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思ってたのと違う異世界転生  作者: 星の心
異世界あるある
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閑話~女神たちの策略~

始まったばっかの閑話です。

基本的には情報の説明です。

~女神の仕事場~


「あ~。

 女神間協定のせいで私たちが過労死する~。」


私は”地球”の女神であるアイーダ。

今は一応部下であるキースと一緒に書類の整理に追われている。


「仕方ないですよ。

 不幸な死によって死んだ人の半分を転生させるって決まったんですから。

 それが”地球”ではトラックにひかれることと通り魔に刺されて死ぬことに

 上の方々に決められたんですから。

 それに元の世界に戻れた人たちによって書かれた転成系の小説?

 もせいで、トラックに突っ込む人が増えて。

 転生の手続きが増えているんですよ。」


転生の手続きはしっかりとその相手からの質問をすべて答えさせないと転生させられない。

その手続きがただでさえ面倒なのに、それが一日30人と来る。

一人40分だとすると20時間、時間など神々に関係はないが基本的に”地球”の時間

で過ごしているので疲れを感じる。

過労だと文句を言おうにももっと大変なところもあるようなので何も言えない。

そこで私はただでさえ足りてない時間を振り絞って考えたのである。

転生は割と不幸だと広めればいいのではないのかと。


「アイーダ、私に転生を試みてトラックに突っ込む馬鹿を減らす考えがあるから、

 次に作家の転生予定者がきたら私に回してくれない?」


~~カイトの転生手続き後~~


「約束どうり回しましたけどなにをしたんですか?」


「能力に50年間の不死を与えた。 

 そして50年たったら、彼を回収して異世界転生にあまり利点はない。

 という内容の小説を書かせる。”地球”は50年間時を止めとくから

 その間は休暇ね。」


「なるほど女神間協定にある能力付与を逆手にとったんですね。

 あの同じ能力を与えてはいけないっていう。」


「これで転生人は減るでしょう。」


これでしばらくは悠々自適に暮らせる。

そう思うと自然と笑みがこぼれた。



 

物語を考えるのってたのしいですね。

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