【誘惑】ヘルヘブン女戦闘員のチャーム攻撃【魅了】
「いくわよ!」
「ここは通さないわ」
ヘルヘブン女戦闘員があらわれた!
無実の市民への無差別攻撃をしかけるヘルヘブン。
罪のない数万規模の人間への虐殺をとめるために、俺は奴らの拠点の一つに侵入していた。
(二人か……)
数で勝負するヘルヘブン女戦闘員にしては、少なめな人数だ。
これは楽勝だなと、俺は内心思った。
だが――
「ふふふ」
ヘルヘブン女戦闘員が大胆なポーズをとった。
ヘルヘブン女戦闘員の手のひらでは到底隠しきれないほどの大きな胸。
その大きな胸に惜しげもなく、女戦闘員は掌をのせた。
年頃の女ならはじらう所だろう。だがそこはヘルヘブン女戦闘員。
恥じらう事もなく、誘惑するように大きな胸をもみしだいた。
「これはどう?」
ムワっとした色気がムンムンと伝わってくる。
(これは……)
魅了攻撃!
ヘルヘブン女戦闘員の魅了攻撃だ。
グラマーな美女の魅了攻撃。
何度くらっても、これは中々抗いがたいものがある。
(やばい……)
俺はヘルヘブン女戦闘員の魅了攻撃をくらう。
うん、割とやばい。
この巨乳女戦闘員を容赦なく屠る気だったが、魅了がクリーンヒット。
力がイマイチ入らない。
頭を潰す気だったが、その気も萎えていた。
相手が男だったら、もうとっくに屠っていただろうが、相手が美女、そして魅了攻撃をしてくるような魅惑的な女だから、ぶち殺しモードも鈍るのも道理と言えば道理である。
(やべぇな、殺る気にならねぇな、どうすっかな)
攻撃が繰り出せない、これやばくねと思った時だった。
「もらったわ!」
魅了攻撃を喰らい、動きが鈍った俺を見てこれ幸いとばかりにもう一人のヘルヘブン女戦闘員が襲いかかってきた。
ヘルヘブン女戦闘員の攻撃!
「ぐおっ」
俺はヘルヘブン女戦闘員の攻撃をモロにくらった。
ダメージを受けて、俺はわずかによろめく。
「うふふ」
俺に攻撃をしかけた美女(巨乳)が蠱惑的な笑みを浮かべた。厚ぼったい唇からチロっと赤い舌をだす。舌からはテラテラと唾液がしたたる。いちいち色っぽい下っ端女戦闘員である。
だが、
(目が覚めたな)
今の攻撃で目が覚めた。
魅了により動きが鈍っていた体が軽い。
「っ!?」
片方の女戦闘員――最初に魅了攻撃をしかけた女戦闘員が再び魅了攻撃をしようとする。
「やあああぁぁっ」
そしてもう一人が襲ってきた。
愚行だ、実力の差を理解できてない。
魅了で動きが鈍ってない状態なら、負ける理由がないのだ。
女戦闘員の攻撃を避けると、女戦闘員の深い谷間に無造作に手をつっこんだ。
「あぇっ!?」
男に女の部分に無頓着に手を突っ込まれ、女がゴクリと息を飲んだ気がした。死の予感を感じたのだろう
深い谷間から伝わる熱は暖かく柔らかい女の感触。
、俺はためらうことなく破壊の理を放つ。
「あぁっ!?」
ズン、と男の気を体内に入れられ喘ぎ声をあげるヘルヘブン女戦闘員。そして――
「あああぁぁぁっ!?」
破壊の気を一気に流し込まれ、一撃で返り討ちにされる女ザコ。
やはりザコである。
「くっ!?」
仲間が一撃でやられ、最初に魅了攻撃をしかけてきたヘルヘブン女戦闘員がとびかかってくる。
俺は攻撃を放つ。
「ああああああぁぁっ!?」
断末魔の叫びをあげるヘルヘブン女戦闘員。
モロに攻撃を受け、みっともないほどのけぞり、大きな乳がぶるんと揺れる。
少しもったいないが、グラマラス美女といえど敵である、一瞬の情けが命取り。
容赦なく屠る。
「あっ」
バタンと倒れる女戦闘員。
魅了攻撃をした女戦闘員を倒した。




