男女の違いを描く方法 ―動作編―
前回ご好評を頂いた、「男女の違いを描く方法」。今回は動作に的を絞って書いてみたいと思います。
ただ、グラフィカルな要素なので、小説の描写にはあまり役に立たないと思います。どちらかというと、絵を描く方向けですね。
これも個人差があることなので、当てはまらない場合があることはご念頭に願います。
●紙袋・買い物かごの持ち方
パン屋とかで取っ手のないタイプの紙袋を受け取った際の描写です。
男性の場合、紙袋を持ったらぶら下げて歩きます。
女性は、胸のあたりに抱えて歩きます。
スーパーやコンビニの買い物かごの場合は、男性は上記と同じくぶら下げて歩きます。
女性の場合は、手首よりやや後ろに引っ掛けて、手の向きを仰向けて、ちょっと指を曲げるようにします。
●腕組みの仕方
右手は左の二の腕を掴み、左手は右腕と胸の内側に巻き込んでください。逆でも構いません。これが男性の腕組みです。
同じく右手は左の二の腕を掴み、左手は右肘を持ってください。もちろん逆でも構いません。これが女性の腕組みです。
●座席の座り方・しゃがみ方
男性は足を広げて座ったりしゃがんだりしますが、女性は足を閉じたままです。骨盤や性器の構造の関係で、男性はずっと足を閉じているのが少しきついんですね。ちなみに足組みも、その関係で女性の方が得意です。あとは、女性はスカートが多いので、羞恥心の問題もあります。
●女性は歩くとき腰を振る
アニメなんかでお色気たっぷりな女性が腰を振り振り歩くシーンがよくありますが、あそこまで大げさではないですが、女性は骨盤の構造上、歩くとき腰を振ります。
●女性はX脚が多い
またこの出だしになりますが、アニメなんかでヒロインがえらい内股で立ってるシーンがよくありますが、多少オーバーではあるものの、女性は骨盤の関係でX脚が多いためです。
ざっと思いつくのは以上です。なんか後半骨盤の話ばっかりですが(汗)、ご参考になれば幸いです。