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僕の就職先は戦士、それも悪の。  作者: 伊邪耶ゼロ
城塞都市編
113/214

悪の戦士のエンディング

 今日も平和な魔界の学校では、フランクベニーシュタイン教授による講義が行われていた。

「……えー、であるからして神化も一概には無敵と言い難く、『力ある言葉』の条件さえ整えばいとも簡単に神性の喪失という状況を――」

 キーン、コーン、カーン、コーン。

 終業を知らせるベルの音が教室に鳴り響く。

「起立っ、礼! あっしたーっ!」

 それと同時に腹を空かせた生徒たちは簡略化した礼を済ませて、食堂へと我先に駆け足で急いだ。

「なあなあ、『グレータージョロキアカレーパン』ってもう食べた? 人界の流行を取り入れた新メニューで『バカ辛』らしいよ」

「へーそんなのあるんだ? あいつら人類ってバカで弱っちいけど、そういうの次から次に考えつく点だけは尊敬するよなー」

 わいわいと楽しく騒ぎながら教室を出て行った生徒たちを尻目に、フランクベニーシュタイン教授は静かになった教室で真っ赤な嘴を動かしてぽつりと呟いた。

「カーカー、次回は次元多様性理論の講義じゃ」

 魔技師エクセルキオンを始め数々の優秀な教え子を持つ魔界一のプロフェッサーと呼ばれた男の貴重な講義も、平和な魔界の貴族の子弟たちにとっては無意味で退屈なだけであった。

 そんな中、教室に残って真剣にその言葉をノートに取っていた一人の若者が手を挙げて質問した。

「教授、何故邪神アトゥはコジローに敗れたのでしょうか。あれは神化した生物と違い純粋な神であり、その弱点となるべきものも存在しなかったはずですが」

 老眼鏡を動かしてその若者キルケゴールを見ると、知恵を得る代償に翼を捨てた鳥類を祖に持つ種族『ラーヴェン』唯一の生き残りであるフランクベニーシュタイン教授は、満足そうな顔でその疑問に答える。

「カー、良い質問じゃキルケゴール君。我輩が思うに3つの可能性が提示できる。ひとつは『血筋』、例の古の血を受け継ぐ光を宿し"解放者"である可能性じゃな。ふたつめは『力ある言葉』、自身の技名を叫ぶという一見無意味なことに見えるが原理は呪文の詠唱と同様、その効果の限界がどこまで及ぶのかまだ解明されてはおらん。みっつめは『武器』、フツノミタマという人界神話時代の霊剣をさらにモンスターに効果的なレアメタルでコーティングし、<覇闘武霊具>の呪文によるエンチャントまでもかかった極めて異例な状況じゃ。神の肉体を滅ぼしたとて不思議ではない。吾輩の見立てではこの内のどれかに該当すると思われる。または重なった結果かも知れん」

 教授の言葉に深く感銘を受けた様子でキルケゴールはノートに素早く書き記し、その竜頭を深く下げた。

「大変勉強になりました教授。しかしコジローが"解放者"だとすると例の予言通り、いずれどこかの魔王を滅ぼすのでは?」

 竜を祖に持つ竜人とでもいうべき容姿の種族『ドラコン』の若者キルケゴールがその凶悪そうな瞳を光らす。

「これを聞けば吸血卿あたりは躍起になって手を打つじゃろうが、知の探求者である我輩には魔王が倒されようが魔界が滅びようが何の関係もないのじゃよ。当の吸血卿も『適当に頑張れ』と言い残して再び眠りについたしのう。カーカーカー! それにコジローは研究対象としても非常に興味深い。いや、コジローだけでなく冒険者という連中そのものを、我輩たち研究に携わる者は黙って見守るべき立場にある。無駄に干渉などすべきではないのじゃ」

 その時、突然教授の胸元から電子的なノリのいいメロディーが流れ始め、彼はそこから小型の奇妙な形をした機械を取り出して耳元に当てた。

「失礼、通信が入ったようじゃ。もしもし? おお、エクセルキオンのとこのマスピー君か。何、クーパー君と呼んで欲しい? わがままな合成生物じゃのう。ほう……契約したアークデーモンが神化して敗れ、それを報告しに帰る途中で次元の歪みに巻き込まれ魔界に戻れなくなったと。それで今どこにおるんじゃ。なんと、人界の1999年の日本……人間の家に居候するじゃと。それは大いに問題があるぞクーパー君。何、エネルギーがもうない? もしもし? ……カー、切れおったわ」

 教授は落胆した声で機械をしまうと、その行動が引き起こす時の流れの変化について懸念を抱いた。

「過去に干渉するのは世界や次元すら、何もかも消滅させてしまう恐れもあるんじゃが……カー、この干渉による作用もあらかじめ決められた通り、なるようにしかならんか。過去は過去、もう起きてしまった出来事じゃからのう」



