセルがステファンと共に行動しなくなった理由が、なんとなく見えてくるかもしれません。更には、ステファンがアクセルをどのように見ていたのかも……この辺りは、公開済みの続編「Dearest」で多く語っています。




・レイラ=ガルシア


スパイダーマン/アメージングスパイダーマンのヒロイン、MJ(メリージェーン)/グウェンをイメージしています。アクセルとの関係もズバリ、隣人を好きになるという部分から、映画スパイダーマンそのままです。

アクセルと同じ「非常に分かりやすい」性格。その傍ら、ズバッと言いたい事を言うところもあり、ブルースに対してはそこが顕著です。友人と恋人では、やはり魅せ方って変わるものですね。描いておりませんが、ソニアのメイク指導も彼女がしてくれます。

アクセルを探すために懸命に勉強し、警察官になりました。警官になるためには、卒業試験までの間に、必要な資格取得もあったりするようです。

終章では、レイラは優秀な成績をおさめており、既に卒業見込みを得ている状態としています。一般的でないものですが、アクセルの発見に繋がるガード任務に自ら就くために、それだけ努力をしたということを意味しています。

彼女は訓練生期間中、同期の警官につけ込まれそうになっていたんですよ。あんな彼氏、大丈夫?といった具合に……

さて、当時の彼女の振る舞いは……




・ブルース=奏=ハワード


ギタリストのMIYAVIをイメージしています。また、歌に関してはMY FIRST STORYのボーカル、Hiroをイメージしています(ワンオクTakaの弟さんです)。

本作では名前を出していませんが、日本名は「(そう)」であり、上記が正式名称です。感情が高ぶると大阪弁になります。

ブルースのお母さんは大阪出身で、彼は小学生の間は大阪の学校にいました。親しみやすく、場に馴染みやすい性格ではあるものの、やはりハーフなだけあって悩みもありました。

レイラが言ってた様に、彼はスペックが高いのです。プロミュージシャンの子どもであり、ギターのスキルも早くに習得しました。家も大きく、スタジオでは仕事ができるほど設備が整っています。言語も、学校で習っていたフランス語を含めちゃうと、ちょっとトリリンガルってところです。

さて、そんな彼なんですが、アクセルの失踪後に「歌う事を辞める」という進路を決めるんです、が……




・レイデン=フィッシャー


Boyce Avenueというバンドのボーカル、Alejandroを参考にしています。ベーシストは、ビリー・シーンと、日本のロックバンドEgg BrainのKUNIを参考にしています。

左利きだったのは、お気づきでしたでしょうか。演奏する上で利き手を特筆するのは重視しませんでしたので、書いておりません。

半端なタトゥーが左腕に入っていることは、チェックポイントとします。弦を(はじ)く方の腕に彫られている=観客からよく見える。実は、そうなるように「仕込まれたもの」なんです。つまり、本人が望んで彫ったのではないんですよ。

さて、元不良少年とされる彼に、本当は何があったのでしょうか。ここでのエピソードでは、学校で揉めたシーンにあった“両生類”呼ばわりされた理由も隠れています。

少年院をピカピカに磨き上げ、激変させたというキレイ好き。さて、ただのキレイ好きなのでしょうか。掃除を隈なくする、いえ、してしまうのです。その心理は……




・ジェイソン=ジョーンズ


絶対に歌わないお堅いドラマーで、メンバーで最年長です。 MAN WITH A MISSIONのドラマー、スペアリブを参考にしてます。

ある優秀なドラマーの2世として、ライブハウスを中心に知れ渡っています。師匠は既に事故で亡くしており、その2代目になることを意識してドラムを叩いています。事実、2世だと広まるようになり、彼をそのまま2世と呼ぶ客が殆どです。

しかし、いつからか師匠を越えてやろうと、静かに燃えるようになりました。ステファンに見た目が似ており、失踪事件から襲撃事件が起きてからは、職場でいじられることもよくありました。

描いてはおりませんが、日頃からドラムの勉強に打ち込んでおり、仕事か勉強かの2択で生きている、ビジネスマンドラマーです。師匠のお陰もあり、腕は充分なので、仕事依頼が尽きる事はほとんどありません。結構な稼ぎ主ですが、実は両親としんみり暮らしているんですよ。アクセルと乗ってた車だって、お父さんのですしね。

一人暮らしもしていそうだし、恋人もいる。でも、進学せず仕事に打ち込む事を選んだ。その理由はですね……




・ダイナ


ジェイソンの恋人であり、ボーカリストです。日本人アーティストAimer(エメ)、解散済みロックバンドThe Winking Owlのボーカル、ルイザ(ルーマニアと日本人のハーフ)を参考にしてます。

