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森の中

土や草木の懐かしい匂いが鼻腔をくすぐる。それと同時に感じる全身の痛み。決して激痛ではないが、チクチクと体の前面が痛む。

勉はその痛みにつられるように目を開け、寝転んだ状態のまま周りを確認する。すると、目の前に一人の人間らしきものが倒れてるのが見えた。フード付きのマントを身につけている。続いて体を起こし周囲を見渡すと、あたり一面の木々、上空はかなり高くまで続く高木が連なっているせいか、青空は小さかった。ただ何にせよ、ここはどうやら森の中のようだ。


(森の中、と言うことはわかったんだがーーー)


その先の情報について思考を巡らせる。


(ここは純粋に、どこなんだ?)


近所にここまでの高木がある森は見かけたことがない。あるのはマンションの連なる景色だけだったし、自然というものに程遠い生活を送っていた勉は、このような大自然は画面の中でしか見たことがなかった。


勉は不意に頭痛を感じた。

続いて、トラックが迫る映像がフラッシュバックする。運転手の男二人の顔、地面、その視線の先にある妹の顔ーーー


(ーーーそうだ、交通事故に遭ったんだった……)


朝のニュースを確認していた勉の不吉な予感は当たってしまったということになる。だが今こうやって生きているということを考えると、幸い一命はとりとめたということになるだろう。不幸中の幸い、と言ったところか。

交通事故の映像から思考を変え、勉は冷静に考える。勉と妹は交通事故にあった。あれは夢ではない。紛うことなく現実だった。

(めちゃくちゃ痛かったし……)

鮮明に思い出される生々しい痛覚に鳥肌が立ち、思わず思考が流されそうになってしまうが、勉はなんとかこらえた。


交通事故の後、森の中にいる状況。これが一体何を意味するのだろう。勉と彩香を轢いたトラックの運転手が交通事故を隠蔽するために、森の中まで運びそして捨てたということになるのかもしれない。そうするとかなり遠くまで運ばれているはずだ。そして倒れていた勉たちにあれやこれやするために、トラックに乗っていた男たちが森まで連れ込んだのだろうか、と、勉はとてつもない不安に駆られる。


ふと勉は、思考に没頭するあまり気づかなかった体の開放感に気づいた。

いや、まるでそれが普通であるかのような感覚だったのだから、気づかないのも仕方がなかったことなのかもしれない。勉は恐る恐ると言った具合に自らの体を視界に入れる。

そこにあったのは、紛れも無い、一糸まとわぬ男の裸体であった。

ヒュッ、という鋭い呼吸の後、どうしようもない恐怖感に襲われる。


ーーーまさか、本当に体目的で襲われたのでは。


勉の背中に嫌な汗が流れる。もしこの仮説が正しいのであれば現在の勉の格好にも納得がいく。好き好んで野外で全裸になるという可能性がよぎるが、そんなことは無意識下ですらありえない。不意に自身の尻のあたりがムズムズとした嫌な感覚に襲われるが、気のせいであることを祈る。そう思わないと精神的ショックで気が狂ってしまうだろう。そう言った人間の存在は否定しないし、これと言って忌避するものでも無い。だがそれでも強制的に襲うというのはしてはいけないことなのではないか。きちんとした両者の合意のもとであれば良いが、勉にはその興味はなかった。

(これが、強姦される辛さなのかもしれない……)

勉の思考はネガティブな方向へ向かいそうになるが、別の可能性を見出したい一心で思考を働かせる。

山に運ばれ、体目的で襲われたのであったとしたら、目の前に倒れているのはバイクの後ろに乗っていた妹だろう。なぜマントを着ているのかは不明だ。

と、勉は妹が襲われた可能性すらあることに思い至った瞬間、どす黒い感情が頭の中を蠢くような感覚に陥る。

もしそれが真実であったとしたら、その男たちを許すつもりはなかった。だが勉は、その心に渦巻く明確な殺意を必死に抑える。感情的になってはいけない。今やるべきことは、ただ己の思考を働かせることだけだ。


そこで、勉は一つの違和感の正体に気づく。


なぜ一切の怪我を負っていないのだろう、と。


勉の感じた痛みと最後に見た光景が現実のものであるなら、それは紛うことなきトラックとバイクの衝突事故である。そうであるならどこかしらに怪我を負っていてもおかしくは無いはずどころか、怪我を負っていないことの方が異常だろう。しかし、体を見てもそれらしき外傷は残っていないし、体は自由に動く。勉の体を触ってみれば、心なしか肌の状態が良くなったようにすら感じた。

