その後の有希(S)と夢叶(M) ※あくまで健全です 1
配信を終えた夢叶さんを確認した僕はこっそりと帰ろうとして音を立てずに部屋のドアのところまで来たんだけど……
「……有希くん?どこに行こうとしてるのかなぁ?ゆめは有希くんに聞きたいこといっぱいあるんだけどなぁ?あ、ちなみにこの家って面白い構造しててね?」
「面白い……構造?」
「玄関のドア、所有者じゃないと開けられない仕様になってるんだぁ!」
「え、ということは」
「有希くんが帰れるかどうかはゆめの手にかかっているのです!」
「!!!?」
想定外どころの話ではありませんでした。いや、まあしばらく予定は無いしパソコンは持ってるから問題ないといえばないんだけど……いや、そんな些細なことよりもよっぽど問題があったのでした……
「え、この雰囲気の状態で僕夢叶さんと一緒の空間で過ごすの……?」
「この雰囲気って?あー……/////」
「さっきの事は忘れてください……」
「えー?でもゆめ、嬉しかったよ?」
「いや、喜ばないでください!?」
「えー?さっきみたいにゆめの事犬扱いしてくれないの?ゆめは有希くんのペットだよ?」
「Oh……」
僕は、夢叶さんの開いてはいけないパンドラの箱を開けてしまった…………と思ったけれど、よくよく考えてみたら前の配信でも時々Mなところを見せていたから元々開いてはいたのか……いやいや、そんなことを考えてる場合じゃなかった。どうしよう……いやまあ僕はどちらかといえばSなんだけど、仲のいい人相手ならまだしもよりによって夢叶さんに見せてしまった。
「有希くんー?大丈夫?」
「……あっ、大丈夫です」
「えへへ」
「くっ…………」
「……有希くん?」
「…………夢叶さん、いや、夢叶」
「なーに?」
「ペットがなんで人間の言葉を話してるのかな?」
「ゆ、有希くん……?」
「人の話聞いてる?あー、犬だから理解できないのかな?」
「…………わん!」
「よくできました!」
そう言いながらボクは夢叶の頭をなでた。そう、またボクはスイッチが入ってしまったのだった……
「ねぇ、夢叶?」
「なに?」
「……ワンでしょ?」
「……ワン!」
「ご飯にしようか」
「ワン!」
「ふふっ、夢叶は今日もかわいいね」
「わ、ワン!?」
「というわけで冷蔵庫の中身使わせてもらうよ?夢叶は椅子でおとなしく待てしててね?」
「わん!!」
こうして、ボクと夢叶の甘い甘い夜が始まる……
ここからしばらくは有希と夢叶のお話が続きます。そして、有希のSな部分が前面に出た悪魔有希モードがこの章このお話中はでっぱなしですがご了承ください。
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