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夜のしじま・後編

オーキッド侯爵夫人と穏やかな夜。

 眉間に深刻な皺を刻み、そのひとはこの上なく険しい声で言い放った。

「……また一つ、ヘンリー殿下について詳しくなってしまった」

「良いことですよ。政治的策略からの始まりとはいえ末永くお付き合いする未来のお婿様なのですから」

 娘の丸い頬にかかった髪を指で除け、やんわりと窘める。が、

「よしよし、イザベル。殿下の他にもっと良いことあったよね? お父様と今夜お話できたことはとびきり素敵な出来事だったよね? ね?」

 膝を枕にうとうとする娘に夫が何やら真剣に囁いている。返事のつもりなのか、夢でも見ているからなのか、娘はほにゃりと笑い、あたたかい頬を膝に擦り寄せた。

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