ふと、昔どこかで聞いた、「人間は銃で撃たれたと思い込ませることができればそれだけでショック死してしまう」と言った趣旨の話が頭の中に蘇り、一つの可能性を提示する。

それは、そもそも衝突さえされていなかった、という可能性。

事故の直前でトラックが止まって、そのショックで気を失ってしまっただけ。あの痛いという感覚でさえ勉の脳が勝手に作り出したものだとしたならばそれも納得がいきそうだ。ショック死はしていないが気を失ってしまった、ということだろう。そうだとしても森の中にいるというのはなんらかの意図があってのことであり、結局思考は堂々巡りだった。

どう頑張ってもそれらしい答えが出なかった勉は、助けを求めるように目の前にいる妹らしき人物へと歩み寄り、そのフードを取ってみると案の定肩までかかる妹の黒髪が見えた。少しの安堵感とともに、まだ拭い去れない不安をかき消そうと、彼女を揺すって目覚めさせる。


「おい彩香、起きろ」


何度か揺さぶり、転がすうちに、彩香はむにゃむにゃと声をあげ、目をこすりながら目を覚ました。まだ視界が光になれていないのだろう。眩しそうに目を細めた妹が、不思議そうに言う。


「んー……?ああ……おはよお兄ちゃん……」


目が多少慣れたのだろう。あれ?という疑問の顔を見せた彼女はきっと勉と同じように戸惑っているためだろう。妹の考えは兄であればよく理解できる。まず最初の疑問は、一体ここはどこなのだろう、と言うことに違いなかった。だが、勉の予想に反して、妹はいきなり顔を真っ赤に染め上げたかと思えば大急ぎで後ずさる。


「お、おおおおおおお兄ちゃん!?なんで全裸なの!?!?」

「え?あ!?しまった!!」


思わず心の声が漏れてしまった。確かに第一の疑問はそこであるはずだった。あまりに気が動転して肝心なことを忘れていたのだ。あまりの開放感にこれが通常だと思ってしまっていたが、なぜそこまで気が回らなかったのだろう。妹が目覚めるまで全裸で寝たふりをしていればこんな状況には陥っていなかったはずだ。だが聞かれてしまったことで非常に返答に困る。それどころかこれは何か良からぬ誤解をうむ危険があった。どうしたらこの誤解を生む確率100%のような状況を切り抜けられるだろうか。

一瞬の逡巡の後、一つの結論が生まれる。

誤解を解く努力は、むしろ怪しまれてより怪しくなるはずだ。ならば苦肉の策ではあるが、誤解を解くことは諦めて、そこからどう修正していくか、勉にはそれが重要なことに思えた。

ふと、一つの妙案が浮かぶ。

この状況であれば、妹も混乱しているはずだろう。それを逆手に取るのだ。言葉を慎重に選び、俺は顔面を真っ赤なゆでダコみたいにした妹に、できる限り落ち着いて話す。


「・・・ごめん、彩香。だけど、これも合意の上だったじゃないか。お前は覚えていないのか?朝、学校に行く前、森の中でその、なんだ、えー、まあ、いかがわしい行為をだな、することに・・・」


だめだ。言葉を選びきれない。頭がうまく回転してくれなかった。だが妹の顔がみるみる赤くなるのを見るに、もしかすると勝手な想像をして記憶の捏造が始まっているのかもしれない。人間としての社会的な何らかに消えない傷がついた気がしたが、それよりも作戦が功を奏した、とはまさにこのことだろう。安堵のため息を心の中でついた。


ゆでダコ妹が口を開く。


「な、ななな何言ってんのバカお兄ちゃん!!!意味わかんないんだけど!!!!事故にあったんじゃなかったの!?もしかしてあの後私のこと襲ったの!?死んでるとでも思った!?というか死姦趣味だったわけ!?最低!!!変態!!妹に手を出すなんて!!!お兄ちゃんのことだけは、信じてたのに!!!」


妹がもはや泣きそうになっていた。

それも、父親から様々な暴力を受けていた妹であれば当たり前のことだったのだ。普段であれば簡単に思い至るような、そんな単純なことにさえ頭が回らなかったことを疑問に思いながらも、深く反省する。ただ、いくら自らの行動を悔改めようとも依然として状況は最悪の方向に流れている。下手なことを考えず、正直なことを話せばよかったのだ。完全に失敗だった。ともすると一生かかっても取り返せない人生の汚点を今作ってしまったように感じる。妹に対する信頼という面でも大きくそれを失っただろう。

