有希、また雲咲に捕まる
レコーディングを終えて真人と夏姫さんと別れた後、僕は都心のカフェに来ていた。なんでかっていうとそのお店のパンケーキが美味しいから!
「ふわぁ!やっぱりここのパンケーキ美味しいなぁ!」
そんな幸せな気持ちでパンケーキを食べ、いざお会計という時だった。
「お会計お願いしま……え!?」
「はーい、お会計です……ね?あれ?有希くん!?」
「いや、まさかここに夢叶さんがいるなんて思ってもみなかったですよ……」
「……なんでそんな嫌そうな顔してるのかな?有希くん?」
「え?いや、嫌そうな顔だなんてそんな……はぁ」
「おーっとぉ?ちょーっとゆめ怒っちゃったぞ?この後付き合え?」
「……え?」
「あ、有希くんに拒否権とか無いから」
「……え!?」
「もうすぐシフト終わるから外で待ってて?」
「え?いや……」
「待ってて?」
僕はものすごく、ものすごく帰りたかったけど夢叶さんの圧に勝てるはずもなくビクビクしながら外で待つことになってしまった。
ゆめは、有希くんを一目見た時から有希くんの事が気になって仕方なかった。だからさっきはお会計の時に驚くふりをしていたけど本当は有希くんがこの店に時々来ることを把握していた。まあ、それはたまたまこの店がゆめの親戚がオーナーさんの店だったからこそ知れてこうして働かせてもらってたわけだけど。そしてそのおかげでこうして有希くんに会うことができたのに有希くんが嫌そうな顔をしてきたので、思わず外に待たせちゃった!そして、シフトも終わり事務所で有夏さんに連絡を入れた。
「もしもし!有夏さん!」
「なになに?どうしたのそんな嬉しそうな声して……?あ!ゆめちゃんって事は有希くん関連かな?」
「うっ……そのとおりなんですけどそうもすぐに当てられるとなんだか恥ずかしいですね……うへへ」
「それで?」
「あ!そうです!ゆめにまた有希くんお貸ししてもらえませんか?」
「いいよ!」
「軽いですね!?」
「なんだかんだゆめちゃん奥手なの知ってるしね?」
「そ、そうですね?」
「まあ、そういうわけで何かあったらすぐに連絡だけしてくれればいいかな」
「わかりました!!」
こうして有夏さんの許可も得たゆめは、意気揚々と有希くんが待ってるところへと駆け出したのです!
「お待たせ!有希くん」
「いや、まあ待つのは全然いいんですけどね?僕家に帰らないと母さんに伝えてないですし……」
僕は母さんの許可を得てないことを理由に断ろうとしてたんだけど……
「あ!有夏さんの許可は取ってきたよ!」
その目論見はあっけなく崩れ去ったので大人しく夢叶さんに付いていくことにしたけど……
「いらっしゃいませ!」
「また夢叶さんの家なんですね……」
「今日はゆめの雑談配信にサプライズゲストとして出てもらおうと思って!」
「……はい?」
「だからよろしくね!!」
「はい!!!?」
神様、僕にはいつ平穏が訪れるんでしょうか……?
ででどん!
ということで後書きに書くことが全く思い浮かばないので諦めます!
この作品がいいなって思ってくれたら評価や感想のほどよろしくお願いしますm(_ _)m
僕がめっちゃ喜びます!!!