 気が付くとまたいつもの夢を見ていた。

 そこは酒場にあるような木製の丸い卓が一つあるだけの、他に何もない殺風景な部屋。

 そしてその卓上の端にいるのは黒い小動物。

 僕が幼い頃に拾ってクロと名前を付け世話をしていた、今はもういない懐かしい相棒だ。

「やあ、クロ」

 僕が声をかけると無言で尻尾をぱたぱたと振る。

「アキラ?」

 突然そう呼びかけられてハッと後ろを振り向くと、明るい栗色の長髪に淡いブルーの瞳、ビキニアーマーを着た女戦士の姿があった。

「あれっ、なんでサラがいるの?」

 僕の夢だよな、これって。

 夢ならばと一瞬いけないことを考えて実行しそうになったが、僕同様に夢の住人でなく本人の可能性があるのでやめた。

「私、自分の部屋で着替えて寝ていたはずなのに……ここは一体どこなの? この部屋、どこにも入り口も出口もないわ」

 そう言って不思議そうに辺りを見回すサラ。

 危ない、どうやら本当に現実世界から迷い込んだサラ本人のようだ。

「ここは、何て言ったらいいのかな……夢の中だよ。多分」

 説明も難しいんだよね、何しろ何度となく来ている僕ですらこの状況を完全には把握していないんだから。

「夢、なの……これが? きゃあっ! かわいいっ! アキラ、このコは何なの?」

 クロを見つけたサラは目を輝かせて近づいた。

 持ち上げられたクロは機嫌がいいのかペロペロとサラの鼻を舐めている。

「それはクロ。僕の相棒だよ」

 僕は若干自慢気にそう答えた。

「はじめましてクロちゃん。私の名前はサラよ。きゃあ、とってもふわふわしてるし、素敵すぎるわ!」

 その時クロがすっとサラの体から抜けだしてウーと低く唸った。

 そうか、急がないと。

 僕の手の中にもいつものあの輝くダイスが握られている。

「とにかく説明している暇はないから、黙ってそこで見ていて!」

 きょとんとするサラに構わず僕は大急ぎで卓上にダイスを転がした。

 頼むぞ……。

 だが、そんな僕を嘲笑うかのように――止まったダイスに描かれていた目は、真っ赤なドクロの描かれた1の目だった。



 僕はいつもの<トーキョーイン>の部屋で朝を迎えた。

 いつものようで、いつもとはちょっぴり違う朝だ。

 寝汗でぐっしょりと体が濡れていたけど、昨夜は遅くまで<バタフライナイト>で飲めや歌えやのお祭り騒ぎだったもんね。

 何しろ僕たちは日本で最高の難易度を誇る未攻略迷宮『アングラデスの迷宮』を攻略したんだから。

 訓練所で報告した時も、3パーティ入れ替えという特殊な形式でのバトルだったから正直無効になったりしないかなと思ったけど、バトルでは6人という規定人数が守られていたので何も問題はないらしい。

