始まり
自分がとある曲を聴いて思いついた話をダラダラ書いてるだけです。
はじめての小説書きなので小説とも呼べないでしょうが楽しんでください。
一面赤色に染まった世界
それが燃えているからと理解できたのは、体を包み込む熱気のおかげだった。
顔一面に広がった血を拭おうとするが腕が上がらない。折れてしまったのだろう。
引きずる足を無理やり動かし火の手から少しでも離れる。
だが、地響きに足を掬われ転んでしまう。
痛みはなかった。というより、体の感覚がもうなくなってきていた。
なんとか体起こし、瓦礫に背中を任せる。
「ここまでかな…」
呟いた言葉をかき消すかのようにまた地響きが起こった。
空を見上げる。
無数の流れ星が落ちてきていた。
その光景はとても綺麗で、恐ろしい。
みんな大丈夫かな…
ちゃんと逃げられたならいいけど…
最後に君の顔をもっとちゃんと見ておけばよかった…
色々な思いが頭を流れる。
狭まってきた視界に山の奥から流れ星が上がっていくのが見えた。
ああ…よかった…うまくいったみたい…
さよなら…いやこの言葉は違うね…
「またね」
お読みいただきありがとうございます。
まだ始まりも始まりなのでご容赦ください。
続きは執筆中です。
いつになるのやら…