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COYOTE  作者: terra.
Preface
1/171

まえがき




挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)



新シリーズ「COYOTE」にお越し頂き、ありがとうございます。

本作は、初挑戦ジャンル「コメディ」と「サスペンス」を含むダークファンタジーです。

大きなテーマは「動物の闇」

そこに、人間を含む「生き物の特徴と歴史」と「音楽」を合わせています。




FBI捜査官も参考とするボディーランゲージから、人の心理を読み取るシーン。

不安障害の疑いがある患者に対する、心理カウンセラーの解説シーン。

アニマルセラピストと認知症患者、発達障がい児の関わり合いのシーン。

ワイルドライフマネジメント(野生動物保護調査員)といった職業のほか、楽曲・アーティストの紹介もしています。

ページの後書きや前書きも是非、ご興味を持っていただけると幸いです。


また、既存曲に合わせてオリジナル歌詞(英詞付き)も挑戦しましたので、お楽しみ頂ければと思います。




【Warning ※注意事項】

襲撃描写に加え、教育と娯楽を目的とした、ジョークレベルの性表現が発生します。ご判断は委ねます。




代表作「大海の冒険者」シリーズから、「MECHANICAL CITY」シリーズの情報が、今作でも絡みます。

ここまで公開済みの作品をお読み頂いている方は、本作に登場する誰か、或いは情報を、どの様に感じて頂けるのか。密かに楽しみにしています。




動物福祉「アニマルウェルフェア」という言葉があります。

人間と同じ、命ある生き物。

人間はその命をいただきながら、命を繋いでいきます。

その、同じ命ある生物に対する人間の向き合い方は、一体どの様なスタイルが望ましいのか。

遥か昔に比べれば、現在は随分とマシになったんだな、と思います。

しかし「マシになった」というだけで、結局、闇は今でも存在しています。

ペットや家畜、狩猟にまつわる動物の歴史を、物語を通してお送りします。



出来事を知り、それを広げていく事は、苦しみを減らすための一手段だと思います。

本作を仕上げるにあたって、以下に参考書籍を綴ります。



・「それでも命を買いますか~ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ~」

・「動物たちの悲鳴が聞こえる~続・それでも命を買いますか~」

著:杉本 彩


・「純血種という病~商品化される犬とペット産業の暗い歴史~」

著:マイケル・ブランドー



この3冊の出会いは、学びをくれたものでした。

内容は、犬や猫といったペットについてが中心ですが、家畜や狩猟の話も含まれる、幅広い情報が詰まったものです。



上記書籍の著者、マイケル・ブランドー氏への敬意を込めて、以下を抜粋します。


「犬には罪がないのだ。たとえ近親交配の繰り返しによって病弱になり、様々な奇形を抱え、知能が低くなっていても、勝手にステータス・シンボルにされていても、そのおかげで死んでしまっていい犬など、どこにもいない」



「犬」に触れている文章ではありますが、犬に限っての事ではないと、私自身は思っているところです。

ペット業界や里親制度、畜産動物などについて、本作を読む僅かな間でも、考えてみることができればいいなと思っています。




とはいえコメディでもあり、「音楽・恋愛」も含む青春ドラマでもあります。堅さと暗さ、笑いと音の表現で、バランスを取るのが難点でした。複数ジャンルや複数テーマを持たせると、情報がとっちらかってよくなかったりもしますが、書いてみると楽しく、発見もあるものです。引き続き精進いたします。

海外の文化も多く出していきますので、是非とも楽しんで頂けますと幸いです。




舞台は音楽の州。

そこに「あの者」が放った、シルバーコヨーテ。

「歌う犬」とも呼ばれる獣を引き金に起きた、失踪事件の真相とは――

いってらっしゃいませ。




挿絵(By みてみん)


※チャプター内の数字は、連載中に変動します。

※本作の部の区切りは、シーンに合わせる事を

中心にしています。そのため、部によっては

字数が多くなります。

※チャプター名は、月の満ち欠けの英訳です。

 主人公の変化を表しています。








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