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永遠にモノローグ  作者: かおり
弟目線
10/13

兄弟

2

正直、一番上の兄はそんなに好きじゃない

年が離れていることもあって、遊んでもくれなかったし、年の差があるせいか威張ってばかりいた

だからそれよりも年の近い兄の方が好きだったし、慕っていた

彼は時に庇ってもくれたし、良く遊んでもくれたし、色々なことを教えてくれた

優しすぎてやきもきすることもあったが、最終的に愛されるのは、多分ああいう人なんだろうと思う


大人になると仕事の都合で兄は家を出たが、時折それの話ができるのは嬉しかった

一番上の兄が拒絶しているせいか、それ(兄は式、自分はポーターと呼んでいる)が見え話ができることは、特別な感じがした

だから急に兄から、それが見えないと言われたときには驚いた


兄の話によると別のポーターが、連れ去ったという

別のということは、別の紋があるのだろう

それを聞くと、よく覚えていないが調べてみると連絡が来た


ポーターが見えなくなるなんて、そんな話があるはずがないと思った

けれど兄から話を聞いてから、こちらにも全くそれは現れなくなった


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