1.新たな人生は無職のホームレスから
どこまで続けられるか分かりませんが、ひとまずは毎日投稿を頑張ってみます。
プレビュー、ブックマーク共にモチベに繋がりますのでぜひお願いします!
目が覚めると広大な草原の中心にいた。見た目は前世の齢22の体を引き継いだようだ。
「転生って赤ちゃんからやり直させてくんねーのかよ...」
誰かの子供からのスタートであれば、ほぼほぼ衣食住には困らず生きることが出来るものだが神が気を利かせてか否か元の体からのスタートである。
「とりあえずこの世界の事を知らないとな...」
無月はまず街がありそうな方向へと歩き出す、しばらく歩いてみたが現状魔物の存在は確認出来なければ出てくる気配もない。
「スタートラインだからか魔物っぽいものには遭遇しねえな...」
歩いて1時間程経過した頃建物が見えてくる、そう最初の街グランディアである。
「やっと見えたか..まぁ、とりあえずは情報収集からだな。」
街に入ってみると人間だけでなく獣人やエルフなど多種多様の種族が確認出来た。
「ほんとに異世界なんだな...」
とりあえず無月は人当たりが良さそうなエルフのお姉さんに声を掛けてみる
「あの〜すみません...」
「××××××××?」
「え?すみません、もう一度話してくれますか?」
「××××××××!!」
「し、失礼しました!!」
エルフのお姉さんと会話を試みるも全くダメ、それもそのはずそもそもこの世界の言語を無月は知らないのだ
「おいおい、嘘だろ..?神様よぉ..ちとハードモードがすぎやしませんかね...?」
耳を澄ませど聞こえてくるのは知らない言語、魔物どうこうの前に無月は詰んでしまったのだ。
こうして無月は街の散策だけを行い気付けば辺りは暗くなっていた。
「はぁ...異世界来てから飯も食えなければ今日の宿すら無いってことかよ...」
途方に暮れ歩いていると裏路地に迷い込んだようだ。その途中で最近火事で焼け焦げたであろう建物を見つける。
「この世界にも火事で家が全焼する事もあるもんだな」
無月がそう思い老けていると近くに複数落ちていたびしょ濡れの本を発見する。
「なんだこれ、まぁ何も分からないしこの本で暇つぶしでもするか..」
無月はその本の中から適当に一冊を拾い、街の外で一夜を過ごした。
朝になり昨日早速拾った本を読んでみる。
「まぁ、言語が分からないんだから読めるわけねえよな...」
一通り見てみたものの理解できなかった。
「はぁ...これからどうすりゃいいんだよ...」
これからの事を30分ほど考えてみたが妙案は浮かばず、諦めて二度寝することにした。
二度寝から覚めると気持ち薄暗くなっているようで日本時間だと午後3時くらいといったところだろうか。
無月は本のページを開いたまま眠りについたようでそのページは乾いてカピカピになっていた。
するとさっきまでは何とも無かったページ内の紋章がうっすら青く光っている。
「あれ?最初見た時はこんな光って無かったような...」
その紋章をまじまじと見つめていると一瞬カッと光り脳内に声が流れてきた
【スキル:ウォーターボールを取得しました】
「は?ウォーターボール...?なんだそれ?」
無月が復唱するように声に出すと手から水が流れ出るのを感じた。
「うわっ!?なんだこれ!?」
その水はだんだんと玉となり無月の手から鉄砲のように発射された。
ビュン!!
手から出た水の玉ことウォーターボールは約5メートル程の飛距離を見せた。
「口に出したら発動した?これがスキルって事か?」
無月は再度スキルを口に出してみる。
「ウォーターボール!!」
再度手から水の玉が発射される
「ウォーターボール!ウォーターボール!」
3回ほど連射した時
「あれ...?急に眠気が...」
無月はその場で意識を失った。




