初コラボ! ②
僕は、驚く2人を横目に携帯を取り出して真人に電話をかけた。
「…………もしもし、有希どした?」
「急で悪いんだけどさ、今からColorful Palettesの事務所に来てもらえない?」
「おうおう、マジで急な話だなwwwで、なんでだ?今日有希配信だろ?」
「そう!その配信でトラブっちゃって音源が流せなくなっちゃってさ……真人に演奏してもらおうかなって」
「ん?別に暇だしいいんだけどさ、俺で大丈夫か?」
「いや、むしろマサじゃないとだめでしょ」
「お、おう……すぐに支度して向かうわ。40分くらいかかるけどいいか?というか機材は?」
「機材は結構なものが揃ってるから問題ないと思うよ!」
「おっけ。じゃあちょっと待ってて」
というわけで普通に真人を呼べたので、配信は予定より30分遅れにして開始することになった。
「まさか、Vellが揃い踏みすることになるなんて……!?」
「そんなに驚くことでもないと思うけどなぁ……真人、同級生だから……」
「え?そうなの?」
「うん、というか真人とは小学校の頃からの幼なじみだから!」
「そうだったの」
「あ……瑠衣さん、勝手に呼んじゃったんですけど大丈夫ですかね……?」
「GJ!!」
「……テンション高いですね?」
「え?そりゃもちろん!前も言わなかったっけ?私、Vellのファンだから!ライブは行けなかったけど…(´;ω;`)」
「あたしは見に行ったの!」
「……夏姫さん、その話詳しく」
「る、瑠衣ちゃん……?目が怖いの……」
「そ、ソンナコトナイデスヨー?」
なんだか夏姫さんと瑠衣さんの間で不穏な空気が流れ始めたところで、ナイスタイミングで真人が到着した。
「真人!ありがと!助かるよ!!」
「おう、有希の頼みだしな……えっと、初めまして、Vellで楽器を担当してるマサこと神堂真人って言います。よろしくお願いします……?」
「本物だ!」
「あ、本物っす」
「ファンなんです!」
「あれ?僕に対しての時の反応とちがくないですか!?」
こうして、なんとか配信を始めることになった。
機材トラブル直ったんかな?
歌唱力おばけの2人のコラボ楽しみ!
wkwk wkwk
wktk wktk
お、始まる!
『みんなー!お待たせなの!今回の配信はいつもとは違うの!なんとなんと……この前にデビューした白銀凛くんとのコラボなの!というわけで、早速彼を呼んでみたいと思うのー!凛くーん!』
『はーい!みなさん、はじめましての方ははじめまして!前回の配信を見てくれた方はお久しぶりです!新人Vtuberの白銀凛です!今日はよろしくお願いします!!!』
こうして、僕の初コラボ配信が始まる!
よいしょお!!
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