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三話 聖騎士団長レミリーと公爵家のウル

ウル流。

幻想の避け方。

①剣術 縮地法を発動

②範囲外へと逃げる。

(さて、、、怒らせたまま戦いになってしまった、、、これじゃ勝てるはずの戦いも勝てなくなる可能性が出てきた。てか、騎士団長って禁句ワードなのかよ、言えよ先に)


「さて、私に喧嘩を売ったんだ、私も本気で相手をしてやろう。」


いきいきとしながらその目はまるで獲物を見つけた猛獣のようで。


「、、、ま、言ったことについては特に後悔はない!本気で潰すまで!」


「威勢がいいガキだ!敬意を払って全力で相手しよう!手加減なしでね!」


相手を先程より怒らせたようだ。


「で、では、これから御膳試合、、、開始!」


審判を父上が行い、その隣には見たことのある王冠を被った男がいた。


(なんであの男がここに?ま、勝っても文句は言わないだろう。)


開始の合図と共に、2人は駆け出した。


(まず真っ向勝負で彼女に勝つのは不可能。剣聖技があるのを考えるとまず剣術で勝つのは不可能、、、そして一撃一撃が重い!なら、攻撃力で相手するのは不可能、だからー!)


レミリーが上段斬りを放つと同時に、ウルは横向きに構える。


(このままでは力負けして、そのまま姿勢を崩してしまう、、、なら!力を抜いて受け流し、カウンターを狙うのみ!)


刹那、刀が合わさると同時に、横向きにした刀を斜め下に受け流し、相手の体勢を崩そうとするが、、、


「流石聖騎士団長、一筋縄にはそりゃ行きませんよね。」


「無論、そんなことで体勢を崩して、隙を見せるような真似はしんぜよう、、、だが、かなりうまいな、剣を触るのは初めてではないな?」


「いえ、初めてですよ、触るのは、でも、見るのは初めてではない,特に,貴方のやり方は『よく見てきた』ノーリスク、ノーリターンでやってやる、負けた時の言い訳は考えとけ」


「ほう、青二歳、ガキが私に勝てる訳ないだろう! 剣聖技ーー【幻想】」


(来た!剣聖技!幻想か。なら能力はー)


「受けられるかな!ちなみにだが、これは副団長でさえ止められない!何故ならー」


「それが蜃気楼のように幻覚を使った剣技、、、だからでしょう?それの攻略法は簡単!それは!」


刹那、剣技 縮地法を使って避けようとするがー


何故か発動せず、木刀は僕の鳩尾にモロに入った。


「ゲホッボハッ、、、な、なんで?縮地法が使えないんだ?」


「おいおい、余裕じゃなかったのか?だが、何故剣術である縮地法を知っている?使えてないのに、、、知識だけか?」


どちみち好機とみたレミリーは僕に向かって、袈裟斬りを放とうとする。


(どうするどうする⁈剣術使えないなんて聞いてねぇぞ?どうすれば切り抜けられる?こ、こうなったら!)


「水よ!荒れて相手を消せ!【特級魔法 ネプチューン】!!」


本来なら全く使えない特級魔法。だが、言って相手を惑わせれば少し時間を稼げる、、、くらいに思っていた、、、だがーーーーーーーーーー




魔法は発動されていた。




「「「「え?え?なんで使えるの?」」」」


「おかしいだろぉーーーーーーーーーー!!」



僕、副団長、父上、謎の男は驚き、騎士団長は吹っ飛ばされながら叫んでいた。


魔法を解除すると、仰向けで、大の字に倒れている聖騎士団長ことレミリーがおり、見事に気絶していた。


「、、、レミリー殿戦闘不能!よって、公爵家長男ウルの勝利!」


そう父上が言ったと同時にーーーーーーー


謎の男は立ち上がり、僕に近寄って、


「お主、宮廷魔術師にならんか?」



謎の男、、、否、第十三国王陛下ソナー国王がそう呟いた。


そして僕は反射的にーーーーーーーーーー



「あ、遠慮しておきます」



「「「「ええぇぇぇぇ⁈」」」」


国王含め、その場にいた僕と団長以外のみんなが驚いた。



(いや、子供にそんな大役やらせんなよ。)


そう心の中で呟いた。


2話ほぼ同時出し!面白かったですか?


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