6話 案外世界最強の名は伊達ではないよ、、、
あれから少し経って、僕は面倒と思いつつも仕事、、、と言っても超簡単なハンコ押すだけの事務作業をしていた。これが時給3金貨。普通なら喜べるが、馬鹿みたいに今暇なのにこんなんなのだ、、、うさぎは寂しいと死んでまうんやで?を体現出来そうなほど暇死しそうだった。
「さて、、、残りの賢者達を全員召喚できるようにするのもありだが、、、うーむ、、、また龍花ダンジョンを破壊するのも良くないしな、何かいい方法はないものか、、、」
そう思いながら前世の記憶を辿っていく。
あらゆるダンジョンを思い出す中,ある一つのダンジョンを思い出した。
「原初のダンジョンと言われ、魔力で出来ている最高硬度とも謳われている。
つまり、今の俺にうってつけってことだ。
と、いうことで俺はまたダンジョンに籠ることにする。安心しろ、学園始まる前には帰ってくる。てことでよろぴく⭐︎」
「よろぴく⭐︎じゃないが?資料にサインしたりとかやることはいっぱいだぞ?」
出さないようにドアを閉めて出て行った。だがお忘れではないだろうか?窓だって出口なんだt、、、
「は?」
窓から外に出ようとするも、窓が開かず、よく見るとストッパーが付けられており
「ふふ、、、ははは、、、いい度胸じゃないか、、、伯爵、、、俺を出さないようにしようってか?いいだろう、、、なら魔法で!、、、ま?」
なんとあの野郎しっかり魔法使用不可の結界はって行きやがった、、、
「ク、クソ!なら!こっちならどうだ!」
そう言ってスキルを発動させようとするも、スキル使用不可まで貼って行ったようで、、、
「はあ、、、しょうがない、、、物理で、、、あ。」
最近自分で壊すことが多かったことから全てに壊れない不壊エンチャントしてた、、、詰みじゃねぇか、、、
「くそ、こうなったら、、、最終兵器だ。」
そして僕はタンスの中からパイルバンカーを取り出して。
「さて、、、不壊対不壊and絶対破壊エンチャント、、、矛盾対決と行こうや!」
そして俺はパイルバンカーを起動させてドアをこじ開けようとしたのだが、、、
「ふっ、、、さすが俺の不壊エンチャント、、、しっかり貫かれたところ以外綺麗だ、、、ざけんなマジで。」
そして次の兵器を出した。
「ははは、、、俺の超スペシャル完全自動型機械人形“アル”、、、行け!1,000億ボルティング!」
そしてそれも効かず、次、次、次、次、と試すも開かなかった。諦めて書類をしようとした時、俺は閃いてしまった。ここをすぐに出られる方法を。
「ルカー!!お兄ちゃんと遊ばないか?」
「うん!遊ぶー!お父さん!あーけーて〜!」
そうして、開くと険しい顔のアルトがいたので、笑って誤魔化しては、ベーと舌を出した後微笑んで。
「じゃあ2人でダンジョンいこうか!」
「うん!でも、お父さんが、、、」
そして同時にアルトを睨むと快く承認してくれた。
そして2人でダンジョンに入るのであった。
原初ダンジョンー原初の悪魔迷宮。
「はるか昔。7体の大罪の悪魔がこの世界を支配していたそうだ。その者達は常に誰が1番かを争い、世界を混沌にしていった。それでそれをみかねた神様がこの世界に勇者を召喚し、見事勇者は7体の悪魔を倒すことに成功。だが悪魔はしぶとく、復活して一斉に勇者を襲った。それに何とか応戦するも人数不利で勇者は殺されてしまった。ただ勇者もただでは死ななかったらしい。最後の最後まで戦い抜いて、このダンジョンに7体全員を封印した、、それがこのダンジョンの始まりらしい。」
ダンジョンに向かっている途中。ルカに俺は原初のダンジョンについて説明をしていた。
「凄いんだね。その勇者?って人。」
「そんな凄いで片付けないであげて、、」
彼女はその話を聞いてもあまりすごいと思ってないらしい。
「え?だってその悪魔さん達も強いだろうけどさ、お兄ちゃんの方が強いでしょ?」
「、、あはは。ルカ。それを言ったらおしまいだよ。昔は転移もなけりゃスキルも今じゃ雑魚扱いされるようなやつしかなかったんだ。なのに悪魔を倒すほどの力を持った。まぁそれでも僕は負けないけどね。」
揺るがない自信。それはこの前四天王の1人を倒したからというのもあるが、最近はルカにデレられて上機嫌な最強お兄ちゃんと化していたからでもある。
原初の悪魔迷宮第一階層
俺とルカは1番下の階でルカのレベリングをしていた。
「なぁルカ、そろそろ二階層に行かないか?それくらいのレベルなら多分もう、、というかここから先俺と同じ域に達しそうだけど。」
「そうかな?《ステータスオープン》」
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ルカ アルマス 伯爵家長女 女
level80
スキル 煉獄 禁忌魔法 精神操作 召喚
8歳
称号 世界最強の妹 禁忌を知るもの 天才 カリスマ
召喚可能な者
精霊 メリート 100
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「案外化け物じみてきたな。ようこそこちら側へ。」
少し冗談で言ってみたものの、ルカはかなりそれに喜んでいるようで
「お兄ちゃんにはまだまだ及ばないけど、お父さんならタメ張れる気がする!」
どこまで行っても可愛い妹であった。