 『国際冒険者法』に則ったというクーパーくんの言葉に間違いはなかったようだ。

 六層での戦いの結果、一気に5レベルも上がって今の僕はレベル22。

 救出屋のトシ、『イノセント・ダーツ』のクロトに続き、僕はネオトーキョーで現在3番手の戦士となった。

 最強の戦士でないのがちょっと引っかかるけど、3番だって十分に凄いよ。

 この街ではもう誰も僕の名を知らぬ者はいないんじゃないかな。

 『アングラデスの迷宮』の攻略を達成した僕たちには後日、国連から正式に<攻略者>の称号が授与されるらしい。

 <攻略者>とは六層以上の未攻略迷宮を攻略した冒険者に与えられる名誉ある称号だ。

 それが最終的にアークデーモンを倒した最後の6人になるのか、3パーティ全員になるのかは審議するらしいけどね。

 昨夜は仲間たちとも色々な話をした。

 エマは『イグナシオ・ワルツ』のベンケイのおかげで無事に『呪いのお菊人形』を手に入れることができるのだと喜んでいた。

 この際だからどうしてそれが欲しかったのか聞いたら、『カワイイから』との答えが返ってきてみんな盛大にずっこけたよ。

 来日の目的を無事に達成しても、僕たちとこれからもパーティは続けていきたいとのことだった。

 サラは今度ジェラルドたちと一緒に母国であるイタリアに一度帰国しようかと考えているみたいだ。

 何か両親に報告したいことがあるとか言ってたな。

 それも称号の授与が済んでからの話らしいから、まだしばらくは一緒に冒険できる。

 アンナは冒険を続けてもっとお金を貯めたら、冒険者を引退してマッサージ店を開業したいという意外な夢を語った。

 仲間たちにもスゴイと評判のそのマッサージを、中々その機会がなくて僕はまだ受けてないままだ。

 一度は同じパーティにいる間に僕もお願いしようと思っている。

 だって今なら無料だからね。

 ヒョウマとヤンは僕がリングに上がったあの闇闘技場で、近いうちに荒稼ぎしようと目論んでいる。

 ヒョウマの腕ならぶっちぎりで連勝できそうだけど、あのギャンブルで勝ち知らずのヤンが一緒だから何かやらかしそうだ。

 そんな僕たちの次なる冒険の舞台だけど、未攻略迷宮はネオトーキョー周辺にもまだたくさん残っているけど、どれもその規模は小さそうで日本最高難易度を攻略した今の僕たちには物足りないかも。

 なので、まだどこの迷宮に潜るかは決まっていない。

 いっそ日本を飛び出して転移港で海外の迷宮へなんてのもいいかも、イタリアとかね。

 コンコン。

 ノックする音が聞こえて僕がドアを開けると、サラがニコニコした顔で立っている。

「そろそろ行きましょう、アキラ。みんなもうロビーで待っているわ」

 今朝もみんなといつもの『みやび食堂』で一緒に朝食を食べる約束をしていたんだ。

「分かった、すぐに行くからちょっとだけ待ってて」

 素早く洗面所で顔を洗うと、自慢の『漆黒の使者』コーデに身を包み、スシマサとムラサマを腰に下げる。

 思えばこの刀たちには随分と助けられたっけ。

 政の使った奇跡の技<操手狩必刀(くりてかるひっとう)>を繰り出せる、戦士の僕でも装備可能な大切な愛刀たち。

 もしも僕が侍だったなら、ヒョウマやムクシのように天下に名だたる伝説級の凄い名刀が装備できていたのだろうけど、戦士だったからこそあのアークデーモンを打ち倒すことが……なんでできたんだっけ?

 どうも一度あいつの下僕にされかけてからというもの、あの辺りの記憶があやふやで困る。

 でも僕が『アングラデスの迷宮』を支配する最後の大ボスを倒したのは紛れもない事実だ。

「よし、今日もバッチリカッコイイぞ僕。それじゃ行きますか」

 鏡の前でポーズを決めて、僕とサラは仲間たちの待つロビーへと急いだ。


「お待たせ」

 僕たちがロビーへ行くと仲間たちは既に勢揃いしていた。

「まったく男のクセに無駄に支度が遅いね。ヤンさん待ちくたびれてお腹とお腹がくっつきそうよ。おおっと別の物がくっついたアルね、これは古のハンドパワーか? ウシャシャシャ!」

 ヤンはそう言ってサラとエマのお尻にぴたっと両手をくっつけた。

「ヤン知ってる? ハルバードはね、痴漢に対してこういう使い方をするのよ」

 サラは手にした妖魔のハルバードの鉤爪をヤンの足に引っかけると思いっ切りスイングさせて、丸眼鏡の男の小柄な体を派手に床にすっ転ばせた。

 ゴツン!

 固い床に頭をぶつけた鈍い音がロビーにこだまする。

「大丈夫ですのヤン? 当たりどころが悪くて馬鹿になってしまったら呪文職は大変ですわよ」

「すごく痛いアルよ! 敬虔な神の使徒である僧侶のヤンさんにパーティアタックするなんて罰当たりもいいとこね。当たるのは牌とパイだけで十分よ~」

 後頭部をさすりながらも、助け起こしたエマの豊かな胸元をどさくさに紛れて触っている。

 相変わらずデリカシーの欠片もない男だよね、ヤンって。

「ヤンは一度徹底的にシメてやらないと駄目ネ。エマがあんな態度だから、ますます調子に乗って来ているわヨ」

 腕組みをしたアンナの言葉にサラが大きく頷いた。

 アンナの言うことは素直に聞くサラだから、この様子じゃヤンには相当スパルタなお仕置きが待っていそうだな……。

 でも自業自得だよ。

「それじゃメシに行こうぜよ。わしも朝から腹が減ってかなわん。昨日あんだけ激しい戦闘をしたっちゅうに、よう考えたら帰ってから酒しか飲んどらんきに」

 グウゥ~と豪快にお腹を鳴らしたヒョウマがぽりぽりと頭をかいた。

「あ、僕もそう言われればそうかも。急ごう、朝食に乗り遅れるよ」

 このフレーズも何となく気に入っちゃって頻繁に日常生活で使うようになったな。

 そんな僕らを見た他の客たちがヒソヒソと声を交わす。

「あれがネオトーキョー最凶最悪のパーティ『バタフライ・ナイツ』よ。あの『アングラデスの迷宮』を昨日攻略しちゃったみたい」

「じゃあ悪魔みたいな格好したあいつがリーダーのアキラか。酒場でノームの爺さんが言ってたけど、善と中立のパーティを手下にしてボスと戦わせたんだろ? 無茶苦茶だよな……」