最終章の舞台で、アクセルが歌えなかった曲をカバーしています。アクセルが書いた詞なので、訳はそのままアクセル風にしています。

しかし、ダイナは序章で話題になっていた通り、癒し系の声の持ち主です。音域が豊かであり、新バンドとして活動するにあたって、彼女もトレーニングをしたのです。

バスで20分ほど離れた隣街に住んでいる、お嬢様なんですよ。毎週金曜日、幼馴染のエマと共に、アクセル達が拠点にするライブハウスへ歌いにきます。

ジェイソンとの出会いは、たまたまカウンター席で歌を聴いていた彼と、ステージから視線を送り合う様になったのがキッカケです。でも、仕事の都合上、2人が接触する機会はなかなかありませんでした。なので、金曜日に互いの姿が20分ほど見れるだけがほとんど。だから2人にとって、金曜日の時間はめっちゃ貴重なんです!

付き合うまでに関係が発展したキッカケは、元々レイデンが所属していた不良バンド、Abaddon(アバドン)のボーカルの接近でした。

さて、ダイナ。アクセルが失踪した当時、ジェイソンを心配してライブハウスに駆けつけていたのです。ところが、そこでの彼の態度に呆れてしまい……




・エマ


Valentina Lisitsaというピアニストを参考にしてます。ダイナの幼馴染で、母親気質なところがあります。世話焼きで口煩い部分は、アクセルの姉キャシーに似てるかもしれません。そんな彼女は、レイデンを黙らせる事ができる唯一の存在。

彼女は、自身でもうまく捌ききれない事情を抱えて生きており、ダイナにそのことを打ち明けています。その上で、ダイナがジェイソンと結ばれていくのを遠目に眺めているのです。そうするしかできないという感情が、時々見え隠れしてしまいます。

そんな部分もまた、ダイナを通して、ジェイソンも受け入れています。なので、3人だけが共通認識を持っているという状態です。よってジェイソンは、ダイナをエマと過ごさせる時間もしっかり考慮しています。が、エマは性格が性格なので、自分の胸の内を口にしたり、自分そのものを見せるのは、ダイナだけです。さて、この先もそうなのでしょうか……

特定の人にしか打ち明けられない、あるものを抱えてこの先も生きていくという事なんですね。でも、その心を紐解いちゃう存在がおりまして、それは他でもない……




・ペイトン 


歌手Avril Lavigneと、歌い手ウォルピスカーターを参考にしています。ハイトーンヴォイスをしたギタリストで、メンバーで最年少です。

アクセル達と同じ学校に通っていた、ブルースの熱狂的なファン。そのアクセントに、彼の髪型のワンポイントである2本の青いメッシュを、同じ様に入れています。

ですが、ただのファンではなく、1プレーヤーであり、ブルースの奏法を追いかけ、曲も概ねコピーできてしまう天才。そして腕が上がるにつれ、ブルースの目を惹くようになり、やがて、ライバルとしてお互いを意識するようになります。

ところが、ある理由で進路を見直す事になり、隣街の学校に転校してしまいます。ブルースとはその後、どうなったのでしょう。彼女は離れてしまってからでも、彼に起きた事情や状況をちゃんと追いかけてはいたのですが……




・FBI捜査官 エドワード・ルイス


作中では捜査官と記していますが、FBIです。別作品で登場している人物であり、ヒントは「青い瞳」です。他にも同じ眼の表現を用いた人物はいますので、すぐの特定は難しいかもしれません。しかし、恐らく年齢を想像すれば1人に絞られるのではないかと、作者は淡い期待を持っています……

もう1つの情報として「分析力・観察力が秀でている」点です。職業柄そうではありますが、その力を発揮し、多くの冒険者に知恵を与えてきた大きな存在です。愛称はエドで、本作で初めて本名が出ました。

ヨーロッパが拠点であり、生まれ育ちもそこです。しかし、職業柄や性格もあって、渡航をするのが好みです。そのことから、視野や思考を広げることに徹しています。




・心理カウンセラー ターシャ・クローディア


彼女も別作品で登場している大きな存在です。ヒントは「亡くした親友から貰った花束」。アクセルと話していましたが、過去に誘拐被害の経験がある女性です。そこから助けを求めるのに、あらゆる手をつくしたものの、その手段は指摘される事も多かったのです。が、彼女が言う「私が薬になる」は、セリフを通して伝えたかった事です。

