9話 仲間
彼女の目が覚めた、そして彼女は俺を虚ろな瞳で見つめていた。
「此処はどこ、私は誰?そしてあなたは誰?」
「ブッ‼」
テンプレな展開に思わず吹き出しそうになった。さてどういうシナリオで行くか。
「失礼、俺の名前はレイ・アデミオン。気軽にゼロとでも呼んでくれ。それと、もしかして名前を思い出せないのかい?」
「そう、何も思い出せない。言葉とかは分かるけど。」
何も思い出せない、ね。
「じゃあ、俺が君に名前を付けてもいいかな?」
「お願い、あと服が欲しい、寒い。」
「分かったよ、服ね。それと、名前はシルだ。髪の色の銀色からとってシルだ。そして服は服と言えるかどうかはわからないけど、はい。」
俺は宝物殿から神器核を取り出し彼女に渡したが彼女は何を渡されたのかわからないようで困惑しているように見える。
「それに魔力を流しながら服の形や色、材質を考えるの、するときちんと思たとおりの形になってくれると思うから。」
「分かったやってみる。」
そういい、彼女は核に魔力を流しながら自分の考えた服を形どっていく、そしてそれは完成した途端に外套をすり抜けて彼女に装備された。
それはまぁ、何というか、俺が今着ているような体にフィットするような戦闘服だった、ちゃんと隠すところは隠せてるから安心してね。
「さてじゃあまず、すべてを忘れた君にこの世界のことを教えよう。」
そう言い、俺は宝物殿から世界乃書物を取り出した、世界乃書物とはこの世界の1から10いいえ、0から10まで書かれている本のことである、まぁ未来はさすがに書かれていないそしてこれには神々からの命令という名のメモが入っている。
そして俺はその本のカンペと書かれたページを開いた、そしてそれを読み始める。
「まず、この世界の勢力についてだ、まず、今俺たちがいるアストガロ王国、まぁ数多くある人間族の国の一つ、そしてこの国から西側のイスワース共和国を超えた先にあるのが我々が対立することになるであろうエヴォルニア教王国。何故対立するかと言うと、我々はこの世界を女神、いいえ、邪神エヴォルニアから解放するため。故にもともとこの世界を治めていた神の力を継ぐもの、要は先祖返りの力を持つシル、君みたいな仲間が必要になるんだ。と言っても先祖返りは一応後天的で一度異形化魔力暴走にならないとから基本的に生まれないんだよね先祖返りは、教会に処分されちゃうから。あぁ、話が逸れちゃった、要は教会とはおそらく敵対することになるだろうということだよ。」
「そうですか、では種族的な勢力はどうなんですか?」
「種族的な勢力ねぇ、まず、人族次にエルフ、獣人、ドワーフそして龍の子孫と言われる竜人族かな、長命な順にしていくと竜人族、エルフ、ドワーフ、獣人そしいて最後に人族という感じだ、先祖返りはどうなるか知らないけどね。」
「そうなんですか、あの一つ良いですか?組織とか作らないんですか?」
「作った方がいい?」
「いいと思いますよ、それにあなたと一緒だと世界の真実がわかる気がしますし。」
そのあと、俺たちは朝日が昇るまで彼女といろいろなことを話し合った。
まぁ、簡単に言うと組織の名前は『戦乙女』読み方は『ワルキューレ』だ、なんか名前からしてハーレムになりそうな気がするが気のせいだろう。
モットーは、『神に従い、神に背き真実を探す者』になった、矛盾している気がするがまあいいだろう。
シルはもういない話し合いが終わると仲間を探してくると言い出ていったからだ。
そして、物語はその8年後に動き出す。
次回から新章です。
あと、話がかみ合ってない気が。駄文ですみません。
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