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ジャージ戦記  作者: 佐藤
1/1

散歩感覚で異世界行ったら固有装備で最強でした〜

初めまして!

その日。私、ああああ はいつも通り部屋でゲームをしていた。


という書き出しだと意味ありげすぎるかな?

少し格好付けてみただけなのが本音だとか言えない。

自分語りしてみるとするならば、中学の頃にちょっとしたいじめに遭い、それ以来部屋に引きこもってるという、まあありがちな話なのかもしれない。

そんな自分のリアルでの名前に価値があるか?と問われればあるとは思えないし、仮にあったとしたらそれこそ匿名でお願いしたい、そういう訳で私は私のことを今やっているストラテジーゲームの名前で呼ぶことにする。

軍師ああああ という訳だ。


普通ならここでこんないじめに遭って、友人に裏切られて…なんて人によっては胸熱なエピソードが語られるのかもしれないがジャンル違いだ申し訳ございませんと、ここで断らせて頂きたく。

いじめといっても年頃の女子が集まれば自然に起こるくらいの程度の低いものだったし、私は矛先が自分に向いたと感じた次の日には学校に行こうとすらしなかったから、エスカレートするべくも無かった。机に花瓶でも置いてくれれば万歳と言ったところか。


今思うと学校を辞める つまり社会のレールから逸脱する機会を伺っていたとすら思えるし、だからこそこれ以上語れるエピソードも無いという訳だ。いじめにあったから、という因果関係すら不適切に思えてきたけど、おかげで深刻なトラウマも無く部屋で安穏と過ごしている。その時間を空虚に感じる時期もとうに過ぎてるから、私は今日も諸葛孔明(称号)を目指して奮闘している。


幸いお金のある家に生まれ、放任主義の塊の様な両親だから家族仲も別段悪くないし、良くもない。ここまで来ると親としてはどうなのか分からないが、私(達)にとっては心地よい距離感だった。


不便といえば自炊しなければならない事くらいか。それに付随して1週間に1度食材調達にスーパーへ赴くのが外に出る唯一のイベントだ。

夜は両親の分も作ってラップを掛けておくし、まあ部屋で自由気ままな生活を送らせて頂いている以上安すぎる労働とも言える。

一応家事(全般)は出来るから家庭的というステータスを書き加えたら作者も少しは挿絵を美人に描いてくれるのだろうか。なんて淡くメタすぎる希望を上奏しつつ。


たまにもう1人の同居人である姉からも作ってといった内容のメールが届くがあの人はどうやって生きているのか分からないくらい部屋から出てこない。おそらく趣味で人間という形、つまり生命活動を行っているというのが、私の出した結論だ。

私が言うのもなんだが、だいぶ変人だと思う。

言語を喋るのが前時代的だと言い、タブレット上に映した自作キャラクター(ドS系イケメン)とその声(CV:鈴○健一)でコミュニケーションを図るといった徹底っぷり。

その上で7歳の頃から変わらぬ幼女体型。キャラ立ちしすぎだと思う。

(その上くすぐると出る素の声が超絶可愛い。

くすぐった後は虚ろな目でドSボイスで徹底的に人格否定してくる。事後、事切れた私を置いて私の部屋に閉じこもるという習性もまた可愛い。本当に1週間は出てこないのでくすぐるのは本当にたまにで我慢してる。)


そんな訳で私は姉が大好きだ。姉となら結婚したいと思っている。思いのままに愛で尽くしたい…


はっ。取り乱しました。忘れてください。


まあ、ここまでで私が語るべくもない何の変哲もない少々姉が好きなだけの世捨て人だということはお分かり頂けたと思うが、これはそんな喪女が異世界に行きジャージ姿で無双するという話に恐らくなっていく予定なので乞うご期待といったところでしょうか。作者さん。

続きどうしよう。

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