ここで、彼女を先に知って頂いていた方へ、新しい情報を添えます。

ターシャが口にした「歪んでしまった友達」。その表現は、成長した彼女自身の表れです。ターシャを散々な目に遭わせた人物達がいましたが、彼女は今や、その存在を友達として受け入れています。(該当作品の結末が、その様子を物語っています)

心理カウンセラーに成り上がり、その友人達を定期的に訪問しているのですよ。




本作では、動物に関する想いに加え、人の心理や、物事を拡散するという行動、性にまつわる呼びかけを詰めました。

良くも悪くも、情報を得られるスピードが速い世の中です。私自身が子どもだった時も、その速さは凄まじいものだったのかもしれません。しかし、現在を生きる子ども達は、もっと目まぐるしい速さで大人になっている。或いは、そうならざるを得ないのではないか。そう思っています。だからこそ、特に性にまつわる点を呼びかける目的においては、レイデンを立ち上げました。







【参考動画資料】


●YouTubeのタイトル名です


・「他人を尊重できないなら出ていけ」米空軍士官学校の校長

・「ケンダル・ジェンナーが臨床心理士に打ち明ける、不安障害の実態」

・「元FBI捜査官なら、カップルを見て交際期間を当てられる?」

・「元FBI捜査官が教える、人を不快にする9つのボディランゲージ 」



米空軍士官学校の校長先生の話には感銘を受けました。ただ、その話の内容に沿ったものではなく、校長先生の口調をレイデンに落とし込んでいます。

彼が学校で悪ガキに水を撒き、追い払ったシーンがありました。生徒達は、揉め事の現場を楽しく撮影していました。それをする事がどういう事なのか。そこをどの様に伝えるかで悩んでいたところ、素晴らしい校長先生の言葉(動画)に出会いました。




●映画・ドラマ


・フルハウス(1987年 アメリカドラマ シーズン8まであり)

・フラーハウス(2016年 アメリカドラマ シーズン5まであり)

・フレンズ(1994年 アメリカドラマ シーズン10まであり)

・ドクタードリトル(1998年 アメリカ映画 エディ・マーフィー主演版から、ロバート・ダウニー・Jr主演版の2020年の作品まであり)

・スパイダーマン(1,2,3)(2002年~ )

 ※トビー・マグワイア主演作品の方を主に参考にしてます。

・ヴァンヘルシング(2004年 アメリカ映画 ヒュー・ジャックマン主演)

・ハルク(2003年 アメリカ映画 マーベル・スタジオなど制作)

・南極大陸(2013年 日本ドラマ)

・もののけ姫(1997年 スタジオジブリ制作アニメ 宮崎駿監督)

・崖の上のポニョ(2008年 スタジオジブリ制作アニメ 宮崎駿監督)

・美女と野獣(1991年製作 ディズニー 長編アニメ)



●書籍


・「それでも命を買いますか~ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ~」

・「動物たちの悲鳴が聞こえる~続・それでも命を買いますか~」

著:杉本 彩 ワニブックス|PLUS|新書


・「純血種という病~商品化される犬とペット産業の暗い歴史~」

著:マイケル・ブランドー 白揚社


・「実験犬シロのねがい」

著:井上夕香 画:葉祥明 ハート出版 児童書


・「神様のおつかい犬 純平」

著:関朝之 絵:天野壽 ハート出版 児童書




【オマージュ楽曲(YouTubeのタイトル名)】


・ONE OK ROCK:Nothing Helps

(【HD】ONE OK ROCK - Nothing Helps "Mighty Long Fall at Yokohama Stadium" LIVE)


・ONE OK ROCK:Never Let This Go

(Never Let This Go One Ok Rock Live EngSub)


・ONE OK ROCK:Start Again

(ONE OK ROCK - Start Again (Lyrics Video))※英語ver.

(One Ok Rock Start Again Live 2017)※日本語ver.


※この曲は、海外女性がカバーしている動画があります。本作の終盤で、ダイナが歌うイメージとしました。



・Daughter:Youth

(Daughter - Youth (Live on KEXP))


・Against The Current:That Won’t Save Us

(Against The Current - that won't save us [ACOUSTIC VIDEO])


・Tom Abisgold (from Chapter13)

(it's hard to explain why i wanna die)

※曲名は「Harder to pretend」と思われる


・Steve Gadd

(Steve Gadd | Drum Solo)

※ジェイソンのソロ参考


・Billy Sheehan

(Daddy, Brother, Lover, Little Boy (Bass playthrough by Billy Sheehan))

※レイデンのソロ参考


・Boyce Avenue feat. Bea Miller

(See You Again - Wiz Khalifa feat. Charlie Puth (Boyce Avenue feat. Bea Miller) on Spotify & Apple)

※カーチェイス映画で有名な『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌であり、この映画の撮影中に事故で失われた俳優に捧げられた曲です。

※多くのアーティストがカバーをしておりますので、様々なパターンをお聞きいただければと思います。原曲は、Wiz Khalifa:See You Again ft. Charlie Puth


・MIYAVI:WHAT'S MY NAME?

