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顕現せし者

 山の奥にて私達は洞穴を発見しました。かなり長く続いているようで。


「一通り見てきましたが、ここしかないでしょう」


「うむ、そうだな」


しかし、私はこの時あることを思いました。敵がいない、と。ここが本当に拠点だとするならば明らかにそれを護るものがないからです。おかしいとは思いながらもとにかくここは進むしかありません。


「よく来たね」


「「!?」」


私達が中に入った瞬間声が……後ろから!!!咄嗟にサムライは刀を抜き後ろへと向けました。そして、そこに居たのは、


「どうも、あたいは沙羅姫って呼ばれてるもんだよ」


「お主が化物どもの首領か、斬る!」


「威勢の良い坊やだこと」


そう言ってサムライは魔神・沙羅姫へ斬撃を繰り出すのですが……。


「……あんた、それ全力かい?」


「はぁ、はぁ」


僅か数十秒で息切れを起こしてしまいました。そう言えば剣術が駄目だと前に言っていたような……。どうしましょう、これ。

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