「しっ、聞こえたら何をされるか分からない。見て見ぬふりがベストだ」


 街のみんなは僕らパーティのことを最凶最悪のパーティだと呼び、その評判は極めて悪い。

 もっぱら僕のせいだけど。

 でも人がどう思うかなんて、そんなのは関係ないんだ。

 盗賊のアンナ。

 僧侶のヤン。

 戦士のサラ。

 侍のヒョウマ。

 魔術師のエマ。

 まるで家族のような楽しい最高の仲間たちに囲まれて、いつまで一緒にいられるか分からないけど、ずっとこのパーティで冒険を続けたいなと僕は思った。



 日本出身で有名な冒険者といえば当然三大冒険者のコジローだが、この最近はもう一人名前が頻繁に上がるようになった。

 そいつは悪魔のような漆黒の鎧を身に纏い、モンクでもないのに素手による接近戦において恐るべき強さを持ち、忍者でもないのに"非情の殺戮マシン"と呼ばれる程の冷酷非情さ、そして侍でもないのに二刀流で刀を使い一撃必殺のクリティカルヒットを放つという。

 目の前に立ち塞がるものは、たとえそれが冒険者、友好的な雑魚モンスター、悪魔、果ては神であろうとも容赦なく斬り捨てるのだと噂され非常に恐れられている。

 そこまでくると明らかな眉唾ものなのだが、国連の発行する専門誌『冒険者ルルブ』特別増刊号にもそれを裏付けるような本人の発言が堂々と出ている以上、人々も信じざるを得ない。

 冒険者デビューから一ヶ月も経たずに、あのコジローすら断念したと噂される日本最高難易度の『アングラデスの迷宮』攻略を成し遂げた男。

 その名はアキラ、悪の戦士らしい。


                                              シナリオ#1 城塞都市編 <完>


 その時、宿のロビーで背後から突然男性に声をかけられた。

「『バタフライ・ナイツ』のアキラというのは君で間違いないな?」

 もしかして僕のファン、または何かのスカウトかな?

 モデル事務所とか、ウィザードヴィジョン生出演依頼とか……。

 何しろあのオーク四天王オルイゼを倒した上にアングラデスもクリアしちゃった戦士が、こんなにも漆黒の装備が似合ってて格好いいんだもん。

 ふふ、そりゃ放っておくはずがないよな。

 ここ地元ネオトーキョーでは悪評が高いとは言え、やっぱり有名になるとこういうこともあるんだと思い、僕は振り向きざまに精一杯の笑顔でハキハキと答えた。

「はい、僕がそうですけど」

 僕に声をかけたのは、青い十字のマークの入った制服を着たグレーがかった髪と髭の厳しい顔つきをした年配の男だ。

 後ろには長い灰色のフード付きローブで全身を覆い隠したミステリアスな人物と、キンキラキンと光り輝く大きな金色の鎧が控えている。

 待てよ、この制服に描かれた青い十部のマークは国連のシンボル……そして後ろにいる大きな金色の鎧は人ではないぞ。

 国連の秘密兵器『念導兵(ガーディアン)』だ。

 魔法と科学の粋を尽くした機械仕掛けのゴーレムとでも言うべきこいつらの設定レベルはなんと99、1体制作するのに国家予算なみの費用がかかると噂され、正確な数は不明だが国連にも数える程しかいないはず。

 だが『念導兵(ガーディアン)』はモンスターを倒すのを目的として作られたのではない。

 もしも冒険者が武力で反乱を起こした時のために、それを鎮圧する目的で作られているのだ。

 『念導兵(ガーディアン)』がここにいるってことは、間違っても僕に<攻略者>の称号をくれるためにわざわざやって来たのではないはず……。

 僕の嫌な予感はすぐに的中した。

「冒険者『レベル22・悪・戦士・アキラ』、『国際冒険者法』違反容疑で逮捕する」

 ガチャリ。

 僕の両手に年配の男は青く輝くオリハルコン製の手錠を嵌めた。

 えっ?

 えーっ!?

 なんで、僕が何を違反したの?

 どうして逮捕されなきゃならないんだ!?

 あまりに突然の展開に仲間たちも呆気に取られて立ち尽くす中、両手にオリハルコンの冷たい感触を味わいながら僕の頭の中を疑問の嵐が吹き荒れた。


                                                    To Be Continued

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