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処女作で77万文字の大作を書き上げてしまったが為に、中々新連載を始める勇気が出ない小心者の話

作者: こーちゃ

 現在、元号が変わり、令和元年5月4日。


 今、自分は新連載に向けて、新作を書き始めています。

 話数にしてまだ4話程度ですが。


 せっかくのゴールデンウィークだし、できれば連休中に投稿を始めたいな〜とか思ってました。


 しかし、中々投稿には踏み切れていません。

 それは何故か?


 自身の処女作である『ひめてん〜姫と天使と悪魔と猫〜』が、当初の自分の予想に反して、余りにも大作になってしまったからです。(別に人気だったとは言ってない)


 前回のエッセイにも書きましたが、それまで小説という物をまともに書いた事も無ければ、読んだ事も無いど素人が始めた連載なんです。


 誰が77万文字もの大作になるなんて思いますか?

 書いた本人が一番信じられないんです。

 何でそんなに書けたの?

 あの時はホントに何か、霊的な物に取り憑かれていたとしか思えません。


 事実、夜寝る前に布団の中でスマホを片手に書いて、翌朝誤字や脱字をチェックする為に確認すると、こんな文章を書いた覚えが全く無いなんて事がよくありました。


「ハイそこ! 寝ボケてただけだろ、とか言わない!」


 現にその連載が終了してから約一年の間、全く小説を書いてないんですから。

 いくつかの設定や簡単なプロットを考える事はありましたが。


 そして、何故かまたふと思い立って、前回のエッセイを書いた所意外にも高評価で、何と日刊ランキング最高4位まで行ったんです。

 あれには本人が一番ビックリです。


 エッセイのジャンルとはいえ、連載中にずっと夢だったランキングに入った事で、また書きたいという想いがフツフツと湧いて来たのです。


 そこで、色々設定を考えていた中から、どれを連載に持って行こうかと考えました。


 本来処女作になる予定だった奴にしようか?

 新たに考えた設定の奴にしようか?

 それとも、処女作が楽しかったので、その続編にしようか?


 中々決まらなかったので、色々考えた設定を順番に、とりあえず1話ずつでも書いてみて、続きを書きたくなった奴を本格的に書いて行く事にしました。


「よし! まずは新たに考えた設定の中からなろうで人気のテンプレ、異世界転生チート物で、ゲーム好きな主人公が神様に頼んで異世界でもゲーム機を使えるようにしてもらって、でも実はそのゲーム機はソフトを変える事によって様々なチート能力が使えて……」

 

 スマホを片手に書き始めました。


「えっと、異世界の魔王が勇者の究極魔法によって少女の姿に変えられて……いや、こんな設定考えてないよおお‼︎」


 デジャヴである。


 また分からない何かが降りて来ました。


「てか、またTS物⁉︎」


 自分はやっぱりTS物が好きなんだなぁと、再認識しました。

 ならばと、また心の赴くままに書き始めました。

 そして冒頭にあるように5月4日現在、4話分程書く事が出来ました。


 まあ前回と違う所は、まだ投稿を始めていないので、これからゆっくり設定やプロットを固めて行こうかと思いました。


 思いましたが、そこはまた欲が出てしまい、連休中にまとめて投稿すれば、みんな休みで読んでくれる人も多いだろうし、スタートダッシュを決められるのではないか? 


 という、なまじなろうの戦略を知ってしまったが為に、何とか連休中に投稿したくてウズウズしているのです。


 では何故投稿しないのか?


 それが正にタイトルにあるように、処女作がまさかの大作になってしまったが為に、自分で自分の作品のプレッシャーに潰されているのです。


 しかも前回のエッセイで、連載を完結させられない人は三流だなんだと散々言ってしまったが為に、自分で自分の首を締めている状態なのです。


 連載はしたい。でもエタるのが怖い。

 そんな恐怖に襲われて、気を紛らわせる為に、ついこのエッセイを書いたという訳です。



 ハイ。ちゃっかり新連載の宣伝も含まれています。



 自分でデカイ事を言った以上、いざ連載を始めたら必ず完結まで書ききらないと格好が付きません。


 なので、もしゴールデンウィーク中に自分の新連載が始まったならば、覚悟を決めたと思って、応援して頂けると大変力になります。


 しかしもし、何も始まらなかったら、プレッシャーに負けたヘタレやろうと笑ってやってください。



 小説とは本来、もっと楽しんで書くものだという事は分かっています。


 でも、こうやって自分を追い込まないと、逃げ出しそうなんです。

 また何年も開いてしまいそうなんです。

 書きたいという想いが高まっている、今始めないとダメなんです!


 じゃないと、書籍化してアニメ化なんて、夢のまた夢になってしまうのです!




 小心者の新連載が始まるかどうか、乞うご期待!



「そこ! テメェの小説なんか、誰も期待してねぇよとか言わないっ‼︎」





新連載。

楽しみでもあり不安でもある。

また楽しんで書けたらいいな〜。

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