この異世界はオレの想像と違う!
気軽に読んでいってください!
オレが目覚めるとそこは、見たことない所にいた。
周りにはいかにも高そうな絵画や彫刻が辺り一面に飾ってあり、床は大理石になっている。天井には大きいシャンデリアが辺りを照らしていた。
そして、オレの目の前にはまるで二次元の様な美女が佇んでいた。
輝く金色の髪は腰ぐらいまで伸びており、肌は卵の様に白く、そのパッチリとした目は水晶の様に輝かしく、スタイルも大きすぎず小さすぎずのバツグンのプロポーションだ。
オレは彼女に見惚れてしまい、沈黙していた。
すると彼女がその柔らかそうな唇を開きこう言った。
「おめでとう!貴方は勇者に選ばれたわ!さぁとっとと異世界救ってらっしゃい!今すぐ!はよ!」
・・・・・
見た目とは裏腹のテンションと訳の分からん言葉によりオレはとりあえず何が起こったのか振り返って見た・・・
まずはオレの自己紹介だ。
オレは髙橋カナタ。何処にでもいる普通の高校生だ!
・・・嘘です。自宅警備員してる16歳の彼女いない歴=年齢のボッチ童貞です。すんません。ちょーしのりました。はい。
さて、そんな今の今まで家の中で一狩り行ってたオレが何故こんな所にいるのは決して死んでしまった〜だの、事故で意識不明〜だの、謎の光に触れた〜だの
そんなことはない。ゲーム中に瞬きしたらここにいたのだ。
・・・だいたいのお約束だと思い返せば分かるのだが
さっぱり分からん。
回想を終えたオレはもう一度いつのまにかスマホいじってモン○トしてる美女に話しかけた。
てか、スマホとか持ってんのか。なんか台無しだよいろいろ。
「なぁ、ここは何処だ?そしてお前は誰だ?なんでオ レはここにいるんだ?」
美女のイメージが変わったからかコミ障のオレが結構ズカズカ話せた。
すると彼女は、
「そうね。まずはいろいろ説明が必要ね。まず始めに、私はレーラ。異世界を作った創造神よ。そしてここは私の異世界を見守る神殿・・・が正しいかもね。そして何故貴方がここにいるのかだけど・・・」
レーラが真剣な眼差しになり、オレも少し身構えた。
「この世界はさまざまな種族がいるの。人間はもちろん、エルフやドラゴン、機械種族まで様々な種族がいるわ。法律により全ての種族は共に暮らせるのだけれど、魔族だけは法律にのらず、世界を制圧しようとしてるの。」
オレは今までの話で予想は出来ていた。
恐らくこの危機を救うために勇者を探していたのだろう。それで見つけたのがオレ、髙橋カナタだったのだろう!しゃーない。これも運命だ。なんか勇者補正とかで、とっとと魔族倒してきてカナタ伝説作るのもありだな。かーさん、とーさん、今まで迷惑かけてごめんなさい。オレ異世界で立派になってくるから!
オレは頭で両親にそう伝えながらレーラの話に耳を戻した。
「私は神々を代表して勇者を探したわ。そしてついに!見つけたの!目隠しで指を指した所に貴方が!」
やはり、オレの予想どうりオレは勇者に選ばれたらしい。神の目隠しで指を指した所にいたオレに!
・・・・・・・・・・・うん。帰って一狩り行こう。
初めて書いてみました。
自分が書きたいのを書いていますが、それでみてくれる人が面白く感じてもらえたら嬉しいです!
ダメ出しでもとても嬉しいので是非コメントしてください!