(MIYAVI - WHAT'S MY NAME?)

※ブルースのソロ参考


・MAN WITH A MISSION:Emotions

(MAN WITH A MISSION Emotions Live)


・Sparerib(from MAN WITH A MISSION)

(MAN WITH A MISSION リブちゃん 高画質)

※ジェイソン参考




【予告・さいごに】


ここで改めて、順次公開中の長編についてお話しします。

全12作としており、それら全てをひっくるめて「terra. WORLD Series」と掲げています。

今回の「COYOTE」を合わせて、6作の公開を終える事ができました。


今後も引き続き、最終地点としている代表作「大海の冒険者シリーズ」に大きく影響する物語から公開していく予定です。そのため、COYOTEシリーズは一旦2作までとし、3作目(恋愛ドラマ編)は後回しにします。


直近で書く予定にしているものは、シリーズではない単体の2作品です。それらのテーマは「風」と「海」のファンタジーであり、両者とも、ある冒険者の背景を1本のルートとして仕上げます。


その後、新シリーズ「TIME SHIELDER」を公開予定です。時間をかけるつもりでいますので、公開まで期間が空きます。そのため、大まかな内容を以下に紹介しておきたいと思います。




新シリーズ「TIME SHIELDER」は、代表作「大海の冒険者シリーズ」と「COYOTE」に登場した、黒い陽炎を纏う人物の物語です。


アクセルの目の前に突然あらわれ、突然いなくなった男性。青く光る眼をし、身体から黒い陽炎が放出されていました。彼は、あるアイテムを使う事で、特殊な移動ができてしまいます。その移動は、代表作でも誰かがしていたものと同じです。


“勝つこと”にこだわっているようで、「勝つ」というワードをよく口にします。代表作では、その意志を引き継ぐかのように、誰かの傍で勝利を囁いていたりもしました。勝負意識が強い性格の持ち主であり、その理由はスポーツに隠されています。


スケボーでの移動を主としますが、実はスノーボードが大得意の腕在りです。エピローグの挿絵は分かりにくかったかもしれませんが、あれは彼の姿が逆さを向いているものです。その理由は、南半球の者だからです。アクセル達が住む国の真裏であることを意味しています。よって、季節も時間も逆なのです。



ここで「COYOTE」の作中に触れます。

クランチは、こんな事を言いました。

『お望みのモンも、呪われた道具に過ぎん』


この「道具」とは、ずっと人の事を指しています。アクセルの事も道具と呼んでいた事から、歪んだ存在のコヨーテ達は、とにかく人間が憎いのです。



ところが、難しい話ですが「大海の冒険者~人魚の伝説~/~不死の伝説~」にも登場している、鏡の人魚シャンディア。彼女は、こんな事を言っています。

『止めるためには、人間に縋る他はなかった』


彼女は美しい存在ではありますが、数多く存在する神の1部。そのため、彼女やその他神族にも、やはり人間に対して思うことがあり、人間を「道具」と見ているのです。ただし、歪んだ存在達とは少し考えが違っています。



「TIME SHIELDER」シリーズは、2部作で完結し、ある冒険者の背景を1本のルートとして仕上げます。それをもって「terra. WORLD Series」と掲げている全編が終幕します。

お披露目は先になりますが、もしご興味をお持ち頂けましたら、その都度、新鮮な気持ちで遊びにいらして頂けますと幸いです。






この度は「COYOTE」にお越し頂き、ありがとうございました。皆様の応援だけでなく、皆様が励んでおられる姿もまた、私の執筆の糧になっています。落ちぶれかける世界を元気づけるために、想いや夢、ドラマを紡いでまいりましょう。


ではまた、どこかの作品で。




terra.



挿絵(By みてみん)








こちらで、簡単にお知らせいたします。

本作の続編「Dearest」をもって、長編小説の連載を終了します。

詳細や理由は、公開済み「Dearest」の「あとがき」にて、その他の想いをひっくるめて綴っております。


引き続き、インスタグラム @terra_write @pen_of_terra__ にて活動しております。

どうぞよろしくお願いいたします。



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