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プロローグ 二幕 暗躍



どうもみなさん。異世界転生四日目の私、白崎永多ことウル アルマスでございます。


今回は業火威ダンジョンをクリアしようと思っていたんだ。


だが、、、


「ウルアルマス。お前に決闘を申し込む!」


伯爵家の中で僕はある男に決闘を申し込まれていた。


名前はアザミ スカーレット。


この前いた聖騎士団長の隣にいた聖騎士副団長。


王国四強に入る男だが、僕が一番になってるから多分もう入ってないだろうな。


それはさておき、問題点は違う。


ここになぜ王様が来ているのかという問題だ。


(お前は違うだろ、、、)


そう思っていると


「早くしろ!聖騎士団長は油断していただけだ!私が本気を出せば君は弱いだろう?」


(正直この脳内お花畑を潰しておく必要性が今できたのでぼこすことにした。)


「お受けいたしましょう、聖騎士団長になれない負け犬副団長さん」


煽りで返しておいた。


「くっ!貴様⁈」


(お?結構いい顔するじゃん、不細工になってて面白いぜ?)



そうして庭へと向かい、僕と彼は向かい合い、構えた。


そして,風が吹き、誰かが、くしゃみをした時、二人は、、、否、ウルはそれより早く踏み込み、即興技を放つ。


「古式 凛風」


前に現れた剣聖シンには通用しなかった千の斬撃だけで彼を倒してしまった。


確かにあの剣聖は元勇者パーティだ。


比べられるのも酷というものだろう。


さて,業火威ダンジョンへ向かおう!と思っていたその時、やっぱりあいつが声を掛けてきた。


「やっぱりお主、宮廷魔術師にならんかの?お主の才能ならすぐに1番だろう。」


「はぁ、、、国王陛下。何故私が前回断ったのかわかりますか?面倒なんですよ。だから答えは変わりません。私は宮廷魔術師にはなりません。」


「ふむ、、、では、うちの養子になるのは?」


「絶対嫌です。拷問ですか?」


「だがな、、、決定事項なのじゃよ。連れてけ。」


すると彼の後ろから魔法士が12人現れた。


噂の宮廷魔術師だろう。


(びっくりするほど急展開、、、でも、みんな返せば終わりだよね?)


「現れろ。ーーーーーーシン」


刹那,魔法陣から元剣聖のシンを召喚する。


もちろんこれから起こることはーー一方的な蹂躙だった。


俺の古式フィーバーとシンの剣聖技によって一瞬で戦いの幕は閉じた。


もちろんだれひとり殺さずだ。


「いやはや、ここまでの差があったとは、、、流石だと思うよ。だが、、、其奴はシンか?まさか召喚できるようになったのではあるまいな?こんなの召喚できたらどんな国も勝てぬよ。」


「シンだよ。召喚さ。だってこいつ倒したんだから。もちろん、今度には勇者パーティー全員従えているかもな。」


「はっはっは、、、お主の才能なら誰にももう負けぬだろう。そうじゃ、特例で2年早く学園へ入学試験受けられるようにしよう。それくらいの褒美は必要じゃろ。」


「それは謹んでお受けいたしましょう。」


俺は今十歳。本来なら十四歳にならないと入学試験は受けられないのだが、国王陛下が特例を出してくれたおかげで、早く行ける。


本来、俺は勇者が学園に入って三年生になってから入る。


だが、特例のおかげで同学年になることができた!


今日は本当は業火威ダンジョンに行く予定だったが、変更し、勉強をすることにした。


俺は勉強が不得意だからな!


2年前から勉強するぞ〜!



それから半年。思ったよりもこの世界は歴史やらが発展してなくてすぐに覚えれた。魔法の基礎については理論なのである程度覚えておいた。


そして僕は今ーーーーーーーーーー



猛烈に感動している。


魔法でアニメが見れた。


ヨーチャーブや、Bアニメ、ネズミフリックスだ。


これが結界魔法と次元魔法の掛け合わせだ!


ちなみにこれは、結界魔法の強さを3割として、液晶代わりとし、次元魔法を少し改良して7割くらいの力でアニメなどを映せるようにした。


こんなののために力使うなって?嫌だね!俺は自由に生きるって決めたんだから!


ちなみに、僕の隣にはアルトがいる。なんでかって?


あいつも異世界のアニメというものを見たいらしい。


この世界にはネットがない。


だから娯楽が少ないのだ。


だからこそ俺は今アニメ鑑賞を楽しんでいる。


だが、これを知っているのは僕とアルトのみ。


だったのだが、、、


ガチャ、、、とドアが開く音がした。


「お父様!仕事をサボって何、を、、、」


ついに妹さんに見つかった。


この部屋一応結界魔法で隠してあるのに何故バレたし?!


「それにお兄ちゃん!何それ!面白そう!どうなってるの?」


「ルカちゃんも観る?あ、お父様は仕事早くしてきましょうか?」


最近になって伯爵家の娘、ルカちゃんに懐かれている。


多分、起点はあそこだろう。


そう思って僕は思い出す。


あの時助けたルカちゃんとの記憶を。


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