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十六夜家の野望(仮)  作者: 十六夜 桜花
序章 〜逃避行編〜
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第七話 逃避劇~京の現状と少女救出~

「七歳の子供に一人でいかせるか?普通…はぁ。ここから京だな。戦乱で荒れてるらしいからな…はぁぁぁぁぁぁぁ…萎えるわぁぁぁ。」


馬をゆっくりと歩かせ、京の下京辺りに入った法師は、下京辺りは戦闘行為が派手に行われていたのもあり、家が崩壊していたり、遠巻きに見られていたり、虎視眈々と獲物を狙っているかのような目で見られたりしていた。

完全に入る箇所を間違えたと思った法師は内裏や将軍御所がある上京へ向かおうとした所で、足軽が女性を追いかけているところに出くわした。

女性の身なりは、神社の神官のような格好をしていた。


「こういったことには弱いんだよなぁ。」


ため息を吐きつつ、腰に着けていた太刀を抜き馬の速度を上げて、足軽に斬りかかった。

足軽は、法師の存在に気づいたが太刀を抜くところを見ていなかったため、法師は身なりも良いいので拐う目標が増えたことに喜んでいた。

法師が足軽に近づくと、太刀を勢い良く振り落とし足軽の一人の首をもぎ取った。

女性を庇う様に、割って入り馬から下馬した。


「あそこの奴みたいになりたくなかったら消えろ。」


法師の警告を無視した足軽数名は人数を生かして、斬りかかった来た。

法師は、太刀を目の前の足軽に向けて投げ、太刀で怯んだ足軽の腰の所の小刀を取り、足軽の首筋辺りにさして蹴り飛ばした。

そのまま落ちてきた太刀を受け取り、体を動かして二人の首を斬り刻んだ。


「さて、残りは三人だがどうする?去るか?死ぬか?どちらがいい?」


足軽は武器を持ちつつ逃げる道を選んで逃走した。

そして、女性をよく見ると少女であることがわかった。

そして、母上とお菊が上京の方に来ると法師の後ろに隠れた少女を前に出した。


「足軽六人か七人ぐらいに襲われた所を助けた。女同士の方が話しやすいと思うから頼んだ。」


上京の方は戦闘の余波はあったが下京のような廃墟のような所は無く、復興が進みつつあった所にあのような輩が居たりするみたいだ。

母上とお菊が、少女に話を聞くと家から無断で外に出てきたみたいだ。

外は危ないからと言われてたみたいだが、子供の好奇心には勝てなかったみたいだ。

そう言うお前だって子供じゃないかって?うるせぇの一言で終わらせて貰おう。


「家に送って行くことになったんだな。仕方ない行くしかないか。」


少女を連れて少女の家の近くに来ると、少女は家は近いからあとは自分で帰れると言っていたが、少女一人は流石に不味いと思ったので自称ジャパニーズニンジャでは無いと言っているお菊をつけて遠くで見守ることにしたのであった。

やはり、家の人が探していたみたいであとでめちゃくちゃ叱られるだろうなと思いつつお菊は少女の母に軽く会釈してから少女に小さく手振って別れた。


母上と法師とお菊は馬に乗り、上京を出て関を通り、南近江にある大津を抜け観音寺城城下を通り、北、南近江と美濃の国境砦にて関料を払い美濃の井ノ口へやって来ていた。

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