ただそれでも、やってしまった失敗を悔やむことで、ここで立ち止まっても仕方がない。

勉は彩香に歩み寄りながら言った。


「……えーと、ごめん、嘘ついたんだ、彩香。俺も気が動転していて、確かに俺たちは事故に巻き込まれたーーー」


妹の射程圏内に入ったところで、鋭い声を彼女はあげた。


「近寄んな変態!!!」


ゴスッ、という鈍い音とともに視界に艶かしい妹の美脚が勉の腹部に突き刺さるように繰り出されるのが映る。綺麗な足だなあ、と思ったのもつかの間、激痛が腹部に走ったかと思うと異常な速度で後方に飛ばされる。その勢いのまま、そしてもちろん全裸のまま背中から木に叩きつけられ、木の枝がざわっと大きく揺れた。肺の空気が一気に抜け、息をしようと喘ぐように苦しそうな声が出る。と、背中にぬるりとした非常に嫌な感触を覚えて背中に左手を回し確認して見ると、激痛とともに案の定、その手は血で真っ赤に染まっていた。


「い、痛え……めちゃくちゃ痛いんだが……」


血を見たことでさらに痛くなった勉は恨めしそうな視線を彩香に送ったが、当の妹本人も驚いたような顔をしている。そこに先ほどのゆでダコみたいな表情はーーー多少赤らんではいたがーーーなかった。


「え、うそ、そんなに力入れたつもりじゃなかったのに……」


戸惑うように呟いている妹。その表情には若干の焦りが見える。

それには勉も同感だった。妹にここまでの力が出せるとは思えない。そこにここまでの威力ーーーおそらく勉の人生の中で最大級ーーーを出そうというような気持ちは伺うことはできなかった。ただ、勉の体にも疑問は残っている。この程度、というわけではないが、それでもここまでの出血をするほどの衝撃だったかといえば、正直疑問だ。

血を見たことで焦ったのか、慌てたように駆け寄る妹の動きがピタリ、と途中で止まった。

やはり近寄ってくれないほどの汚点を作ってしまったのだろう。そう思った。

だが彩香は「何かがおかしい」、という表情でマントの下に手を入れて身体中を撫で回している。もしかすると何かに気づいたのかもしれない。


「……いや、でもそういうことなら」


妹が呟く。

何かわかったのかもしれない、という期待を持った勉は恐る恐る質問した。


「どうした、何かわかったのか?」


返答してくれないことすら可能性として考えられたが、思いがけず返答をいただくことができた。


「……うん、お兄ちゃん、ちょっとこれ見てくれる?」


そう言って彩香はいきなりマントを脱ぎ始める。


「ややややややちょっと待って俺そんなその何というかそういうのは愛がないとあれだっていうしその……」

「何言ってんの?」


冷たい目で見てくる妹だった。


そのマントの下にあったのは、妹の体にしてはやたらと胸が膨らんでいて、どことなく妖艶でさえある体。その魅力に思わずごくり、と思わず勉は唾を飲んでしまった。妹の体は果たしてここまで成長していただろうか。いや、成長していないことが逆に魅力でさえあったはずだ。だがそこにあったのはまぎれもない、大人の女性の体だった。体には動きやすそうな、というかかなり露出度の高い、それでいてしっかりと作り込まれた防具のようなものを着用している。

それにーーー


「お前その、尻尾?みたいなそれ、何?」


臀部でんぶのあたりから生えるように、小悪魔の尻尾のようなものがついていて、それがゆったりと優雅に動き回っている。


勉の質問に何か呆れたような顔になった妹が言った。


「はあ……。その反応は素みたいだし、ってことは私の体なんて見てないってことだね……。やっぱり嘘ついてたんだ、お兄ちゃん。それにしてもなんであんな最低な嘘つくかな……。たった一人の家族なのに、嫌いになっちゃうところだったじゃん」

「いや、あれは本当に、すまん……。すっかり気が動転して、その、本当にごめんなさい……」

「別に。お兄ちゃんがそんなことする人じゃないってわかって私も嬉しいし」


さらりと嬉しいことを言ってくれる妹に、勉は兄として誇らしさを感じる。なんとか信頼を取り戻せた気がした、その安堵からか質問が口をつく。


「そういえばそのお前の格好といい見た目といい、一体どういうことだ?」


一瞬戸惑うような妹が、やや遠慮がちに見解を口にする。


「うん……これ、この尻尾はね、多分サキュバスの種族的特徴……それで、今は多分、私のやってたゲーム内キャラの服装と体格をしてるんだよ」

「……は?」

「だから、さっきまでやってたゲームで、私が動かしてる”サキュバス”っていう種族の格好をしてるわけなの。ってことはこのマントはあの死者の迷宮で獲得したやつだし、ということは……」

