第二十九話 尾張統一戦〜末森城の戦い前哨戦〜
AやBより甲、乙、丙とかの方が良かったかなぁ…
次の更新は遅くなると思います。
織田信行の居城である尾張末森城、十六夜隊の50人が末森城城下に来ていた。
「隊長、城下に着きました。」
「副長、寝静まった頃合いで攻撃を行う。ただし、こちらはたったの50人だ。効率よく目標を見つけ捕縛し脱出する。それまでは、休息する。」
「は。」
それから夜も更け、動物の鳴き声がしている頃、突如城門が爆破した。
城門が爆破したことで、正門は崩壊、死者多数、負傷者多数の大惨事が起こっていた。
「隊長、爆破確認。」
「よし、作戦始動。」
城門が爆破は単なる合図であり、35名の部隊員達が闇に隠れて城へ潜入した。
《こちら、A居ません。》
《B、C同様です。》
〈よし、次。歯向かうものは処理しろ。〉
《了解》
残りの15名は何時でも逃げれるよう準備をしていた。
城門の被害が収まる頃、城内では火縄銃を少し改造した隊員達が、城内にいる侍と戦っていた。
「お主、何奴!曲者じゃ!」
狭い城内では、個人でくる侍より集団で火縄銃を撃ち出す隊員達が強かった。
その時、C班から伝言に使う狼煙が挙げられ、狼煙の色は青色だった。
「狼煙の色は青か…全隊至急城内より脱出したのち予定の行路で退却。拠点で集合。」
退却する際、城内は死体だらけであった。
そのせいでB班は退却に遅れが出て、脱出時点でA班が簡易バリケードを作り火縄銃で対向していた。
「時差をつけて射撃しろ!撃ち終わったやつから交代して弾込め!3人目は弾込めした火縄銃を前列に渡していけ!」
火縄銃による火力支援攻撃で末森城兵は近寄れていなかった。
長篠の合戦で使用されたと言われている鉄砲三段撃ちである。
「B班全員退却完了です。」
B班が退却が完了すると、瓶に火薬を詰め込んだお手製の手榴弾を投げ、爆発と同時にA班も退却した。




