表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様と行く世界  作者: haryuinariyama
真なる転生
5/9

5話 神界会議

死んだ、結局転生したのにまた死んだ。

「お主、何故死んだか分かっておるか?」

知らん、頭打ったのは分かる。

「分からないようじゃな、ありゃ振り戻しだよ完全に失念しておった。」

「振り戻し?何それ。」

「簡単に言うと咳みたいなものじゃ、つまりお主はあの世界に異物と判断されたわけじゃな。」

なるほど、よく分かった。だけど異物と判断されないためにはどうしたらいいんだ?

「それか、それは。」「私が説明しようじゃないか。」「え、なんであんたが居るのさ?ゼウス。」

「お主ら日本の神々だけで何やら楽しそうなことしてるからの。というわけでお主にギリシャ神話と北欧神話の力を授けよう。」

「何勝手に決めてるのよ、ならこちらも神界宝物殿から自由に武具を持ち出すのを許可するわ。」

「ならわしは。」

と、どんどんと加護やら権能やらが増えていく正直日本神話だけでもかなりなのだが神界宝物殿ってどうせあれだろ神話に出てくる武具を真新しい状態で呼び出せるとかそういうやつだろ。

「その辺にしてください。」

私は怒気を含んだ声でそう言った。すると、アマテラス様とゼウス様がこちらを向いた。

「ゼウス様は私に何を教えに来たのですか?」

「そういえばそうじゃった。異物と認識されないためには赤子に転生する、この場合は生まれてすぐに意識が覚醒するわけではなくそうじゃな、大体5歳から15歳までの間に覚醒する。メリットは若い頭だから大量の知識をねじ込めるといったところじゃな。もう一つは…」「良いです、他のは別に良いです。あとその場合貴族で尚且つ大きな学園には入れるところというのが条件ですけど。」

私はゼウス様の説明を遮ってそう言った。するとゼウス様はひげを触りながら

「ならあそこがいいじゃろうて、どこかの世界かは説明することができないんじゃが、とある王国の侯爵家にならたぶんできるぞそれに特別に地頭を良くしておこう。王国立総合学園という学園があってのそこがおすすめじゃ。」「待ってくださいよ、あの世界は確か。担当する神が滅び人間が祀り上げたお伽噺の神が祀られてるだけじゃ。」「だからいいのじゃよ、そこで赤子に転生すれば振り戻しなんて起きないじゃろうて。」「本音は?」「そこで、我ら地球の神々の信仰を集めれるようにすることじゃ。」

へぇ。そうなのか、それに思いのほかの戦力増強に神降ろしの強化、加護の増加さらに宝物殿に自由にアクセスか。

いいじゃないか。

「お願いします。そこに転生さしてください。」

「良いの?あそこは、スキルなんてものが無いよ。いや、でも大丈夫か魔法はあるし魔術、元いい古代魔法も存在していたからね。尤も存在は女神が死んだ一つの事件で隠蔽されているけどね。あの教会が。」「あの教会がの。」

教会って何?今は知らなくていいだろうが。あ、そうだ。

「そんなことよりも早く転生さしてください、あと出来ればヒヒイロカネを加工して糸にしたもので創った外套と所有者の意思で自由に材質、色、硬さが変えられるものも量産しておいてください。」「一つ目のはまだしも二つ目のって何か心当たり有る?ゼウス。」「あるのじゃよ、神器の核がその性質を持っていたはずじゃ、あれなら量産も簡単じゃ。大きさも自由に変えられるしのう。」「あぁ、あれね。わかったわそれらはあちら側であなたが目覚めるまでに量産しておく但し目覚めたら神降ろしの力を使って連絡してね、神降ろしの力に神界通信と神界宝物殿の機能を追加しておいたからね。じゃあ、しばしのお別れね、また会いましょう。」


そこで、私の意識は途絶えた。

もし、この小説がいいと思ってくださいましたら、いいねとその下の☆を押して評価をお願いします。

いいねは自分のモチベーションに繋がって投稿頻度が上がるかもしれません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