「いや、ちょっと待った、何で彩香がその格好をしてるんだ?おかしくない?これお前の趣味の一環としてのコスプレ?」


だが、俺の疑問に答えることなく彩香は続ける。


「それに、ということはもしかすると装備品もアイテムもあるはず……やっぱり。ダガーは両腰についてるし……じゃあアイテムはどこに?」


妹はつとむのことなどまったく意に介した様子もなく一人でぶつぶつとつぶやいていた。この場には二人しかいないが、例えるなら、高校のクラスの昼食の時間、つとむ以外は全員友達と楽しそうに食事を共にしている状況を連想させる、そんな疎外感だ。嫌な記憶を連想してしまって勉は苦い顔になる。こんなことになるならゲームも嗜みとしてプレイしておけばよかった、という感想を抱いた。


先ほどまで呟いていた妹だが、やがて妹が一つの結論が出たかのような確信した顔つきになった。きっと彼女なりに考えがまとまったのだろう。次いで何を思ったのか、腰についている薄汚い袋をまさぐり始めた。その小さなポーチにしては異常なほど入り込んだ妹の手を見て驚愕したが、それについての妹からの説明はない。やがてお目当のものを手に入れたような晴れやかな顔になった妹は、その手に小さなガラス瓶を持っていた。


「お、やっぱりそうだったんだね」

「え、何が」

「お兄ちゃん、ちょっとこれ飲んでみて」


話が早すぎてついていけない。それに、いきなりそれを飲めというのは単純にまずそうで嫌だった。


「え、やだよそんな青汁みたいな不味そうな液体……」

「いいから飲め」


ドスの効いた声とともに妹はつかつかと勉の方に歩み寄る。

妹は視線を勉の顔あたりに固定しており、それは側から見れば接吻せっぷんの前の見つめあう瞬間のようであっただろう。だがなんのことはない。単純に俺の股間のあたりを見ないように極力努力しているのである。勉もそうされると恥ずかしくなって、つい血のついていない右手で股間を抑えてしまう。

目の前に立った妹は、ぽかんとしている俺の口にその瓶を無理やり押し込み、急ぐようにその不可解な液体を勉の口腔へと注いだ。


「うぷっ」


不味い。やたらと青臭い上に奇妙な香草のような匂い、ほのかに土の味もする。何より苦いのが最悪だった。思わず吐きそうになるが、飲めと言われた手前、吐いたら何かされそうであったためそのまま飲み下す。すると先ほどまでジンジンと痛んだ背中を中心に暖かい布団をかけられているような不思議な感覚が広がって、痛みが嘘のように消えていった。

勉の驚いた顔を認めた妹が何やら得意げな顔をして微妙な方向を向いている。


「……すげえ。それ、何なんだ?」

治療薬ポーションだよ。一番低ランクの回復手段。最初の街で売ってるような安物だけど、その様子だとよく効いたんでしょ?」


ふふん、と、顔を背けたまま、またも得意げな顔をした。


「ああ、めちゃくちゃ効いた。現代の医学もそれの前には屈服するんじゃないかとも思った」

「背中の傷も全快?」


言われて確認してみればもう背中には血さえもついていなかった。その際無意識で右手を使ってしまって、慌てて股間を隠すように手を戻す。


「ああ、かさぶたさえないな」

「なるほどね……。傷の具合からして重大ダメージっぽく見えたけど、この治療薬でここまで回復するということは、HPが少ない……。ということは、お兄ちゃん、相当レベルが低いってことになるね」

「レベル?それってお前のやってたゲームの?」

「そうだよ」


どうやら勉の方向を向くつもりはないのだろう。完全に別の方向を向いた妹と会話をする。ふと勉は、何やら勝手をわかったかのような態度が気になって一つの疑問を口にした。


「と言うか何、ここってまさかゲームの世界なわけか?」


それなら妹が堂々としていることに納得がいくかもしれない。妹の状況適応能力が異常なのではないだろうかとも思うが、それを言うなら勉が言っていることもまた異常なことだ。ここがゲームの世界かなんて、人に聞いてわかるものでもないし、そもそも聞くものではないのだから。


妹はそっぽを向いたまま、静かに口を開く。


「……それはわかんないや。でも、この格好とか、このアイテムとか、まだわからないことだらけだけど、きっとここは私たちの知らない世界……異世界、っていうことにはなるのかもね」


妹はきっぱりと言う。そうされることで、普通であれば異常に感じるその発言にも若干の信憑性が湧いた。

それに、先ほどもらった治療薬ポーションというものの効果は勉が体感したばかりだ。背中の血は止まり、かさぶたにさえなっていなかったという事実がきちんと存在する。異世界という途方も無い非現実に思考回路がショートしそうになるが、妹の声がそれを遮った。


「……それより、何よりまずはこの辺を探索してみないことには、何もわからないし、ちょっと回ってみない?」


勉は妹の提案にすんなりと頷いて、「それがいい」と同意する。



そうして森の中の探索が決定された。



勉は未だ全裸のままだった。

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