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魔王降臨
三年ぶりです。よろしくお願いします!
「そんなわけあるかぁあああああ!!」
急に大声を出されて驚いてしまった。
目の前にいるのは先ほど倒したはずの魔王。一体なぜ
「いや、一体なぜってそれは魔王がいきなり倒されたらおかしいだろうが!」
まあ確かに。
「まず、何で魔王がそこらへんの食事処にいるんだ!ぜってぇバカだろその魔王」
いや、あなたなんですけど。
「まあ、いい。今日はお前に用があって話に来た」
「話?」
魔王が直々に話に来た?確かに私はそれまで倒されてこなかった魔人の
一翼である沙羅姫を倒したので当然マークはされるだろう。
しかし、こんなに早くに?
魔王は私の顔をよく見てこう言う。
「お前、幻術にかかりやすいな」
「幻術?」
「あぁ、幻術だ。お前は間違いなく幻術にかかっている眼をしている」
そういえばモンクといい沙羅姫といい私は度々幻覚を見せられている。
「ということは、もちろんこれも幻覚?」
「その通りだ」
なるほど。しかし、それが本題ではないことも分かる。
魔王に次の言葉を促す。
「まあ、とにかく今自分が言いたいのは、私はお前の敵ではなく私を倒さなくとも
お前の友は助かるということだ」
「どういうことだ?」
「単刀直入に言おうか。今までの事象、裏で手を引いているのは帝とあの僧だ」




