clover２
カランカラン．．．
ドアを開けて入った。やっぱり、カワイイ。あたしが洋服を合わせていると・・・。
「は、初めてのお客様だわ。かわいらしい子ね」
店の奥から綺麗な２０代くらいのお姉さん？が出てきた。
「何をお探しですか？ここは、色々ありますけど・・・あっ！」
勝手に話し進めないでぇ〜。買うつもりないんだけどーっ！
「これがオススメです」
＃恋する乙女。これを使えるのは、貴方しかいない――＃
「clover？？？」
「四葉のcloverです。願いを四つ叶えるというネックレス」
「それって・・・後何個ぐらい、あります？」
「ありません！限定モノなんです」
でも・・・今、505円しか・・・。
「大丈夫！！！買えるよ☆★」
なぜ分かって？
「ココロ読みネックレス」
効くんだ・・・。
「買います！ください」
「お客様、おつり！」
あたしは、お姉さんの声なんか聞かず、突っ走った。
「でも・・・四なんて縁起悪っ！」
※絶対に・・・縁起悪いなんて思わないで。もし思ってしまったら――あなたに不幸が訪れるでしょう〆
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